8年ぶりの映画復帰作『パイプライン』でセクシーかつワイルドな魅力を開花させた盗油師役も記憶に新しいソ・イングクが、全身タトゥーの極悪非道な犯罪者を演じた、韓国映画史上最も強烈なバイオレンス・サバイバル・アクション『オオカミ狩り』が、今週7日より公開される。
本作は、2017年にフィリピンへ逃亡した韓国人犯罪者47名の集団送還のニュースから着想を得たという、極悪犯罪者 VS 警察 VS 怪人の生死をかけた海上監獄バトルロイヤル。
監督・脚本は、『メタモルフォーゼ/変身』『共謀者』などを通じて“ジャンル映画のマスター”として地位を築いてきたキム・ホンソン。韓国ではR18+に指定されたが、容赦ない暴力描写と血しぶき舞うアクションで観客を魅了し、興行収入ランキング初登場第1位(2022年9月22日〜25日、BOX OFFICE MOJO調べ)を記録した。日本ではR15+で公開される。
フィリピンに逃亡した極悪犯罪者たちと護送官の刑事を乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”。 太平洋のど真ん中に浮かぶ監獄は、犯罪者たちの反乱により血で海を染める。そして、“怪人”が目覚めたとき船上は地獄と化す。
ソ・イングクが演じるのは、第一級殺人の国際手配犯で、反乱を主導するジョンドゥ。自身初の悪役を演じるにあたり、「ジョンドゥは、彼と口を利くこともできない子分もいるようなキャラクターなので、“危険な人物”と分からせるためにバルクアップして16キロ体重を増量してこの役に臨んだ」と並々ならぬ役作りをしたことを明かしている。
さらに、監督や美術担当と何度も話し合い作り上げていったのがタトゥーだ。そのタトゥーは首やおしりにいたるまで顔を除く全身に施されており、油や血のりで何度も崩れそうになり、苦労したようだ。
ほかに、ナイフ使いの寡黙(かもく)な犯罪者ドイル役で『ノクドゥ伝〜花に降る月明り〜』『サーチ 〜運命の分岐点〜』などの主演ドラマをはじめ、目覚ましい活躍が続くチャン・ドンユンが共演。海洋特殊救助団のチーム長には数々の映画・ドラマに出演するベテラン俳優のソン・ドンイル。そして、ドラマ『刑務所のルールブック』のパク・ホサン、『還魂』のチョン・ソミンが刑事役で出演している。
■ベビーフェイスから繰り出されるウインクにハマる
本編より、ソ・イングクふんする極悪犯罪人ジョンドゥのカリスマぶりがよくわかるシーンの一部が公開された。脱走を図り、軽々と犯罪者たちを解き放ってしまったジョンドゥ。子分たちや兄貴分たちと合流するシーンだ。口では「兄貴」と言いつつも明らかにジョンドゥの方が態度がデカい。韓国では上下関係が厳しいのだが、カリスマ犯罪者のジョンドゥにはそんなことお構いなし。
そして、同じ船で運ばれていた犯罪者「寡黙な色男ナイフ使いのイ・ドイル」とも10年ぶりの再会を果たす。船を乗っ取るつもりのジョンドゥは、ドイルから「何をする気だ」と聞かれると、「逃げるんだよ、人間らしく生きるためにな」とワイルドに言い返す。そして、「助けてもらって礼も言えないのか」と、ドイルへのいら立ちを露わにするのだった。
「大人しく韓国へ行け」と言うドイルに対し、目を見開き監督絶賛の四白眼全開スマイルで「冗談抜かすな。韓国に生きたい奴は?」と威圧的に聞くと、皆緊張した面持ちで顔をゆがめる。すると、「手を挙げろ、ぶっ殺してやる」と今にも殺しそうな鋭い目つきで言い捨て、誰も手を上げないのを確認すると「ほらな」と言わんばかりにドイルへウインク。最高にかっこよく、最高に恐ろしいカリスマ犯罪者の姿に、鳥肌が止まらないシーンだ。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
本作は、2017年にフィリピンへ逃亡した韓国人犯罪者47名の集団送還のニュースから着想を得たという、極悪犯罪者 VS 警察 VS 怪人の生死をかけた海上監獄バトルロイヤル。
監督・脚本は、『メタモルフォーゼ/変身』『共謀者』などを通じて“ジャンル映画のマスター”として地位を築いてきたキム・ホンソン。韓国ではR18+に指定されたが、容赦ない暴力描写と血しぶき舞うアクションで観客を魅了し、興行収入ランキング初登場第1位(2022年9月22日〜25日、BOX OFFICE MOJO調べ)を記録した。日本ではR15+で公開される。
フィリピンに逃亡した極悪犯罪者たちと護送官の刑事を乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”。 太平洋のど真ん中に浮かぶ監獄は、犯罪者たちの反乱により血で海を染める。そして、“怪人”が目覚めたとき船上は地獄と化す。
ソ・イングクが演じるのは、第一級殺人の国際手配犯で、反乱を主導するジョンドゥ。自身初の悪役を演じるにあたり、「ジョンドゥは、彼と口を利くこともできない子分もいるようなキャラクターなので、“危険な人物”と分からせるためにバルクアップして16キロ体重を増量してこの役に臨んだ」と並々ならぬ役作りをしたことを明かしている。
さらに、監督や美術担当と何度も話し合い作り上げていったのがタトゥーだ。そのタトゥーは首やおしりにいたるまで顔を除く全身に施されており、油や血のりで何度も崩れそうになり、苦労したようだ。
ほかに、ナイフ使いの寡黙(かもく)な犯罪者ドイル役で『ノクドゥ伝〜花に降る月明り〜』『サーチ 〜運命の分岐点〜』などの主演ドラマをはじめ、目覚ましい活躍が続くチャン・ドンユンが共演。海洋特殊救助団のチーム長には数々の映画・ドラマに出演するベテラン俳優のソン・ドンイル。そして、ドラマ『刑務所のルールブック』のパク・ホサン、『還魂』のチョン・ソミンが刑事役で出演している。
■ベビーフェイスから繰り出されるウインクにハマる
本編より、ソ・イングクふんする極悪犯罪人ジョンドゥのカリスマぶりがよくわかるシーンの一部が公開された。脱走を図り、軽々と犯罪者たちを解き放ってしまったジョンドゥ。子分たちや兄貴分たちと合流するシーンだ。口では「兄貴」と言いつつも明らかにジョンドゥの方が態度がデカい。韓国では上下関係が厳しいのだが、カリスマ犯罪者のジョンドゥにはそんなことお構いなし。
そして、同じ船で運ばれていた犯罪者「寡黙な色男ナイフ使いのイ・ドイル」とも10年ぶりの再会を果たす。船を乗っ取るつもりのジョンドゥは、ドイルから「何をする気だ」と聞かれると、「逃げるんだよ、人間らしく生きるためにな」とワイルドに言い返す。そして、「助けてもらって礼も言えないのか」と、ドイルへのいら立ちを露わにするのだった。
「大人しく韓国へ行け」と言うドイルに対し、目を見開き監督絶賛の四白眼全開スマイルで「冗談抜かすな。韓国に生きたい奴は?」と威圧的に聞くと、皆緊張した面持ちで顔をゆがめる。すると、「手を挙げろ、ぶっ殺してやる」と今にも殺しそうな鋭い目つきで言い捨て、誰も手を上げないのを確認すると「ほらな」と言わんばかりにドイルへウインク。最高にかっこよく、最高に恐ろしいカリスマ犯罪者の姿に、鳥肌が止まらないシーンだ。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2023/04/03