サカナクション山口一郎、休養理由を明かす「まったくベッドから動けない」 “いい一郎の日”に復活報告
 7月1日から体調不良のため休養中だった、5人組ロックバンド・サカナクション山口一郎が16日、インスタライブを行い、同日からSNS周りでの復活を果たすと宣言した。

サカナクション山口一郎 (C)ORICON NewS inc.

サカナクション山口一郎 (C)ORICON NewS inc.

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 山口は「11月16日、いい一郎の日ということなんですが、療養中だったんですけど、きょうを境に復活しようかなと。復活日とさせていただきます」とコメント。「サカナクション、今年で15周年だったんですけど、3日間にわたって配信ライブみたいなのをやったんです。今年入ってすぐとか、去年の終わりくらいかな、決断力がなくなったり、疲れがとれなくなったり、帯状疱疹が出たり、メンタルにかかわる部分での予兆みたいなのがあったと思うんですけど、非常に困っていて…。そのライブが終わった後に非常に疲れがあって、全然考えられないと。体が重くて動かない」と回顧。

 続けて「最初は更年期障害かなと思ったんですけど、何もなくて。『それって,メンタルの病気じゃないか』となりまして、そういった病院に行ってみたんです。そうすると『ちょっと疲れています。燃え尽き症候群ですね』となりまして。そこから通院を始めました。最初言われた時も、本当にそうなのかなと思うくらいで。ちょっと休めば復活できるんじゃないかなと思っていたんですけど、7月入ってからはまったくベッドから動けなくて。ご飯を作れないし、ウーバーイーツで頼むんですけど、玄関まで行けないみたいな感じでした」と明かした。

 その上で「1ヶ月休めば復活できると思っていたんですけど、病気のことをなめていて、よくならない。ちゃんと治してからじゃないと、長くなると。下手すると10年くらいかかる人もいるということで。社長とか周りから休んでくれと説得される形で、ライブとかを中止しました」と明かし「今、完全かというと、ちゃんと治ってないです。いい日もあれば、悪い日もあるんですけど。こういうふうにSNS上で復帰していくのが、リハビリになるような気がしていて。SNS周りでの復活はしていこうかなと、リハビリ兼ねて、きょうからいろいろ復活していこうかな」と話した。

 オンラインライブの可能性を追求した「SAKANAQUARIUM アダプト ONLINE」がついに映像作品としてリリースされることが決定。さらに、自身初の単著「ことば僕自身の訓練のためのノート」の刊行も発表された。

 所属事務所は7月に「この度、ボーカル 山口一郎が体調不良のため、一定期間の休養を取らせていただきますことをお知らせいたします」と報告。「5月より極度の倦怠感、疲労状態などの不調が続いておりましたが、ミュージシャンとしての活動を継続したいという本人の意思を尊重し、バンドメンバー、スタッフ、所属事務所契約のカウンセラーと相談を重ね、方策を講じて参りました。ですが6月下旬、医師から休養が必要との診断を受け、この先も健やかに表現活動を続けていくために、このタイミングでの休養が最優先と判断し、このような結論に至りました」と説明している。

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