ORICON NEWS｜オリコンニュース

　24日に開催の『RIZIN.44』（さいたまスーパーアリーナ）に出場する白川陸斗と、10月1日開催の『RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA』（ドルフィンアリーナ）に出場するヒロヤが19日、都内のジムで合同公開練習を実施した。

【写真】その他の写真を見る

　白川はアウトサイダーで経験を積み、DEEPを経て2020年からRIZINに参戦。これまで3勝1敗の戦績だが、22年7月のヴガール・ケラモフ戦を上腕二頭筋の負傷のため欠場した。今回の中原由貴戦が約2年ぶりの復帰戦となる。

　実力者の中原との試合で、下馬評は白川不利の声が多いが、公開練習で軽快な打撃の連打を見せた中原は「みんな僕が負けると思いすぎ。みんなが思ってるより強いし、過小評価だと思っている」と改めて実力をアピール。ヒロヤも「白川選手は3連勝していて、相手もみんな強い（朴光哲、青井人、山本琢也）」と白川の強さを力説した。

　今回の試合について「ずっと中原選手と試合がしたいとマネージャーに話していた。強いけど上位陣に絡んでいない、去年大みそかに鈴木千裕選手に負けている。僕は欠場していたけど3連勝していて、自分にとって“ちょうどいい”相手だと思っていた」と自身の希望であったことを明かす。

　白川は、同じジムに所属する朝倉未来が手掛ける格闘技イベント『BreakingDown』でスペシャル・アドバイザーを務め、動画などに出演してきた。この2年間でBreakingDownが一気に人気が出たことで「知らない人からしたら、僕のことをジムの関係者か朝倉兄弟と仲のいいから隣りに座ってる人って感じかもしれない（笑）。でも僕はRIZINトップファイターだという実力を見せたい」と、“BreakingDown新規”に真の姿を証明すべく本来の舞台へ向かう。

　現在のRIZINフェザー級は、王者のケラモフと前王者のクレベル・コイケを中心に群雄割拠となっている。腕の負傷のため下半身を徹底的に鍛えてきたという白川は「ここから連戦連勝して、ケラモフ、クレベル、斎藤裕選手や鈴木（千裕）くんとも戦いたい」と先を見据え、「あと平本蓮をボコボコにしたい。早く帰ってこいよ」とかつてSNSでバトルした因縁の相手を挑発した。

●『RIZIN.44』対戦カード
・フェザー級
牛久絢太郎vs.萩原京平
・フェザー級
クレベル・コイケvs.金原正徳
・ライト級
スパイク・カーライルvs.堀江圭功
・フェザー級
中原由貴vs.白川陸斗
・フェザー級
摩嶋一整vs.横山武司
・バンタム級
中島太一vs.岡田遼
・ヘビー級
シビサイ頌真vs.ヤノスチューカス
・ヘビー級
スダリオ剛vs.トッド・ダフィー
・フライ級
福田龍彌vs.山本アーセン
・フライ級
征矢貴vs.ラマザン・テミロフ
・70キロ級（キックボクシングルール）
安保瑠輝也vs.宇佐美正パトリック

★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」