3月5日にスタートしたスーパー戦隊シリーズ最新作『王様戦隊(おうさませんたい)キングオージャー』。ORICON NEWSは、カグラギ・ディボウスキ/ハチオージャー役の佳久創(32)に動画インタビューを実施。1年間の意気込みや、衣装のお気に入りポイント、独特すぎる変身などについて聞いた。
■オーディション合格秘話 憧れのヒーローはダイレンジャー「転身してました」
圧倒的な強さの象徴である王様がヒーローとなって平和を守る物語は、5人のヒーローたちが昆虫モチーフのロボとともに敵と戦う、“5人の王様×昆虫ロボ”というスーパー戦隊シリーズ史上初の組み合わせに。かつてない壮大なスケールでヒーローたちの戦いを描くファンタジー大作となっている。
――趣味は筋トレとのことですが。
【佳久】ずっとラグビーをやっていて、それで筋トレを始めたんです。1度つけた筋肉を落とすのは、すごくもったいない気がして。引退してからも筋トレは継続して趣味になっています。
――カグラギの衣装からだと、なかなか肉体がみえないですが…。
【佳久】そうなんですよ(笑)。この衣装じゃない時は「体、大きいね。スポーツ何やってたの?」と聞かれることが多かったんです。でも、この衣装だと「衣装、スゴいね!」と負けちゃうんです(笑)。でも、この衣装も大好きです!
――衣装のお気に入りポイントは?
【佳久】派手なところです。細かいところで言うと、袖に「喜怒哀楽」がイメージされた模様があるところです。
――かなり重そうですが…。
【佳久】強がって「重くないですよ!」って言ってましたが、素直に「重いです」って言おうと思うようになりました(笑)。5キロぐらいあるので。
――靴も特徴的です
【佳久】下駄ブーツなんです。個性的な靴で。撮影で映ることが少ないので、インタビューでは出していきたいと思います(笑)。
――オーディションの合格は、どんなシチュエーションで聞かされましたか?
【佳久】マネージャーさんがサプライズが下手で(笑)。今まで、そんなことは1度もなかったのに電話で「今から家の近くの喫茶店に行くから来て」と。そのタイミングぐらいにオーディションの合否があるとわかっていたので、薄々は気づいていたんです。行ってみると30〜40分ぐらい世間話をして…。気のせいかなと思って、話すことが尽きてきたころに「スーパー戦隊、決まりました」と。「えっ、え〜!」みたいな。特大のサプライズと特大の肩透かしをくらいました(笑)。でも本当にうれしかったです。今年で33歳。若い子たちが選ばれる、というのは身にしみてわかっていましたし、まさかまさか、と。喫茶店からの帰り道はスキップしてました。
――憧れのヒーローは『五星戦隊ダイレンジャー』なんですね。
【佳久】僕の家に『ダイレンジャー』のビデオがあって。それを擦り切れるぐらい見ていて、カッコいいなと思っていました。
――思い出はありますか?
【佳久】双子の兄がいて、兄弟で変身というか転身するんですけど、楽しかったです。
――どっちがレッドかでモメたりは…。
【佳久】妹は、まだ生まれてなかったんですけど、双子の兄弟とお姉ちゃんで遊んでいたんです。誰がレッドになるかでケンカさせないためか、お姉ちゃんが、自分はグリーン、アニキはブルー、お姉ちゃん自身はピンクと決めていたんです。大人になってから頭いいお姉ちゃんだなと思いました(笑)。
――オーディション合格で家族の反応は。
【佳久】合格を伝えたら「ウソでしょ!怪人役じゃないの?」とか言われたりしました(笑)。あんまり褒めないうちのアニキが「スゴいじゃん!ホントに?」と言っていました。すごくうれしかったです。
――ご両親の反応は。
【佳久】年末に実家に帰ることができたんです。その時に変身ポーズも決まっていたので、お願いされて何回もやったり(笑)。うれしそうでした。
■自身の王様な部分は? 独特すぎる変身シーンの裏側も明かす
――今度は子どもたちに夢を与える『キングオージャー』に出演します。どんな物語になっていますか?
