俳優の横浜流星(26)、歌舞伎俳優の中村隼人(28)が26日、主演する舞台『巌流島』のオンライン製作発表会見に参加した。 会見は、巌流島の宮本武蔵と佐々木小次郎の銅像前から中継で行われた。初めて巌流島を訪れたという宮本武蔵役の横浜は「ここで武蔵と小次郎が世紀の一戦を。その場に自分も立って、そして同じ空気を吸えているのが光栄。必ず役作りに影響する。来ることができてよかったです」としみじみ。一方の佐々木小次郎役の中村も「船に10分ぐらい乗って、巌流島に上陸したんですけど、ただならないエネルギーを感じて。1人でワクワクしていたんですけど、見えた瞬間に厳かな空気を感じた。来年の舞台ですけど役作りに反映させたい」と感慨を語っていた。 また、銅像を見て、中村は一抹の不安も抱えたそう。中村は「小次郎、史実では一撃でやられちゃうらしいんですが…」とぽつり。苦笑いの横浜は「今回は新解釈…」と必死にフォローを入れて笑わせる。中村は「あっという間に終わらないようにお願いしておかないと」と重ねていた。
2022/10/26