2002年〜03年にかけて放送されたスーパー戦隊シリーズ第26作『忍風戦隊ハリケンジャー』の放送20周年を受け、新作Vシネクスト『忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary』が製作された。ORICON NEWSでは、ハリケンレッド/椎名鷹介・鷹之介役の塩谷瞬、ハリケンブルー/野乃七海・なみ役の長澤奈央、ハリケンイエロー/尾藤吼太・吼太郎役の山本康平にインタビューを実施。20年目にして判明した“変身秘話”など、和気あいあいトークを繰り広げた。
■20周年記念作品に感慨 大江戸ハリケンレッドに長澤奈央&山本康平が嫉妬?
『忍風戦隊ハリケンジャー』のキャッチコピーは「人も知らず 世も知らず影となりて悪を討つ!」で2013年には、番組終了から10周年を記念して、Vシネマによる続編『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』が制作された。テレビシリーズから20年、10 YEARS AFTERから10年。20周年で『ハリケンジャー』新作オリジナル作品が誕生した。6月16日から期間限定で劇場上映、10月25日にはBlu-ray&DVDがリリースされ、通常版のほか「大江戸メダル版」も同時発売となる。
――20周年記念作品が製作されました。
【塩谷】夢のような時間でした。僕たちがやりたかったことを20年追い求めて、こうしてできることを感謝しています。20年、僕たちが役者を続けて全力でやってきた姿勢、スーパー戦隊もステキなヒーローが生まれ続けたこともあって、ぐるっと回って、こうしてできた。たくさんの愛を感じましたし、感謝の一言です。
【長澤】20周年で新作。しかも劇場で上映。できると思っていなかったです。ここに皆さんといられて感無量です。
【山本】うそばっかり(笑)。「20周年、絶対やる!」って言ってたじゃん!「できると思っていなかった」って、俺の苦労は何だったんだ!
【長澤】やりたいけど…。
【山本】できないと思ってたのを、やらせてたの?(笑)
【塩谷】ツッコミがうまくなった!
【山本】でも、本当にスタッフさんとみんなの思いが詰まってできた。よかったね。あとは見てくれる人たちが「『ハリケンジャー』多くね?」って拒否反応さえ起こさなかったら。
【長澤】今回はお腹いっぱいの方が見ても、全然違うから!なんて言ったって江戸です!いつもの衣装でも出てきますけど和服着てますから!「『ハリケンジャー』はもういいよ…」って思わないで!
【山本】本当に感謝しかないですね。
――本作オリジナルキャラクター「大江戸ハリケンレッド」も登場します。
【塩谷】本当に感動しました。最初に衣装合わせでデッサンを見て、スゴくカッコいいなと思いました。僕も大江戸ハリケンレッドを着させていただきました。役者を20年やっていても歌舞伎風の衣装を着ることは少ないです。『ハリケンジャー』の20周年の作品で新フォームができるなんて、スゴいサプライズ!衣装さんは僕らが現役の時の衣装さん。当時の『ハリケンジャー』の服でくつ下も『ハリケンジャー』でした。ハリケンジャー愛が強くて僕らが忘れていたことも覚えていて。そういう愛情に囲まれての撮影でした。
【山本】大江戸ハリケンレッド、カッコいいですよね…。
【長澤】ずるいですよね…。私たちも変身したかった…。
【塩谷】ということは『2』で?
【山本】とりあえず、20周年が成功しないと何も起きないので(笑)。
【塩谷】信じるか、信じないかは皆さん次第ですが、皆さんがたくさん見たら、その願いはかないますよ!『ハリケンジャー』は不可能を可能にしてきているので!
――久しぶりに『ハリケンジャー』の衣装を着た感想を。
【長澤】この衣装を着て、そろうと当時にタイムスリップする。変わらない感じがする。革手袋がないと不安になります(笑)。
【山本】でも、皮パンじゃなくて、ダボダボの方も懐かしいなって思いますね。
【長澤】『海賊戦隊ゴーカイジャー』にゲストで出た時のエンディングで着たよね?私、ミニスカートはいたもん。衝撃だった(笑)。
――今だから言える懺悔トークはありますか?
