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木村昴が歌う「アンダー・ザ・シー」 実写版『リトル・マーメイド』MV解禁
 ディズニー・アニメーション映画の名作を実写映画化した『リトル・マーメイド』プレミアム吹替版より、声優、俳優、ラッパーなど、幅広く活躍する木村昴による「アンダー・ザ・シー」のミュージッククリップが解禁となった。

映画『リトル・マーメイド』(6月9日公開)(C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

映画『リトル・マーメイド』(6月9日公開)(C)2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

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 美しい歌声を持ち、人間の世界に憧れている人魚アリエルは、掟(おきて)によって禁じられているにもかかわらず、人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救う。人間の世界に行きたいと願うアリエルに向けて作られた「アンダー・ザ・シー」は、ディズニー・アニメーション映画のゴールデンコンビ、ハワード・アシュマン(作詞)とアラン・メンケン(作曲)が制作。「第62回アカデミー賞」で歌曲賞を、「第33回グラミー賞」で最優秀楽曲賞を受賞した。

 劇中で歌うのはアリエルの父である“海の王”トリトンの執事長であるカニのセバスチャン(オリジナル声優はダヴィード・ディグス)。真面目で責任感が強いために、自由奔放なアリエルに振り回されるセバスチャンの吹替を務める木村は、ラップ調の楽曲で高いスキルが求められるこの難しいナンバーを見事に自分のものにしている。

 映像は、海底とは思えない明るいシーンから始まる。ピンクのクラゲがアリエルを囲む幻想的なシーンから入り、カラフルな深海魚たちと戯れるアリエルに向かって海藻の中からカニのセバスチャンが登場。陸で出会った王子に恋をして、「海から出たい」と願うアリエルに対し、「まわりを見てご覧 この海の底 なんて素敵な世界だ これ以上なにを望む?」と、何とか引き留めようとセバスチャンが奮闘する。

 歌に合わせるように色彩鮮やかな海の底の仲間たちが次々と現れ、アニメーション版では歌わなかったアリエルもコーラスで参加し、吹替版でアリエル役を演じた豊原江理佳の声が陽気なカリブ音楽に華を添えている。

 歌自体は同じでも、編曲、アレンジを少し新しくしているという本曲。木村も「自分なりに解釈して、よく知っている“アンダー・ザ・シー”ながらも、新鮮さを出せたらと意識して歌わせていただきました。聴いていただければ海の中の素晴らしさがみなさまにも伝わるかと思います!」とコメントをしている。

 この「アンダー・ザ・シー」や、美しい歌声を持ち人間の世界にあこがれる人魚アリエルがその切ない想いを込めて歌った曲「パート・オブ・ユア・ワールド」といった既出の楽曲に加えて、作曲家アラン・メンケンと、リン=マニュエル・ミランダのコラボレーションにより今作オリジナルの新曲が3曲あることも発表されている。確かな実力を誇る吹替版キャストのメンバーたちがどう歌うのか、字幕版と合わせてプレミアム吹替版にも期待がかかる。

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