■『ANGEL CHAMPAGNE presents RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』(6日/名古屋・ドルフィンズアリーナ)
メインイベントの第11試合、弥益ドミネーター聡志(32)VS平本蓮(24)の一戦は、3ラウンド判定3−0で平本が勝利。MMA4戦目にして戦績を2勝2敗のタイにした。
若くしてK-1で活躍後、2020年大みそかの『RIZIN.26』で萩原京平を相手にMMAデビューした平本だったが、持ち味を生かせず一方的にコントロールされTKO負け。アメリカ修業を経て1年3ヶ月ぶりとなった今年3月の2戦目『RIZIN LANDMARK Vol.2』での鈴木千裕との対戦でも、何度もテイクダウンを許し判定負けを喫した。
背水の陣で迎えた7月の3戦目『RIZIN.36』では、鈴木博昭を相手に打撃をベースにしたトータルな戦い方でMMAファイターとしての進化を見せ、判定でMMA初勝利。そして今回の4戦目は、これまでの相手と比べてキャリアでは遥かに格上の弥益と対戦。試合直前の練習で負傷し、契約体重が66キロから70キロに変更された。
第1ラウンド、平本が打撃をヒットさせ弥益に尻餅をつかせるが、平本の追撃を待ち受けていた弥益が足をキャッチして一気に関節技で仕留めにかかる。平本ファンの悲鳴があがったが、平本は冷静に体制を入れ替えながら脱出に成功。さらに寝技に誘うやマスを平本がいなすと、大きな拍手が起きた。その後も平本が打撃をヒットさせ、弥益は転倒しながらも寝技に誘う展開が続き、終盤には再び弥益が足関節を狙うが、ラウンド終了のゴングが鳴らされた。
第2ラウンドは互いに見合う静かな立ち上がりで、弥益がタックルを仕掛けるも平本が冷静に切って寝技に持っていかせない。3分を過ぎて弥益が打撃で前に出ると平本がカウンターをヒットさせてダウンさせた流れで、弥益が平本の足をキャッチして関節を狙うも、またも平本がしのぎグラウンドのディフェンス技術の成長を見せつけた。
迎えた運命の第3ラウンドはグローブタッチからスタート。平本の打撃を警戒しながらも弥益が前に出続けてタックルにとらえるも、平本もケージを巧みに利用し寝技に持ち込ませない。仕掛ける弥益とそれに合わせる平本、残り20秒で弥益が仕掛けたタックルも平本がしのいだところで、試合終了のゴング。その直後に平本から弥益にかけより、頭を下げて感謝を伝えた。
試合後にマイクを握ると「僕は今まで対戦相手でもない選手をたくさん侮辱したり、自分と関係のない選手を巻き込んでいつも悪態ばかりついてますけど、きょうこの場をお借りして、お詫び……」と、まさかの毒舌封印かと一瞬思わせながらも「するわけないでしょ! これからは平本蓮の時代です!」と、らしさあふれるマイクで締めくくり、平本劇場の幕を下ろした。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
メインイベントの第11試合、弥益ドミネーター聡志(32)VS平本蓮(24)の一戦は、3ラウンド判定3−0で平本が勝利。MMA4戦目にして戦績を2勝2敗のタイにした。
若くしてK-1で活躍後、2020年大みそかの『RIZIN.26』で萩原京平を相手にMMAデビューした平本だったが、持ち味を生かせず一方的にコントロールされTKO負け。アメリカ修業を経て1年3ヶ月ぶりとなった今年3月の2戦目『RIZIN LANDMARK Vol.2』での鈴木千裕との対戦でも、何度もテイクダウンを許し判定負けを喫した。
背水の陣で迎えた7月の3戦目『RIZIN.36』では、鈴木博昭を相手に打撃をベースにしたトータルな戦い方でMMAファイターとしての進化を見せ、判定でMMA初勝利。そして今回の4戦目は、これまでの相手と比べてキャリアでは遥かに格上の弥益と対戦。試合直前の練習で負傷し、契約体重が66キロから70キロに変更された。
第1ラウンド、平本が打撃をヒットさせ弥益に尻餅をつかせるが、平本の追撃を待ち受けていた弥益が足をキャッチして一気に関節技で仕留めにかかる。平本ファンの悲鳴があがったが、平本は冷静に体制を入れ替えながら脱出に成功。さらに寝技に誘うやマスを平本がいなすと、大きな拍手が起きた。その後も平本が打撃をヒットさせ、弥益は転倒しながらも寝技に誘う展開が続き、終盤には再び弥益が足関節を狙うが、ラウンド終了のゴングが鳴らされた。
第2ラウンドは互いに見合う静かな立ち上がりで、弥益がタックルを仕掛けるも平本が冷静に切って寝技に持っていかせない。3分を過ぎて弥益が打撃で前に出ると平本がカウンターをヒットさせてダウンさせた流れで、弥益が平本の足をキャッチして関節を狙うも、またも平本がしのぎグラウンドのディフェンス技術の成長を見せつけた。
迎えた運命の第3ラウンドはグローブタッチからスタート。平本の打撃を警戒しながらも弥益が前に出続けてタックルにとらえるも、平本もケージを巧みに利用し寝技に持ち込ませない。仕掛ける弥益とそれに合わせる平本、残り20秒で弥益が仕掛けたタックルも平本がしのいだところで、試合終了のゴング。その直後に平本から弥益にかけより、頭を下げて感謝を伝えた。
試合後にマイクを握ると「僕は今まで対戦相手でもない選手をたくさん侮辱したり、自分と関係のない選手を巻き込んでいつも悪態ばかりついてますけど、きょうこの場をお借りして、お詫び……」と、まさかの毒舌封印かと一瞬思わせながらも「するわけないでしょ! これからは平本蓮の時代です!」と、らしさあふれるマイクで締めくくり、平本劇場の幕を下ろした。
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2022/11/06