【山本】20年前は懺悔しかない(笑)。今回も懺悔がいっぱいですけど(笑)。
【塩谷】失敗を繰り返して成長した戦隊だからね(笑)。
【長澤】私、足が遅くて…。でも、同じ忍者なので一緒に走るシーンがとても多いんです。スゴく前からスタートして一緒に走ってました(笑)。
【塩谷】アクションもできますし、なんでもできちゃう。早そうな顔もしている。だけど…。10周年の時は、みんな忘れていて、一緒に走るところでパッと後ろを振り返ったらスタート地点近くで遅れていた(笑)。「重りつけてる?」みたいな(笑)。
【山本】10周年の時はみんな足取り重かったけど、輪をかけて遅かった(笑)。
【長澤】足が上がらない、上がらない(笑)。だから、みんなより、だいぶ前からスタートさせてもらっていました。
【山本】俺らが変な走り方になっているのは、奈央に合わせるため。いろいろやったよね(笑)。
【塩谷】「合わせるんですよ!」って俺らが逆に怒られた(笑)。
【長澤】だって、それ以上早く走れないんだもん!しょうがないじゃん!
【塩谷】走れる顔してるんだけどなぁ…。
【山本】顔じゃないから(笑)。
■「シノビチェンジ」息ぴったりな秘訣は、まさかの一言 懺悔トークも大盛り上がり
――塩谷さんの失敗談はありますか?
【塩谷】失敗の繰り返しでしたね。初めての芝居でしたから。全部の回で間違えた。バミリで止まれなくて、スゴい前に行っちゃうとか…。
【長澤】同じ場所に立てないんです。
【塩谷】19歳で初めての芝居。康ちゃんも初めてで、2人がわかっていなかった。
【山本】「抜けろ」の意味がわかっていなかった。
【塩谷】どこから何を抜けばいいのか、と。そしたら最年少の奈央が来て「こうだよ」って(笑)。学びの繰り返しでした。
【山本】でも、僕はあの1年、塩谷さんの後ろに着いて抜けていたので、抜けだけはうまくなった(笑)。
【長澤】刀を背負っているから、抜けるのが大変で…。「塩谷先生、さっきと動きが違うから、こっちから抜けよう!」みたいな(笑)。
【塩谷】後から「役者は同じ動きを何回もする」って聞くんですけど、初めてだったので常にもっといい芝居ができるんじゃないかと思って。だからテストとかから毎回、変わる。それも怒られましたね(笑)。「もっといい芝居を届けたいんです!」と言ったら「動きは一緒にしろ」と。そしたら「動きが一緒じゃ感情が変わりません!」で「ダメだ!」と。アホでしたね(笑)。
――山本さんは?
【山本】もう20年前は懺悔だらけです。
【長澤】日焼けして怒られてたよね?
【山本】僕が黒すぎて、長澤さんが白すぎて、照明部さんが本当に困っていました。後は俺のせいじゃないんですけど、メットに牙が生えていることも怒られました(笑)。牙のせいで影が出ちゃうから「なんでイエローは…」って怒られたんですけど、俺のデザインじゃないんですけど…。でも、俺が悪いんです。それも全て懺悔です(笑)。
――『ハリケンジャー』思い出の1話を教えてください。
【山本】家族の話が多かったので。妹とあやめばあちゃんの話が印象的ですね。楽しかったですし、女優さんたちがうまかったので、ついていくのに必死でした。
【長澤】フラビージョとの伝説の30話かな。着物で立ち回りをさせてもらった。ナイターでの撮影だったんですけど、当時18歳の自分としてはワクワクで。今じゃ考えられないんですけど、終了時刻が「30時」で。「何時、これ?やばい、やばい!」みたいなことも記憶に残っています(笑)。
【塩谷】そういう意味で言うと、カブトライジャーと命を懸けて助け合って復活する回。スゴく熱い。ゴウライジャーと一つになる。物語として3人が5人になる最初の瞬間だったと思います。
――3人で同時変身が20年経っても息ぴったりな秘訣を教えてください。
【長澤】「行くぞ!」「おう!」からやらないとダメだんですよ!