【佳久】スーパー戦隊シリーズの多くは現代が舞台。今回は完全なファンタジー。設定も、とても面白いです。それだけじゃなく王様一人ひとりが強烈な個性を持っています。その5人が集まって、どうなるのかは見ていて面白いと思います。
――カグラギは、どんなキャラクターですか?
【佳久】一癖も二癖どころか三癖ぐらいあるキャラクターです。派手な衣装を着て、常に笑っている。何を考えいるのかわからない。でも、芯の部分では自分の国の民のことを第一に考えている。そこはブレないんですが、そこが強すぎるがゆえに何をするか、どんな手段を選ぶかわからないキャラクターです。そこも愛していただけたらと思います。
――今回は王様という設定です。佳久さんの身近な“王様”というと、お父様の郭源治さんはプロ野球で“セーブ王”を獲得してます。王様の遺伝子が、こんなところで発揮できるとは。
【佳久】もしかしたら遺伝子を受け継いでいるかもしれないですね(笑)。お父さんが野球やっている姿を見て、カッコいいなと思っていた。そういう意味では憧れられる存在になりたいと思うようになりました。
――自身の中で、王様な部分はあったりしますか?
【佳久】僕の中にはないかもしれないです。でも、平和が大好き。周りが平和に仲良くなれるように温かく見守ることができるのは王様として必要な部分かもしれないです。
――変身ポーズは、かなり独特です。
【佳久】最初に教えていただいた時に「今回は、みんな変身の仕方が違うよ」と言われていた。同時に変身するとなったら、僕だけ動きが多いんですよ(笑)。横で「王鎧武装」って言っているのに、まだ舞っているんですよ。スタッフさんからも笑い声が漏れてました(笑)。もうちょっと長くて、これでも短くなったんですけどね(笑)。
――カッコよく変身ポーズを決めるポイントは?
【佳久】最後の見得を切るところは気に入っているので、そこはカッコよくやってほしいです。カグラギは和を取り入れた戦闘シーンになります。今までになかったような戦い方で癖があって楽しいと思います。
――これからの『キングオージャー』は?
【佳久】国と国との力や考えのぶつかり合い。個人ではない国というのはスケールが大きくて面白いと思います。そういったところを見ていただけたら。
――カグラギについて
【佳久】まだまだいいところがちょっとしか出てないと思います。これから、もうちょっといいところが出てくるはずなので、嫌わずに愛していただけたらと思います。二枚舌でヒーローらしくない部分もありますが、絶対にカッコよくなるので。
――これから1年の意気込みをお願いします
【佳久】たくさんの人に見ていただいて、たくさんの人に夢を与えられるような作品にしたいと思います。頑張ります!
■イントロダクション
大昔、チキューという星の人類は、滅びる運命にあった。巨大な怪物「バグナラク」が、人々を容赦なく踏みにじったが、5人の英雄と昆虫型機械生命体「シュゴッド」が立ち上がり、合体!キングオージャーとなったシュゴッドは敵から人類を救った!英雄たちは王となり、5体のシュゴッドと共に5つの国が生まれ、平和が訪れた。
最強の「昆虫型機械生命体『シュゴッド』」が宿る工業の国:シュゴッダム
テクノロジーの国:ンコソパ
芸術と医療の国:イシャバーナ
氷雪の中立国:ゴッカン
農業の国:トウフ
だが、『2000年の眠りを経て、地帝国・バグナラクは地の底から蘇る』という予言が残されていた。そして今、チキューは予言の年を迎える。予言通りバグナラクが地底から出現。人々を襲い始めた。新たな勢力の襲撃に各国は手を組むことができるのか?
