タレントの三船美佳（40）が、14年間レギュラー出演したABCテレビ・テレビ朝日系『朝だ！生です旅サラダ』（毎週土曜　前8：00）を、25日の放送をもって卒業。同日夜、自身のインスタグラムを更新し、感謝を伝えた。

　三船は2009年4月に“旅サラダファミリー”に加わり、土曜朝の生放送に出演してきた。番組スタート時からのレギュラー・向井亜紀とともに、この日、涙の卒業となった。

　インスタグラムでは、神田正輝、向井、勝俣州和、KAT-TUN・中丸雄一、東留伽アナウンサーとの集合ショットを披露するとともに、「14年間、旅サラダで応援していただいてた皆様　本当にホンットぉ〜にありがとうございます」と、1300字に及ぶ長文を投稿。ファンから多数のねぎらいのコメントが寄せられた。

　三船は、自身の番組卒業に加え、「14年前、私が旅サラダを始めた頃 幼稚園児だったレノンは今週、高校の卒業式を終え親子揃って新たなスタートを切る事になりました」と、長女の高校卒業も報告。レギュラーになった当時は、大阪からの生放送のために長女も一緒に来阪していたという。その後、家族で大阪に移住。慣れない生活を『旅サラダ』のキャストやスタッフが支えてくれたとし、「このような宝のような人たちと出会わせてくれた大切な大切な番組です」と伝えた。

　つらい時期もあったという。「特に公表はしてなかったけど私自身過去にPTSDやパニック障害、突発性難聴などを経験し　ロケ中、倒れてしまったり 座っても居られず寝たままメイクしてもらったり　視力も落ち台本も読めなくなったり 記憶障害も出たりして 生放送も、ドキドキだったり」と明かし、「いつ死んでもおかしくない程の時期にもいつもそばにいてくれた人たちがそっと、でも全力で支えてくれたから今 私は生きてます」「感謝してもしきれません」と記した。

　2019年4月に“世界一優しいダンナちゃん”と再婚、20年9月に次女を出産し、現在は「すこぶるハッピーに暮らしております」と、笑顔の絵文字で表現。一方、叔父ががんの手術をしたと明かし、「本当に心配で乗り越えることは常に沢山あります」とも打ち明けた。

　その上で、三船は「私にとって、この14年間色々あったけど きっと皆さんも、それぞれたくさんの事を経験して向き合って、乗り越えながら今こうして、居るんだと思います」とし、「その事に私は心から感謝したいし叔父の言葉を借りて『何があっても、絶対大丈夫！』と心から信じて声を大にして言いたいのです！」と強調。

　何度も感謝の言葉を重ね、最後は「これからは更に三船美佳、パワーアップする予定なので何卒よろしくお願い致します」と締めくくった。