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「走るトムがよく映える」建設中の空港で撮影する“ミッション”は大成功 アブダビパートを語る
 トム・クルーズ演じるスパイ組織IMFに所属する主人公イーサン・ハントと彼率いるチームの活躍を描く、人気シリーズ第7弾となる『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(7月21日公開)より、「走るトムがよく映える」最先端で巨大な空港と、“空虚の地“と呼ばれる壮観な砂丘――アラブ首長国連邦のアブダビで敢行したロケーション撮影について語る特別映像が解禁となった。

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(7月21日公開) (C)2023 PARAMOUNT PICTURES.

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(7月21日公開) (C)2023 PARAMOUNT PICTURES.

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 シリーズが集大成へとむかい、「より壮大にするために、ふさわしい場所を探していた」とクリストファー・マッカリー監督は語る。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』では、アブダビの砂漠、ベネチアの迷路のような道と運河、ローマの歴史的な街並み、ノルウェーの広大な山々などのロケーションも登場人物の一人のような存在感を放っている。解禁された特別映像ではその中の一つ、世界有数のリッチな街と広大な砂漠とが隣り合わせな魅惑の大都市・アブダビでの撮影について、クリストファー・マッカリー監督のコメント共に本編シーンと撮影風景が収められている。

 砂丘の中に建設された左右非対称の建物、アブダビの空港、ミッドフィールド・ターミナルは、撮影当時はまだ建設中だったため、撮影可能な場所と不可能な場所の制限に悩まされることなく撮影を敢行。オープン前の空港で自由度の高い撮影を行うことができたことに対し、監督は「今までにないシーンが撮れた」と自信をもって語る。そして、オープンすれば世界最大となる巨大な砂漠のようなデザインの国際空港ターミナルに対して、「とても美しい場所だったよ。実に壮大で、走るトムがよく映える」と、イーサン・ハントが走る姿が美しく映えるシーンを撮ることができた建物に、惜しみない賛辞を送る。

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(7月21日公開) (C)2023 PARAMOUNT PICTURES.

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(7月21日公開) (C)2023 PARAMOUNT PICTURES.

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 また、「砂漠での撮影は長年の夢だった」と語る監督は、起伏のある砂丘だけでなく塩原もあるアブダビの砂漠の上に、プロダクション・デザイナーのゲイリー・フリーマンと彼のチームが、わずか5週間で廃坑の町を作り上げ、 “空虚の地“と呼ばれる砂丘で撮影を敢行。イーサンが馬に乗って疾走するシーンについて、トムはスタントを使うことなくすべてのショットをこなしたといい、「簡単に見えるが実際は複雑で、トムの(乗馬の)スキルが光っている」と、ここでもアクションへのこだわりが詰まっていることを明かす。

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 自然な方法で、馬や砂漠、砂嵐やエキゾチックな場所を登場させて、少し昔に戻ったような感じを与えたい、と考えていた監督は、ハイテク都市と壮大な砂漠の風景という絶妙な組み合わせが得られるアラブ首長国連邦の砂漠で、暑さと撮影の複雑さもありながら、苦労に見合うだけの価値があったという。

 アブダビパートのクランクアップで大きな拍手を受け、「景色の美しさと人々の温かさに、何よりやる気が出た」と感謝の気持を込めてコメントをした監督。「これまでで最も巨大なセット」という、壮大で美しいアブダビのシーンは、物語の前半に登場する。

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  • 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(7月21日公開) (C)2023 PARAMOUNT PICTURES.
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