【山本】「忍風・シノビチェンジ!」からじゃ合わないんです、不思議なもんで。気合いが入って「忍風」って行くから合うんです。
【塩谷】それぞれの温度感の「忍風」だとズレちゃうんです。
【長澤】20年経ってわかりました(笑)。
【山本】そうなんです。『ドンブラザーズ』とのコラボで判明しました(笑)。全然、そろわなくて「行くぞ!」「おう!」からやったらすぐできました。
【長澤】もっと早く知りたかったですね(笑)。
――最後に見どころを教えてください。
【山本】歴史ある時代劇とスーパー戦隊のコラボレーションになっています。幅広い世代の方に楽しんでもらえると思います。ぜひ、劇場に足を運んでいただいて、忍者っていいな、スーパー戦隊っていいな、時代劇っていいな、って1人でも多くの人に思ってもらえたら、うれしいです。そして何よりも現代の『ハリケンジャー』と江戸時代の疾風流が絡んでいるのはお宝映像だと思うので、その辺りも楽しんでいただければと思います!劇場でお待ちしています。
【長澤】20周年の作品なんですけど、江戸時代の私たちのご先祖様という新しいキャラクターが出てきます。新しい世界観なので『ハリケンジャー』を知らない人が見ても楽しめる新作になっていますので、ぜひ劇場に足を運んでご覧になってください!
【塩谷】今回、『ハリケンジャー』20周年。愛と感動が詰まった作品になっています。たくさんの方の「思い」が詰まった作品。脚本に描かれていない部分など見た以上に何か感じていただけると思います。我々は生涯現役でやっていきますので、皆さんが何十回も見てくれたら『2』『3』とかもできるかもしれません(笑)! それじゃあみんな!
【3人】セイ・バイバイ!
■『忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary』ストーリー
時は江戸時代、無限斎(西田健)に仕える疾風流の忍者・鷹之介(塩谷瞬)、なみ(長澤奈央)、吼太郎(山本康平)と迅雷流の一角(白川裕二郎)、一牙(姜暢雄)の前にウラ七本槍のオイランダ、アウンジャが出現し、迅雷流の二人が護衛する照姫(羽瀬川なぎ)が襲われる。照姫のもつ世界を滅ぼすと言われる天翔石を狙っていたのだ。一角、一牙では全く歯が立たず、万事休すかと思われた瞬間、おぼろ(高田聖子)とその助手・雲母坂(木村葉月)が送り出したハリケンジャー、ゴウライジャーたちが突如現れ、激闘を繰り広げる。現代から江戸時代へタイムスリップしてきたハリケンジャーたちは鷹之介たちを救い出すが、過去時空での滞在時間が限られており、鷹之介たちに願いを託し現代へと戻っていく。絶体絶命、再度オイランダの攻撃に全滅しかける鷹之介たちの目の前に「大江戸ハリケンジャイロ」が出現する。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
■20周年記念作品に感慨 大江戸ハリケンレッドに長澤奈央&山本康平が嫉妬?
『忍風戦隊ハリケンジャー』のキャッチコピーは「人も知らず 世も知らず影となりて悪を討つ!」で2013年には、番組終了から10周年を記念して、Vシネマによる続編『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』が制作された。テレビシリーズから20年、10 YEARS AFTERから10年。20周年で『ハリケンジャー』新作オリジナル作品が誕生した。6月16日から期間限定で劇場上映、10月25日にはBlu-ray&DVDがリリースされ、通常版のほか「大江戸メダル版」も同時発売となる。
――20周年記念作品が製作されました。
【塩谷】夢のような時間でした。僕たちがやりたかったことを20年追い求めて、こうしてできることを感謝しています。20年、僕たちが役者を続けて全力でやってきた姿勢、スーパー戦隊もステキなヒーローが生まれ続けたこともあって、ぐるっと回って、こうしてできた。たくさんの愛を感じましたし、感謝の一言です。
【長澤】20周年で新作。しかも劇場で上映。できると思っていなかったです。ここに皆さんといられて感無量です。
【山本】うそばっかり(笑)。「20周年、絶対やる!」って言ってたじゃん!「できると思っていなかった」って、俺の苦労は何だったんだ!
【長澤】やりたいけど…。
【山本】できないと思ってたのを、やらせてたの?(笑)
【塩谷】ツッコミがうまくなった!
【山本】でも、本当にスタッフさんとみんなの思いが詰まってできた。よかったね。あとは見てくれる人たちが「『ハリケンジャー』多くね?」って拒否反応さえ起こさなかったら。
【長澤】今回はお腹いっぱいの方が見ても、全然違うから!なんて言ったって江戸です!いつもの衣装でも出てきますけど和服着てますから!「『ハリケンジャー』はもういいよ…」って思わないで!
