ハリウッド俳優のニコラス・ケイジが主演する『マッシブ・タレント』の公開日が来年（2023年）3月24日に決定。ティザービジュアルと、BLACKPINKの楽曲に乗せて、ニコラス・ケイジが暴れている特報が解禁となった。

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　映画『リービング・ラスベガス』（1995年）でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、演技派俳優としての地位を確立すると同時に、アクション超大作にも出演を果たし人気を確立したニコラス・ケイジ。キャリアは栄華を極めるが、その後出演作の興行的失敗が続いたことでハリウッドからのオファーも途絶え、多額の負債を抱えてしまう。そんな人生のどん底を何十本もの低予算映画へ出演することで乗り越えたニコラス。

　借金を完済した彼の下に舞い込んだオファーが本作。演じたのは彼の分身と言えるどん底の俳優ニック・ケイジ役。公開を迎えた本作に対し、批評家や観客からの大絶賛の声は鳴り止まず、さらには世界67ヶ国で初登場TOP10入りのスマッシュヒットを記録、華々しいカムバックを果たした。

　解禁となったティザービジュアルは、ニコラス・ケイジが演じるニック・ケイジの頭部に寄った写真に、「職業：ニコラス・ケイジ」という一文を載せただけの、シンプルなデザインに、“役者、人間としてのニコラス・ケイジってマジで最高だよね！”という思いを込めた“#WeLoveニコケイ”なビジュアルとなっている。

　特報では、ワールドクラスのガールクラッシュグループ・BLACKPINKのヒット曲「Kill This Love」に乗せて、ニコラス・ケイジが演じるニック・ケイジが、コミカルに躍動する様子が映し出されていく。パンチ力があるリズムに合わせて、中国武術のあいさつ・抱拳礼を披露するニックが現れると、続けて髪ふさふさの若かかりし頃のニック、見事な鬚髯をたくわえた現代のニック、イタリアの名門サッカーチーム・ナポリのジャージを着てはしゃいでいるニック、1998年に日本も大ヒットを記録したアクション映画の金字塔『フェイス／オフ』の名場面を再現したニコラス・ケイジの蝋人形も登場するなど、「役者に年なし」ということわざがぴったりな、ニコケイの魅力を詰め込んだシーンが流れていく。

　「2023年完全復活!!」というキャッチフレーズを体現するかの如く、ニックがチャーミングなウィンクで映像を締めくるが、若かかりし頃のニックが「ニック・ファッキンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーケイジだ」と自己紹介していたことなど、危険なワードも飛び交っていたことも思い出される。復活したどんな姿を見せてくれるのか、心をムズムズさせる、特報に仕上がっている。

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