ドラマ&映画 カテゴリ
Snow Man佐久間大介、実写映画単独出演で“狂気のストーカー”役 「自分と真逆のキャラクター」に葛藤
 人気グループ・Snow Man佐久間大介が、来年公開の映画『マッチング』で実写単独初出演を務めることが決定した。佐久間は土屋太鳳演じる主人公・輪花(りんか)と“マッチング”する狂気のストーカー・永山吐夢(ながやま・とむ)に起用。自身とは“真逆”だという暗い役柄に挑戦し、トレードマークのピンクから金髪となったビジュアルも公開された。

『マッチング』に出演するSnow Man・佐久間大介(C)2023『マッチング』製作委員会

『マッチング』に出演するSnow Man・佐久間大介(C)2023『マッチング』製作委員会

写真ページを見る

 映画『ミッドナイトスワン』、Netflix『今際の国のアリス』など国内外で評価を高める内田英治監督・脚本による今作は、マッチングアプリによって増えた“出会い”の裏に仕掛けられた“罠”の恐怖を完全オリジナルで描く、新感覚サスペンス・スリラー。

 吐夢は恋愛に奥手な主人公・輪花がマッチングアプリを介して出会う、異様な暗い雰囲気を漂わせ、輪花に執拗(しつよう)につきまとうストーカー。二宮直彦プロデューサーいわく「バラエティーやコンサートで太陽のように誰の心も明るく照らす」。佐久間のこれまでのイメージを大きく覆す狂気に満ちた役柄となる。

 アプリ婚をしたカップルの連続殺人事件に輪花が巻き込まれていく過程で、吐夢が捜査線上に浮上し、これまでに他のアプリでも問題を起こし、警戒されている人物だったことが発覚する。現代社会にも広く普及したマッチングアプリによる“出会い”から始まる恐怖、ジェットコースターのようなノンストップの展開が待ち受ける。

 オファー当初は「自分と真逆のキャラクターの役が来て、とても悩みました」と葛藤したという佐久間。だが内田監督とディスカッションを重ね「役と向き合う時間をたくさん持ったからこその吐夢が出来上がったし、最終的には僕じゃないとできなかったんじゃないかと思うくらい」と自信をのぞかせている。

■キャスト・スタッフコメント
▼佐久間大介(Snow Man)

最初にお話をいただいた時、自分と真逆のキャラクターの役が来て、とても悩みました。
どこまでの表現をするか、吐夢にとって何が原動力なのか自分なりに考えて、内田監督と話し合いを重ねました。
役と向き合う時間をたくさん持ったからこその吐夢が出来上がったし、最終的には僕じゃないとできなかったんじゃないかと思うくらい自信が持てる永山吐夢像が出来上がり、うれしく思います。愛してあげたいキャラクターになっていると思います。
今の生活に近いものの怖さとか、人ってこんなつながりがあるんだとか、つながりがテーマにある作品なので、人を信じるとか、好きになるとか、そういうことも考えられるし、この映画を見て改めていろいろ思うことがあるとも思うので、そういった部分を楽しんでもらえたらうれしいです。世界一静かな佐久間が見られるので、自分のことを知ってくださっている人は、こういうしゃべり方もできるんだという意外なところも楽しんでいただきたいです。

▼内田英治監督

本作の重要なキャラクターである永山吐夢役を佐久間大介さんに演じていただきました。とても複雑な感情を持つ難しい役でありますが、撮影前の準備段階から行動の原理や内面的な感情部分など多くの質問をいただき、2人で話し合いながら命を吹き込んだキャラクターです。演技経験がほとんどないということで、そのぶん純度の高い演技を撮影することができました。どうぞスクリーンで、佐久間さんのピュアな感情の変化を見てほしいと思います。

▼二宮直彦プロデューサー

【永山吐夢】という役は、内田英治監督が新たに生み出した、全く予測の利かない行動で映画を観る人の心を戦慄させる一方で、何故か不思議と愛着をもってしまう強烈なキャラクターです。キャスティングする上で既成の枠にはまらない方を見出したいと考えていた時にバラエティーやコンサートで太陽のように誰の心も明るく照らす佐久間大介さんのご活躍が目に留まり、そのプロフェッショナルなお仕事ぶりに徹底した準備を重ねているように感じまして、陰と陽が反転した時にさらにこのキャラクターは強くなると確信してオファーさせていただきました。佐久間さんはキャラクターを深く掴もうと何度も内田監督とミーティングを重ねて、お2人で【永山吐夢】を研磨されていきました。現場でその姿を見た時にスタッフ一同震えました。【俳優・佐久間大介】のすごみをスクリーンで是非ご堪能いただきたいです。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索