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“中田英寿の個性”前園真聖&城彰二が明かす ホテルの棚に衣類を整頓…先輩分も ランニングでは逆走
 サッカー元日本代表・城彰二のYouTube「JOチャンネル」に、1996年のアトランタ五輪メンバーだった前園真聖が出演。26日に公開された動画では、当時監督を務めた西野朗氏を交え、ともに“マイアミの奇跡”を起こした中田英寿氏について語った。

(左から)前園真聖、中田英寿、城彰二 (C)ORICON NewS inc.

(左から)前園真聖、中田英寿、城彰二 (C)ORICON NewS inc.

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 前園と城は鹿児島実業高校の先輩・後輩の間柄で、中田氏はさらに下の世代。中田氏の飛び級選出について、西野氏は「U-17からずっと追いかけてた」とし、前線でトライアングル起用が頭にあったという。ホテルで前園と同じ部屋にしたことも「コミュニケーションとってほしいというコンビで部屋割りをした」と説明した。

 城が「(ホテルの部屋で)話したの?」と聞くと、前園は「あんな感じじゃない。性格もわかんないから」と振り返りながら、「最初の日からあいつは洋服を開けて、スーツケースから、ホテルの棚に並べて入れてて、なんだコイツ?と思って」とエピソードを披露した。

 前園は「(棚に並べるの)いないじゃん?俺ら、スーツケースから出してってやってるじゃない」といい、「変わってるなと思ったら、次の日、俺のも並べてあったから、しっかり」と笑わせた。城が「よい奥さんになれるね」というと、前園は「それが強すぎて駄目なんだと思う、(だから)結婚できないんだと思う」とオチをつけた。

 中田氏は当時からイタリア語の辞書を読むなど異色だったというが、先輩から見ると「人懐っこかった」という。城は「部屋に勝手に入ってきて、本とお菓子と持って、黙って読んでたりとか」と語った。

 一方、プレー中は「シュート打ってんじゃない?」「わざとやってるの?」と城が追いつけないパスを供給。西野氏は「確かに今思えば、そのぐらいのパススピードじゃなきゃいけない」としながら、ウォームアップのランニングでは中田氏が「逆(回りで)走っていいですか?」と一人で逆走するなど、その強烈な個性に指揮官として戸惑ったことも明かした。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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