全国の書店員が“今いちばん売りたい本”を決める『2023年本屋大賞』(本屋大賞実行委員会主催)の大賞作品が12日発表され、凪良ゆう氏の『汝、星のごとく』(講談社)に決定した。これを受け、凪良氏原作の映画『流浪の月』に出演した、俳優の松坂桃李、広瀬すず、横浜流星が祝福のコメントを寄せた。 『流浪の月』では、10歳の時に誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗を広瀬、その事件の“加害者”とされた当時19歳の青年・佐伯文を松坂が演じた。いつまでも消えない“被害女児”と“加害者”という烙印(らくいん)を背負ったまま、誰にも打ち明けられない秘密をそれぞれに抱えて生き、15年後に再会した2人が選んだ道が描かれる。
2023/04/14