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映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』早業サインシーン&奈々瀬に見惚れる若き日の露伴、本編映像解禁
 俳優の高橋一生が主演する映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(公開中)より、原作でもおなじみ、主人公の人気漫画家・岸辺露伴(高橋)が目にも止まらぬ早業でファンにサインするルーヴル美術館内のシーンと、妖しげな魅力を放つ奈々瀬(木村文乃)を、青年期の露伴(長尾謙杜)が真剣な眼差しで描く“回想編”の2つの本編シーンが解禁となった。

奈々瀬に見惚れる若き日の露伴(長尾謙杜)=映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(公開中)(C) 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

奈々瀬に見惚れる若き日の露伴(長尾謙杜)=映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(公開中)(C) 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

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 露伴が青年期に出会い、淡い思いを抱いていた女性・奈々瀬から聞いたこの世で「最も黒い絵」にまつわる謎の真相を求めて、日本を飛び出し「最も黒い絵」が所蔵されている世界最大級の美術館・ルーヴル美術館へ足を運んだ露伴を待ち受けていた“最大の事件”を日仏を股にかけ、圧倒的スケールで描く本作。

 1つ目のシーンは、かなり気難しい性格の持ち主だが、海外でも高い知名度と人気を誇り、漫画に対する熱いこだわりと情熱を持つ露伴と、持ち前の天真爛漫さとマイペースさでクセ者の露伴すら時折振り回す、ある意味“最強”の担当編集・泉京香(飯豊まりえ)が、取材先のルーヴル美術館へ到着して早々、現地のやんちゃな若者に露伴であることを気付かれ、館内に声が響きわたるほどのハイテンションでサインを懇願されるシーン。

 12世紀に城塞として建てられてから今日まで長い歴史を持つ、世界でも最高級の美術館に似つかわしくないラフな格好をする若者2人組に対し、「君たち漫画ファン? なんだその格好は ここは先人の作品の眠る場所だ。敬意を払え」と流暢なフランス語で苦言を呈す露伴に対し、気を利かせた京香が「露伴先生は今仕事中です サインできません。ごめんなさい」とつたないフランス語を一生懸命に使いながら申し訳なさそうに伝える。

 大好きな露伴にサインがもらえずに2人組が心底がっかりしていると、無駄のない動きで既にエスカレーターを下り始めた露伴から「もうしたよ ありがとう」と驚きのせりふが飛び出す! 目にもとまらぬ早業で若者たちのベストやメモ帳にサイン(露伴のデビュー作で16歳から集明社で連載している「ピンクダークの少年」のイラスト付き!)をしていたという、ファンを大切にする露伴らしい粋なシーンとなっている。

 もう一方のシーンは、本作でついに明かされる露伴の“知られざる過去”の回想シーン。物語のキーパーソンともいえる奈々瀬と、漫画家デビューしたての青年期の露伴(長尾)がはじめて言葉を交わす場面。漫画の執筆に集中するため、夏の間泊まり込むことになった祖母の経営する元旅館アパートで見かけた奈々瀬の姿に思わずみとれてしまった露伴は、その姿をスケッチブックに描写していた。

 夢中で鉛筆を走らせていたすきに姿が見えなくなった奈々瀬を探して中庭に飛び出すと、「もしかして探しているのは私?」という言葉とともに奈々瀬が現れる。たじろぐ露伴をしり目に、自身が描かれたスケッチブックをまじまじと見つめる奈々瀬と、そんな奈々瀬からスケッチブックを取り返そうとするものの翻ろうされる露伴。「漫画? あなた、漫画描くの?」と尋ねられる露伴だが、覗きをしていたと思われまいとする必死な姿から、青年期だからこその純粋さ、彼女に見惚れていたことへの恥ずかさと後ろめたさが垣間見えるシーンだ。

 怪しげな大人の色気を醸し出す奈々瀬と、困惑しながらもどこまでもピュアに真っすぐに彼女に対峙する若き露伴。果たしてこの出会いが、どのように“岸辺露伴最大の事件”へつながっていくのか? これまで描かれることのなかった露伴のルーツをひも解き始める、こちらも重要なシーンとなっている。

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  • 奈々瀬に見惚れる若き日の露伴(長尾謙杜)=映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(公開中)(C) 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
  • 奈々瀬(木村文乃)=映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(公開中)(C) 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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