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柳楽優弥「新たな風を吹かせたい」ドラマシリーズ『ガンニバル』続編制作決定
 俳優の柳楽優弥主演で二宮正明のヴィレッジ・サイコスリラーを実写ドラマ化し、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で昨年末より配信された『ガンニバル』の続編(シーズン2)制作が決定。そのアナウンス動画とともに、柳楽から「期待して、待っていてください」と熱のこもったコメントも届いている。

ディズニープラスで7話まで配信中の『ガンニバル』続編制作決定 (C)2023 Disney

ディズニープラスで7話まで配信中の『ガンニバル』続編制作決定 (C)2023 Disney

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 都会から遠く離れた山間にある供花村で、「……この村では、人が喰われているらしい」という信じがたい噂の真相が徐々に明らかになり、柳楽演じる主人公の警察官・阿川大悟がある真実にたどり着く寸前のところで幕を閉じたシーズン1(エピソード1〜7)。微妙なところで終わっていたため、続編を望む声が上がっていた。

 原作者の二宮も「あんな終わり方しといて、シーズン2、、もうないんだろうなと思っていた皆様、同感です!僕ももう諦めておりましたがまさかのシーズン2!!」と、続編制作決定の一報に大喜び。さらに「今回漫画にはなかった展開もありそうなのでより一層いち視聴者として楽しみにしております!ガンニバル万歳!!!!」と、シーズン2ではオリジナルの要素が盛り込まれることを明かす。謎に包まれている供花村(くげむら)の隠された真実が明らかとなる。

 家族思いだが、狂気じみた一面も見せる大悟役の柳楽をはじめ、供花村を支配する後藤家の次期当主・後藤恵介役の笠松将、大悟の妻・阿川有希(ゆうき)役の吉岡里帆らキャスト陣、前作で監督を務めた片山慎三、脚本の大江崇允、プロデューサーの山本晃久らが再集結する。

 柳楽は「前作の世界観はありつつも、影響力を持つ作品だと思うので今回もイノベーティブに作品が持つ力強さだったり、クリエイター、製作陣、スタッフ、キャストとエネルギーがたくさんあるこのチームで新たな風を吹かせたいなと思っています」と、新たな撮影に向けた意欲あふれるコメントを寄せている。

 笠松は「また後藤家に帰ることができて、心から幸せです。シーズン1を超えるスケールの作品を皆様にお届けできるよう、安全第一で現場に臨みたいと思います。もうしばらくお待ちください」と、本作へ再び出演できる喜びとともに、前作超えを目指すと宣言。

 吉岡は「ついにシーズン2が始動します。大変ありがたいなと思っていました」と、前作配信時の反響を明かしつつ、「ガンニバルは後半にかけてさらに盛り上がっていく作品だと思っているので出演者の1人として、そしてガンニバルファンとしてもワクワクしています。とはいえ、まずは撮らなければなのですが(笑)」と、出演者としてもファンとしても作品への期待でいっぱいだ。

 片山監督も、キャストたちに負けないぐらい続編に気合が入っており、「前回で、明らかになった供花村の秘密が、その呪いが、より深く、より広がっていく様を描いて行けたらと思っております」と、シーズン2への強い決意を感じさせる。脚本の大江は「『ガンニバル』は愛に関する物語なのかもしれません。決してホラーやスプラッターではありません。今回はこれにアクションが加わりました」とコメントしている。

 今回、解禁されたビジュアルは、『ガンニバル』の世界観をイメージした赤黒の色調で、“これで、終わらせる、すべてを”という、大悟の強烈な意志を感じさせる強いメッセージとともに、狂気さをにじませつつ鋭い眼光を放つ大悟の姿が描かれている。また、シーズン1で大悟の印象的なせりふ「ボケカスが!」とともに始まる映像は、終始聞こえてくる大悟の呼吸音が不穏さを感じさせ、最後には供花村に潜む謎の存在“あの人”の姿も…。完結に向けて、シーズン2が動き出す。

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