実業家の前澤友作氏が18日、3人組ロックバンド・Hi-STANDARDの難波章浩（Vo＆Ba）、横山健（Gt）とのスリーショットをSNSで公開し、2月に亡くなった恒岡章さん（Dr）をしのんだ。

　かつてハードコアパンクバンド・Switch Styleのドラムを担当し、当時から同バンドとも交流があった前澤氏はこの日、千葉・幕張メッセで開催されたロックフェス『SATANIC CARNIVAL2023』に出演した難波と横山と撮影した写真をアップ。「こんなにカッコいいおじさん達いないよ本当に。つねさんも天国から見てたかな」と思いをはせ、「ハイスタは続く。そしてずっと僕たちをインフルエンスし続けてくれる。難波さん、健さん、今日はありがとうございました」と感謝をつづった。

　ハイスタはこの日、Ken YokoyamaのEiji、The BONEZのZAX、マキシマム ザ ホルモンのナヲをサポートドラマーとして招き、全13曲を披露。

　ナヲはステージ後、SNSを通じて「正直私なんかがやっていいの？ってめちゃめちゃ悩みました。でもあのお2人から声をかけて頂けてそれに応えない訳にはいかないっしょ？」と当時の心境を吐露。続けて、当日のステージについて「ずっとずっと胃が痛かったよ…手先が冷たくなって震えてた」と回顧しつつ、「皆さん、聞いてください!! 私…ハイスタのステージで叩いたの！」「泣いちゃったけど頑張ったよ？えらい？」とファンに報告。自身のドラムスティックと恒岡さんのシグネチュアスティックをならべ、「ツネさん見守ってくれてありがとう」とつづった。

　ZAXは「約3ヶ月前に難波さんから電話を頂いて即返答したのを覚えています」とオファーを回顧し、自身とも重ねながら「P.T.PでKを失ってHi-STANDARDはつねさんを失って凄くまたあの気持ちが甦って苦しくなった」と胸中を明かした。ともにサポートを務めた2人を「えっくん（Eiji）も、なおちゃんも、皆んな色んな思いで叩いて本当に素晴らしい演奏で感動したっす」と労い、「今後ももっともっと精神力を高めて、音楽でバンドで誰かの為になれるようなドラマーで有りたい」と決意も。最後に「Hi-STANDARDお帰りなさい！バンド最高。音楽最高」と思いを伝えた。