公開延期となっていたテレビアニメ『モノノ怪』の完全新作エピソードとなる劇場版『モノノ怪』が、2024年夏に公開されることが決定した。また、主人公・薬売り役は降板した櫻井孝宏から神谷浩史へキャスト変更することが発表され、あわせてキャラクターボイスを聴くことができる特報映像が公開された。
劇場版は当初2023年に公開される予定で、櫻井がテレビシリーズに続き主人公・薬売り役を担当することになっていたが、櫻井が昨年10月に『文春オンライン』で一般女性との不倫が報じられたこともあり、今年2月に作品公式サイトで「2023年内の公開を予定しておりました『劇場版モノノ怪』は、公開時期を延期させていただくこととなりました。誠に申し訳ございません」と公開延期を報告。
キャスト変更についても「薬売り役のキャストを変更することと致しました」とし、「『劇場版モノノ怪』は舞台を大奥に移し、女性たちの苦しみと救済を描こうとしております。その作品性の観点からの決断となります。ファンの皆様にはお詫び申し上げるとともに、変わらぬ必援をいただけますと幸いです」と理由を説明していた。
そして今回、劇場版の公開日が2024年夏に決まり、薬売り役も神谷浩史に決定。あわせてキャラクターデザインは漫画家の永田狐子、アニメーションキャラデザイン・総作画監督は『つり球』『ガッチャマン クラウズ』で中村健治監督とタッグを組んできた高橋裕一が担当することも明らかになった。
公開された特報映像は、薬売りが本作の世界へと誘う声と共にスタート。神出鬼没で、謎多き男・薬売りが、煌びやかな女中たちの間でも一際目立つ黒い衣装を纏い現れる。劇場版のスケールを感じさせる壮大な音楽と並走して、独特な色使いと緻密な美術で『モノノ怪』ならではの印象的なカットが連続し、男子禁制の大奥で、女中たちが生み出す情念と、神谷が作り上げる薬売りに期待が高まる仕上がりになっている。
『モノノ怪』は、2007年7月にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送されていた作品で、「真(まこと)」「理(ことわり)」「形(かたち)」を見極め、モノノ怪を斬ることのできる退魔の剣を持つ、謎の男「薬売り」の物語。人の心とアヤカシが生み出す凄絶なる惨劇を、諸国を巡る薬売りと退魔の剣が断つ姿を描いたストーリー。
和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせて、今までにない斬新な映像を生み出した話題作品で、2020年に行われたノイタミナ歴代70作品を対象とした投票企画「あなたが選ぶ思い出の3作品」(2005〜09年度制作部門)では、堂々の第1位を獲得するなど今もなお根強い人気となっている。
■『劇場版 モノノ怪』作品情報
監督:中村健治
キャラクターデザイン:永田狐子
アニメーションキャラデザイン・総作画監督:高橋裕一
美術設定:上遠野洋一 美術監督:倉本章 斎藤陽子
色彩設計:辻田邦夫 ビジュアルディレクター:泉津井陽一
3D
監督:白井賢一 編集:西山茂 音響監督:長崎行男 音楽:岩崎琢
プロデューサー:佐藤公章 須藤雄樹 企画プロデュース:山本幸治
制作:EOTA 製作:ツインエンジン
■あらすじ
モノノ怪生まれるところに何処からともなく現れ、モノノ怪を斬り、祓い、そして鎮め、救う…謎の男・“薬売り”。此度、薬売りが現れたるは、女たちの情念が渦巻く“大奥”。豪華絢爛で荘厳美麗な世界に潜む“女の情念”と、そこで生まれる“モノノ怪”の正体とは。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
劇場版は当初2023年に公開される予定で、櫻井がテレビシリーズに続き主人公・薬売り役を担当することになっていたが、櫻井が昨年10月に『文春オンライン』で一般女性との不倫が報じられたこともあり、今年2月に作品公式サイトで「2023年内の公開を予定しておりました『劇場版モノノ怪』は、公開時期を延期させていただくこととなりました。誠に申し訳ございません」と公開延期を報告。
キャスト変更についても「薬売り役のキャストを変更することと致しました」とし、「『劇場版モノノ怪』は舞台を大奥に移し、女性たちの苦しみと救済を描こうとしております。その作品性の観点からの決断となります。ファンの皆様にはお詫び申し上げるとともに、変わらぬ必援をいただけますと幸いです」と理由を説明していた。
そして今回、劇場版の公開日が2024年夏に決まり、薬売り役も神谷浩史に決定。あわせてキャラクターデザインは漫画家の永田狐子、アニメーションキャラデザイン・総作画監督は『つり球』『ガッチャマン クラウズ』で中村健治監督とタッグを組んできた高橋裕一が担当することも明らかになった。
公開された特報映像は、薬売りが本作の世界へと誘う声と共にスタート。神出鬼没で、謎多き男・薬売りが、煌びやかな女中たちの間でも一際目立つ黒い衣装を纏い現れる。劇場版のスケールを感じさせる壮大な音楽と並走して、独特な色使いと緻密な美術で『モノノ怪』ならではの印象的なカットが連続し、男子禁制の大奥で、女中たちが生み出す情念と、神谷が作り上げる薬売りに期待が高まる仕上がりになっている。
『モノノ怪』は、2007年7月にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送されていた作品で、「真(まこと)」「理(ことわり)」「形(かたち)」を見極め、モノノ怪を斬ることのできる退魔の剣を持つ、謎の男「薬売り」の物語。人の心とアヤカシが生み出す凄絶なる惨劇を、諸国を巡る薬売りと退魔の剣が断つ姿を描いたストーリー。
和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせて、今までにない斬新な映像を生み出した話題作品で、2020年に行われたノイタミナ歴代70作品を対象とした投票企画「あなたが選ぶ思い出の3作品」(2005〜09年度制作部門)では、堂々の第1位を獲得するなど今もなお根強い人気となっている。
■『劇場版 モノノ怪』作品情報
監督:中村健治
キャラクターデザイン:永田狐子
アニメーションキャラデザイン・総作画監督:高橋裕一
美術設定:上遠野洋一 美術監督:倉本章 斎藤陽子
色彩設計:辻田邦夫 ビジュアルディレクター:泉津井陽一
3D
監督:白井賢一 編集:西山茂 音響監督:長崎行男 音楽:岩崎琢
プロデューサー:佐藤公章 須藤雄樹 企画プロデュース:山本幸治
制作:EOTA 製作:ツインエンジン
■あらすじ
モノノ怪生まれるところに何処からともなく現れ、モノノ怪を斬り、祓い、そして鎮め、救う…謎の男・“薬売り”。此度、薬売りが現れたるは、女たちの情念が渦巻く“大奥”。豪華絢爛で荘厳美麗な世界に潜む“女の情念”と、そこで生まれる“モノノ怪”の正体とは。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2023/08/04