■キャラクター
【カグラギ・ディボウスキ】
農業の国:トウフの殿様。ニコニコしながら嘘をつく、二枚舌三枚舌の男。人たらし。とても利己的で平和を守るためなら汚い手を使うことをいとわない。平和至上主義の腹黒殿様。カグラギが王鎧武装するハチオージャーはゴッドハチと共闘する。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
■オーディション合格秘話 憧れのヒーローはダイレンジャー「転身してました」
圧倒的な強さの象徴である王様がヒーローとなって平和を守る物語は、5人のヒーローたちが昆虫モチーフのロボとともに敵と戦う、“5人の王様×昆虫ロボ”というスーパー戦隊シリーズ史上初の組み合わせに。かつてない壮大なスケールでヒーローたちの戦いを描くファンタジー大作となっている。
――趣味は筋トレとのことですが。
【佳久】ずっとラグビーをやっていて、それで筋トレを始めたんです。1度つけた筋肉を落とすのは、すごくもったいない気がして。引退してからも筋トレは継続して趣味になっています。
――カグラギの衣装からだと、なかなか肉体がみえないですが…。
【佳久】そうなんですよ(笑)。この衣装じゃない時は「体、大きいね。スポーツ何やってたの?」と聞かれることが多かったんです。でも、この衣装だと「衣装、スゴいね!」と負けちゃうんです(笑)。でも、この衣装も大好きです!
――衣装のお気に入りポイントは?
【佳久】派手なところです。細かいところで言うと、袖に「喜怒哀楽」がイメージされた模様があるところです。
――かなり重そうですが…。
【佳久】強がって「重くないですよ!」って言ってましたが、素直に「重いです」って言おうと思うようになりました(笑)。5キロぐらいあるので。
――靴も特徴的です
【佳久】下駄ブーツなんです。個性的な靴で。撮影で映ることが少ないので、インタビューでは出していきたいと思います(笑)。
――オーディションの合格は、どんなシチュエーションで聞かされましたか?
【佳久】マネージャーさんがサプライズが下手で(笑)。今まで、そんなことは1度もなかったのに電話で「今から家の近くの喫茶店に行くから来て」と。そのタイミングぐらいにオーディションの合否があるとわかっていたので、薄々は気づいていたんです。行ってみると30〜40分ぐらい世間話をして…。気のせいかなと思って、話すことが尽きてきたころに「スーパー戦隊、決まりました」と。「えっ、え〜!」みたいな。特大のサプライズと特大の肩透かしをくらいました(笑)。でも本当にうれしかったです。今年で33歳。若い子たちが選ばれる、というのは身にしみてわかっていましたし、まさかまさか、と。喫茶店からの帰り道はスキップしてました。
――憧れのヒーローは『五星戦隊ダイレンジャー』なんですね。
【佳久】僕の家に『ダイレンジャー』のビデオがあって。それを擦り切れるぐらい見ていて、カッコいいなと思っていました。
――思い出はありますか?
【佳久】双子の兄がいて、兄弟で変身というか転身するんですけど、楽しかったです。
――どっちがレッドかでモメたりは…。
【佳久】妹は、まだ生まれてなかったんですけど、双子の兄弟とお姉ちゃんで遊んでいたんです。誰がレッドになるかでケンカさせないためか、お姉ちゃんが、自分はグリーン、アニキはブルー、お姉ちゃん自身はピンクと決めていたんです。大人になってから頭いいお姉ちゃんだなと思いました(笑)。
――オーディション合格で家族の反応は。
【佳久】合格を伝えたら「ウソでしょ!怪人役じゃないの?」とか言われたりしました(笑)。あんまり褒めないうちのアニキが「スゴいじゃん!ホントに?」と言っていました。すごくうれしかったです。
――ご両親の反応は。
【佳久】年末に実家に帰ることができたんです。その時に変身ポーズも決まっていたので、お願いされて何回もやったり(笑)。うれしそうでした。
■自身の王様な部分は? 独特すぎる変身シーンの裏側も明かす
――今度は子どもたちに夢を与える『キングオージャー』に出演します。どんな物語になっていますか?
