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ポケカのサインカード高額転売に絵師困惑 ファンの名前入れる対策も…さいとうなおき氏「怖くて人前に出にくくなって困ります」
 ポケモンカード公認イラストレーターなどで知られるさいとうなおき氏が14日、自身のツイッターを更新し、ファンのポケモンカードへサインしたカードが高額転売されていることを受けて、複雑な心境をつづった。

さいとうなおき氏が描いたポケモンカード「リーリエ」

さいとうなおき氏が描いたポケモンカード「リーリエ」

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 これはきのう13日に、都内のカードショップのツイッターにて、2019年に開催されたポケモンカードのイベント「エクストラバトルの日」の賞品であるカード「リーリエ」を入荷した報告をしたことが発端。カード効果自体は通常のカードと一緒だが、さいとう氏が描いた特別なイラストとなっており、人気キャラクターということもあって高額取引されるレアカードとなっている。

 なかなか世に出回らないカードであり、入荷しただけで注目は集まるが、今回の騒動はこのレアカードに「AKIRAさん!!」と個人名(ハンドルネーム)が書かれたサインカードであったこと。さいとう氏がファンサービスとしてサインをしたものであり、その善意が込められたカードをファンが売り、店側が出品したという形となっている。

 そして、店側のツイッターでは「【入荷情報】とうとう入荷してしまいました…!・リーリエ(エクストラバトルの日)【PSA10サイナーカード(さいとうなおき先生)】¥15,980,000-世界で1枚のカードでございます 是非当店に御来店頂き、ご覧下さいませ」と告知。

 状態が良いカードということもあって高価格となっているが、ポケモンカードファンは価格ではなく絵師が行った善意について触れ「さいとうなおき先生がかわいそう」「さいとうなおき先生に失礼すぎる」「こんなん誰が買うんだよく買い取ったな」「絵師様への冒涜だと思います」「宛名入りのサインに何の価値があるの?」など批判の声が多くあがった。

 これを受け、さいとう氏はツイッターを更新し「サインカード転売の件、ご本人のお名前入れの対策を徹底してたんですが予想外でした」と騒動を驚きつつ、「自分の所有物ですから、僕がアレコレ言う権利ないですし、買う買わないもお店の判断ですけど、単純に僕がしばらく怖くて人前に出にくくなって困ります」と困惑した。また、サインをした相手についても「AKIRAァ!僕はしっかり顔覚えてるぞ!!!」と嘆いた。

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