プロフィギュアスケーターの羽生結弦が、7年ぶりの自叙伝『蒼い炎』シリーズの第3巻『蒼い炎III-究竟編(くきょうへん)-』(扶桑社)を2月2日に発売することが決定した。これに伴い、裏表紙2種も公開された。 『蒼い炎』は2011年の東日本大震災でホームリンクが被災し、練習場所を求めて全国のリンクを転々としていた羽生に、遠征費用の役に立てればと出版をオファーした企画。ところが、羽生は自身の印税をすべて、被災したアイスリンク仙台に寄付することを望んだ。これまで1巻と2巻合わせて35万部を超えるロングセラーとなっている同シリーズ。羽生の印税と出版社の売上げの一部は、リンクを運営する加藤商会に寄付され、アイスリンク仙台の送迎バスなどに活用されている。
2023/01/24