【佳久】スーパー戦隊シリーズの多くは現代が舞台。今回は完全なファンタジー。設定も、とても面白いです。それだけじゃなく王様一人ひとりが強烈な個性を持っています。その5人が集まって、どうなるのかは見ていて面白いと思います。
――カグラギは、どんなキャラクターですか?
【佳久】一癖も二癖どころか三癖ぐらいあるキャラクターです。派手な衣装を着て、常に笑っている。何を考えいるのかわからない。でも、芯の部分では自分の国の民のことを第一に考えている。そこはブレないんですが、そこが強すぎるがゆえに何をするか、どんな手段を選ぶかわからないキャラクターです。そこも愛していただけたらと思います。
――今回は王様という設定です。佳久さんの身近な“王様”というと、お父様の郭源治さんはプロ野球で“セーブ王”を獲得してます。王様の遺伝子が、こんなところで発揮できるとは。
【佳久】もしかしたら遺伝子を受け継いでいるかもしれないですね(笑)。お父さんが野球やっている姿を見て、カッコいいなと思っていた。そういう意味では憧れられる存在になりたいと思うようになりました。
――自身の中で、王様な部分はあったりしますか?
【佳久】僕の中にはないかもしれないです。でも、平和が大好き。周りが平和に仲良くなれるように温かく見守ることができるのは王様として必要な部分かもしれないです。
――変身ポーズは、かなり独特です。
【佳久】最初に教えていただいた時に「今回は、みんな変身の仕方が違うよ」と言われていた。同時に変身するとなったら、僕だけ動きが多いんですよ(笑)。横で「王鎧武装」って言っているのに、まだ舞っているんですよ。スタッフさんからも笑い声が漏れてました(笑)。もうちょっと長くて、これでも短くなったんですけどね(笑)。
――カッコよく変身ポーズを決めるポイントは?
【佳久】最後の見得を切るところは気に入っているので、そこはカッコよくやってほしいです。カグラギは和を取り入れた戦闘シーンになります。今までになかったような戦い方で癖があって楽しいと思います。
――これからの『キングオージャー』は?
【佳久】国と国との力や考えのぶつかり合い。個人ではない国というのはスケールが大きくて面白いと思います。そういったところを見ていただけたら。
――カグラギについて
【佳久】まだまだいいところがちょっとしか出てないと思います。これから、もうちょっといいところが出てくるはずなので、嫌わずに愛していただけたらと思います。二枚舌でヒーローらしくない部分もありますが、絶対にカッコよくなるので。
――これから1年の意気込みをお願いします
【佳久】たくさんの人に見ていただいて、たくさんの人に夢を与えられるような作品にしたいと思います。頑張ります!
■イントロダクション
大昔、チキューという星の人類は、滅びる運命にあった。巨大な怪物「バグナラク」が、人々を容赦なく踏みにじったが、5人の英雄と昆虫型機械生命体「シュゴッド」が立ち上がり、合体!キングオージャーとなったシュゴッドは敵から人類を救った!英雄たちは王となり、5体のシュゴッドと共に5つの国が生まれ、平和が訪れた。
最強の「昆虫型機械生命体『シュゴッド』」が宿る工業の国:シュゴッダム
テクノロジーの国:ンコソパ
芸術と医療の国:イシャバーナ
氷雪の中立国:ゴッカン
農業の国:トウフ
だが、『2000年の眠りを経て、地帝国・バグナラクは地の底から蘇る』という予言が残されていた。そして今、チキューは予言の年を迎える。予言通りバグナラクが地底から出現。人々を襲い始めた。新たな勢力の襲撃に各国は手を組むことができるのか?
■キャラクター
【カグラギ・ディボウスキ】
農業の国:トウフの殿様。ニコニコしながら嘘をつく、二枚舌三枚舌の男。人たらし。とても利己的で平和を守るためなら汚い手を使うことをいとわない。平和至上主義の腹黒殿様。カグラギが王鎧武装するハチオージャーはゴッドハチと共闘する。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2023/03/26