小沢健二の東大講義、ロックバンドセットの一般公演が決定 27年ぶり“渋谷公会堂”で
 シンガー・ソングライターの小沢健二が、10月2日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で『東大900番講堂講義・追講義 + Rock Band Set』と題した講義を行うことが決定した。

10月2日にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で『東大900番講堂講義・追講義』を実施する小沢健二

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 小沢は既報のとおり、9月30日に母校・東京大学で『東大900番講堂講義』を予定している。三島由紀夫の公開討論会が行われたことでも知られる東大駒場キャンパス900番教室の教壇に小沢が登壇し、新曲・旧曲の演奏も含めた“アトラクションのような講義”を行うことが予告されている。

 この講義には大学生・院生と東大の教職員しか出席できず、会場の収容人数も600席程度のため、参加資格を持たないファンに向けての追講義実施が予告されていたが、今回LINE CUBE SHIBUYAで実施することを発表。約2000人収容で学生以外の参加も可能だが、ドレスコードとして「パーティー向きの服装および懐中電灯」が指定されている(懐中電灯は充分に充電されたスマホも可)。

 渋谷公会堂は、小沢が1994年5月に「ラブリー」「愛し愛されて生きるのさ」を新曲として披露したツアーの会場。同年10月には初めてストリングスセクションをバックに「ぼくらが旅に出る理由」などアルバム『LIFE』の楽曲を演奏するなど、転機となってきた場所。同所での公演は、1996年12月のアコースティックコンサート『"lover"』以来、約27年ぶりとなる。

 小沢は「東大本講義と同じ内容の講義(新曲・旧曲の演奏含む)のあと、ロックバンドセットでさらに演奏します。レッツパーリー」とのメッセージを寄せた。

 入場チケットの先行予約はきょう14日に受付開始。来場者には小沢自身が執筆・デザインを担当した教科書と、小沢デザインによるニットのジャガード編みバッグがプレゼントされる。

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