俳優の伊藤沙莉(28)が、文化庁が主催する令和4年度(第77回)『文化庁芸術祭賞』のテレビドラマ部門放送個人賞に選出され、15日、都内で行われた関東部門贈呈式に出席した。
伊藤は、特集ドラマ『ももさんと7人のパパゲーノ』(NHK)における演技が評価され選出。受賞理由として「日常生活のモラルによってどうしようもなく追い詰められていく絶望。伊藤沙莉はこの作品で、その動揺と苦悩をこれ以上なく的確に表出した。同僚や家族や友達や恋人を前にして平静を装う表情のこわばりなど、伊藤が見せる日常下の気持の移ろい自体が、テーマ“パパゲーノ”を体現している」とされた。
“パパゲーノ”とは、死にたい気持ちを抱えながら、その人なりの理由や考え方で死ぬ以外の選択をしている人を指す。
贈呈式後に行われた祝賀会でのスピーチで伊藤は「受賞ありがとうございます。この作品は、表現すること自体が難しい繊細な題材ではあったんですが、関わったスタッフ・キャストみなさんのお陰で受賞できました。作品のみんなでおめでとうを言いたいと思います」と喜びを語った。
『文化庁芸術祭』は、広く一般に優れた芸術の鑑賞の機会を提供するとともに,芸術の創造と発展を図り、日本の芸術文化の振興に資することを目的として昭和21年以来毎年秋に開催されている。テレビやラジオ、演劇など8つの部門で、応募があった作品・公演から審査が行われた。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
伊藤は、特集ドラマ『ももさんと7人のパパゲーノ』(NHK)における演技が評価され選出。受賞理由として「日常生活のモラルによってどうしようもなく追い詰められていく絶望。伊藤沙莉はこの作品で、その動揺と苦悩をこれ以上なく的確に表出した。同僚や家族や友達や恋人を前にして平静を装う表情のこわばりなど、伊藤が見せる日常下の気持の移ろい自体が、テーマ“パパゲーノ”を体現している」とされた。
“パパゲーノ”とは、死にたい気持ちを抱えながら、その人なりの理由や考え方で死ぬ以外の選択をしている人を指す。
贈呈式後に行われた祝賀会でのスピーチで伊藤は「受賞ありがとうございます。この作品は、表現すること自体が難しい繊細な題材ではあったんですが、関わったスタッフ・キャストみなさんのお陰で受賞できました。作品のみんなでおめでとうを言いたいと思います」と喜びを語った。
『文化庁芸術祭』は、広く一般に優れた芸術の鑑賞の機会を提供するとともに,芸術の創造と発展を図り、日本の芸術文化の振興に資することを目的として昭和21年以来毎年秋に開催されている。テレビやラジオ、演劇など8つの部門で、応募があった作品・公演から審査が行われた。
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2023/02/15