■『第73回NHK紅白歌合戦』（12月31日、東京・渋谷 NHKホール）
　2回目の出場となる人気デュオ・KinKi Kids（堂本光一、堂本剛）が、『25th　Anniversary Medley』を披露した。

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　歌唱前、「硝子の少年」を作曲した山下達郎からサプライズでメッセージが送られた。山下は「まだあどけなささえ残っていたお2人も早いもので、あのころの私の年齢に近づいてまいりました。ですが、25年前に始めてお会いしたときと2人の空気が全く変わらないことが、何より1番うれしい驚きです」と語った。

　続けて「KinKi Kidsのデビュー曲『硝子の少年』は、私が作曲を担当させていただきました。あれから25年、今年また『Amazing Love』を今度はお2人と共作できたことにより四半世紀をまたぐすばらしいマイルストーンを築くことができました。今夜の紅白で私たちの絆を確かめる幸せを味わいつつ、ますますのご活躍を」とエールを送った。

　これを受けて光一は「緊張しないつもりでいたんですけど、このコメントをいただいて急に緊張感が出てきました」と驚きを隠せない様子。剛も「サプライズに強いと思って生きてきたんですけど、こんなにも弱いとは」と照れ笑いを見せた。

　KinKi Kidsは、山下が作曲した「硝子の少年」と「Amazing Love」を披露。アニバーサリーイヤーにふさわしい“2人だけの”ステージで会場を沸かせた。

　今年の『紅白』は、司会を大泉洋、橋本環奈、櫻井翔（スペシャルナビゲーター）、桑子真帆アナウンサーが務める。テーマは「LOVE ＆ PEACE−みんなでシェア！−」。同局は「2022年の最後をしめくくる時間に歌で“平和の尊さ”や“希望にあふれた愛”を感じてもらいたい。大みそかを年に一度の『ハレの日』にしたい。みんなで楽しめる歌のお祭り　最高のライブエンターテインメントを届けたいと思っています」としている。