【山本】本当に感謝しかないですね。
――本作オリジナルキャラクター「大江戸ハリケンレッド」も登場します。
【塩谷】本当に感動しました。最初に衣装合わせでデッサンを見て、スゴくカッコいいなと思いました。僕も大江戸ハリケンレッドを着させていただきました。役者を20年やっていても歌舞伎風の衣装を着ることは少ないです。『ハリケンジャー』の20周年の作品で新フォームができるなんて、スゴいサプライズ!衣装さんは僕らが現役の時の衣装さん。当時の『ハリケンジャー』の服でくつ下も『ハリケンジャー』でした。ハリケンジャー愛が強くて僕らが忘れていたことも覚えていて。そういう愛情に囲まれての撮影でした。
【山本】大江戸ハリケンレッド、カッコいいですよね…。
【長澤】ずるいですよね…。私たちも変身したかった…。
【塩谷】ということは『2』で?
【山本】とりあえず、20周年が成功しないと何も起きないので(笑)。
【塩谷】信じるか、信じないかは皆さん次第ですが、皆さんがたくさん見たら、その願いはかないますよ!『ハリケンジャー』は不可能を可能にしてきているので!
――久しぶりに『ハリケンジャー』の衣装を着た感想を。
【長澤】この衣装を着て、そろうと当時にタイムスリップする。変わらない感じがする。革手袋がないと不安になります(笑)。
【山本】でも、皮パンじゃなくて、ダボダボの方も懐かしいなって思いますね。
【長澤】『海賊戦隊ゴーカイジャー』にゲストで出た時のエンディングで着たよね?私、ミニスカートはいたもん。衝撃だった(笑)。
――今だから言える懺悔トークはありますか?
【山本】20年前は懺悔しかない(笑)。今回も懺悔がいっぱいですけど(笑)。
【塩谷】失敗を繰り返して成長した戦隊だからね(笑)。
【長澤】私、足が遅くて…。でも、同じ忍者なので一緒に走るシーンがとても多いんです。スゴく前からスタートして一緒に走ってました(笑)。
【塩谷】アクションもできますし、なんでもできちゃう。早そうな顔もしている。だけど…。10周年の時は、みんな忘れていて、一緒に走るところでパッと後ろを振り返ったらスタート地点近くで遅れていた(笑)。「重りつけてる?」みたいな(笑)。
【山本】10周年の時はみんな足取り重かったけど、輪をかけて遅かった(笑)。
【長澤】足が上がらない、上がらない(笑)。だから、みんなより、だいぶ前からスタートさせてもらっていました。
【山本】俺らが変な走り方になっているのは、奈央に合わせるため。いろいろやったよね(笑)。
【塩谷】「合わせるんですよ!」って俺らが逆に怒られた(笑)。
【長澤】だって、それ以上早く走れないんだもん!しょうがないじゃん!
【塩谷】走れる顔してるんだけどなぁ…。
【山本】顔じゃないから(笑)。
■「シノビチェンジ」息ぴったりな秘訣は、まさかの一言 懺悔トークも大盛り上がり
――塩谷さんの失敗談はありますか?
【塩谷】失敗の繰り返しでしたね。初めての芝居でしたから。全部の回で間違えた。バミリで止まれなくて、スゴい前に行っちゃうとか…。
【長澤】同じ場所に立てないんです。
【塩谷】19歳で初めての芝居。康ちゃんも初めてで、2人がわかっていなかった。
【山本】「抜けろ」の意味がわかっていなかった。
【塩谷】どこから何を抜けばいいのか、と。そしたら最年少の奈央が来て「こうだよ」って(笑)。学びの繰り返しでした。
【山本】でも、僕はあの1年、塩谷さんの後ろに着いて抜けていたので、抜けだけはうまくなった(笑)。
【長澤】刀を背負っているから、抜けるのが大変で…。「塩谷先生、さっきと動きが違うから、こっちから抜けよう!」みたいな(笑)。
【塩谷】後から「役者は同じ動きを何回もする」って聞くんですけど、初めてだったので常にもっといい芝居ができるんじゃないかと思って。だからテストとかから毎回、変わる。それも怒られましたね(笑)。「もっといい芝居を届けたいんです!」と言ったら「動きは一緒にしろ」と。そしたら「動きが一緒じゃ感情が変わりません!」で「ダメだ!」と。アホでしたね(笑)。
――山本さんは?
