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■『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』（31日／さいたまスーパーアリーナ）
　全試合終了後にRIZIN榊原信行CEOが総括会見を行い、大会当日に発表された平本蓮の対戦相手「X」の正体だった梅野源治に感謝を伝えた。

　“2022年のRIZINの顔”といえる大活躍だった平本のスタンディングバウトの相手は、「ヤバいだろ！」で一気にブレイクした、もう一人の“2022年のRIZINの顔”ともいえる男・梅野だった。

　平本の参戦が発表されたのが大会10日前で、そこからのふさわしい相手探しをしていくなかで「梅野選手が僕らの中では一番フィットした。大みそかのXが梅野選手だと面白いねと声をかけた。体重差やルール問題があったが、『俺が男気を見せますよ』ということで試合を受けてくれた」と感謝した。

　梅野は試合後の会見で、この試合に出る条件が「RIZINで大規模な立ち技の大会を榊原さんと約束した」と語っていたが、それが確定なのかと聞かれた榊原CEOは「ここでやると言っちゃうと大変なことになるので、男気には男気で返そうと思っています」と言うに留めたが、立ち技大会の可能性を示唆した。

　この日に参戦が発表された元“K-1の問題児”こと芦澤竜誠をはじめ、その芦澤と対戦する皇治など、最近のRIZINには立ち技の選手が増えており、「総合の選手が立ち技をやることで選手の可能性が広がる」と、さまざまな選手を集めた立ち技大会にする構想も明かした。

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