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『葬送のフリーレン』OP映像解禁 YOASOBI×原作者が監修の小説「奏送」公開
 テレビアニメ『葬送のフリーレン』が29日、日本テレビ系で放送がスタートした。初回2時間スペシャルの放送でお披露目された、オープニング(OP)映像のノンクレジット版が公開された。

『葬送のフリーレン』OP映像&MVが解禁(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

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 ヒット曲を連発しているユニット・YOASOBIによるOPテーマ「勇者」に乗せて展開するこの映像は、絵コンテ・演出を『葬送のフリーレン』本編の斎藤圭一郎監督が担当。アニメ本編でヒンメルの死を目の当たりにし、人を知ろうとしてこなかったこれまでの自分を悔い、“人の心を知るための旅路”へ歩みを進めたフリーレンの心のように、映像が進むにつれて絵が次第に色を帯びていく演出となっている。

 今後、この映像が毎週の『葬送のフリーレン』のスタートを飾っていく。

 第2話以降は日本テレビ系の新アニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で10月6日より毎週金曜午後11時より放送。来年2024年3月まで連続2クールで放送されることが決まっている。

『葬送のフリーレン』OP映像&MVが解禁(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

『葬送のフリーレン』OP映像&MVが解禁(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

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 また、本編のOP映像だけでなく、OPテーマ「勇者」の楽曲フル尺のミュージックビデオ(MV)も公開。MVは『葬送のフリーレン』本編と同じくマッドハウスが制作し、全編『葬送のフリーレン』のオリジナルアニメーションで構成。

 YOASOBIが紡いだ静けさと激しさが同居するような楽曲「勇者」に乗せて、フリーレン、勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼンの“勇者パーティー”の4人が旅する姿、中でもフリーレンと彼女に大きな影響を与えるヒンメルの絆を感じさせる描写、そして時折り目に飛び込む切り絵のような演出が印象的なMVに仕上がっている。

楽曲用原作小説(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

楽曲用原作小説(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

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 さらに、この「勇者」を制作するために書き下ろされた、『葬送のフリーレン』原作者の山田鐘人先生の監修による楽曲用原作小説「奏送」もMVと同時に公開。

 “小説を音楽にするユニット”YOASOBI。彼らが『葬送のフリーレン』のOPテーマを制作するにあたり執筆された小説「奏送」で綴られるのは、勇者ヒンメルの死後5年後にフリーレンが訪れた“音楽都市”と称される小都市を舞台にした物語。音楽があふれるその場所で出会った老女からフリーレンは、ある難解な依頼を受けることに…。「奏送」は、アニメ『葬送のフリーレン』公式ホームページで公開中。

『葬送のフリーレン』キービジュアル(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

『葬送のフリーレン』キービジュアル(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

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 同作は、2020年4月より『週刊少年サンデー』にて連載中の同名漫画が原作で、魔王を倒した勇者一行のその後を描く“後日譚ファンタジー”。魔法使いのエルフ・フリーレンが、勇者亡き後の世界で、新しい仲間達と共に新たな冒険を繰り広げるストーリーとなっている。

 “魔王討伐後”という斬新な時系列で展開する、胸に刺さるドラマやセリフ、魔法やによる戦い、思わず笑ってしまうユーモアなど、キャラクターたちが織り成す物語が多くの読者を獲得。「マンガ大賞2021」で大賞を受賞した人気作品で、コミックスは累計1000万部を突破している。

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