【山本】もう20年前は懺悔だらけです。
【長澤】日焼けして怒られてたよね?
【山本】僕が黒すぎて、長澤さんが白すぎて、照明部さんが本当に困っていました。後は俺のせいじゃないんですけど、メットに牙が生えていることも怒られました(笑)。牙のせいで影が出ちゃうから「なんでイエローは…」って怒られたんですけど、俺のデザインじゃないんですけど…。でも、俺が悪いんです。それも全て懺悔です(笑)。
――『ハリケンジャー』思い出の1話を教えてください。
【山本】家族の話が多かったので。妹とあやめばあちゃんの話が印象的ですね。楽しかったですし、女優さんたちがうまかったので、ついていくのに必死でした。
【長澤】フラビージョとの伝説の30話かな。着物で立ち回りをさせてもらった。ナイターでの撮影だったんですけど、当時18歳の自分としてはワクワクで。今じゃ考えられないんですけど、終了時刻が「30時」で。「何時、これ?やばい、やばい!」みたいなことも記憶に残っています(笑)。
【塩谷】そういう意味で言うと、カブトライジャーと命を懸けて助け合って復活する回。スゴく熱い。ゴウライジャーと一つになる。物語として3人が5人になる最初の瞬間だったと思います。
――3人で同時変身が20年経っても息ぴったりな秘訣を教えてください。
【長澤】「行くぞ!」「おう!」からやらないとダメだんですよ!
【山本】「忍風・シノビチェンジ!」からじゃ合わないんです、不思議なもんで。気合いが入って「忍風」って行くから合うんです。
【塩谷】それぞれの温度感の「忍風」だとズレちゃうんです。
【長澤】20年経ってわかりました(笑)。
【山本】そうなんです。『ドンブラザーズ』とのコラボで判明しました(笑)。全然、そろわなくて「行くぞ!」「おう!」からやったらすぐできました。
【長澤】もっと早く知りたかったですね(笑)。
――最後に見どころを教えてください。
【山本】歴史ある時代劇とスーパー戦隊のコラボレーションになっています。幅広い世代の方に楽しんでもらえると思います。ぜひ、劇場に足を運んでいただいて、忍者っていいな、スーパー戦隊っていいな、時代劇っていいな、って1人でも多くの人に思ってもらえたら、うれしいです。そして何よりも現代の『ハリケンジャー』と江戸時代の疾風流が絡んでいるのはお宝映像だと思うので、その辺りも楽しんでいただければと思います!劇場でお待ちしています。
【長澤】20周年の作品なんですけど、江戸時代の私たちのご先祖様という新しいキャラクターが出てきます。新しい世界観なので『ハリケンジャー』を知らない人が見ても楽しめる新作になっていますので、ぜひ劇場に足を運んでご覧になってください!
【塩谷】今回、『ハリケンジャー』20周年。愛と感動が詰まった作品になっています。たくさんの方の「思い」が詰まった作品。脚本に描かれていない部分など見た以上に何か感じていただけると思います。我々は生涯現役でやっていきますので、皆さんが何十回も見てくれたら『2』『3』とかもできるかもしれません(笑)! それじゃあみんな!
【3人】セイ・バイバイ!
■『忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary』ストーリー
時は江戸時代、無限斎(西田健)に仕える疾風流の忍者・鷹之介(塩谷瞬)、なみ(長澤奈央)、吼太郎(山本康平)と迅雷流の一角(白川裕二郎)、一牙(姜暢雄)の前にウラ七本槍のオイランダ、アウンジャが出現し、迅雷流の二人が護衛する照姫(羽瀬川なぎ)が襲われる。照姫のもつ世界を滅ぼすと言われる天翔石を狙っていたのだ。一角、一牙では全く歯が立たず、万事休すかと思われた瞬間、おぼろ(高田聖子)とその助手・雲母坂(木村葉月)が送り出したハリケンジャー、ゴウライジャーたちが突如現れ、激闘を繰り広げる。現代から江戸時代へタイムスリップしてきたハリケンジャーたちは鷹之介たちを救い出すが、過去時空での滞在時間が限られており、鷹之介たちに願いを託し現代へと戻っていく。絶体絶命、再度オイランダの攻撃に全滅しかける鷹之介たちの目の前に「大江戸ハリケンジャイロ」が出現する。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2023/06/11