アイドルグループ・乃木坂46の筒井あやめが、テレビ東京ドラマ『真相は耳の中』（21日スタート、毎週金曜　深0：52）の合同インタビューに参加。自身と役の違いや、同作への思い、俳優としての展望を語った。

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　同作は、同局とオーディオストリーミングサービス「Spotify」のポッドキャスト番組が連動したオリジナル作品の第2弾で、“音声コンテンツ”דミステリー”のコメディーミステリー。筒井は、署内で検挙率が最低の崖っぷち刑事・今井譲治（伊原剛志）の娘で“推理オタク”の今井芽依を演じる。芽依は、父に隠れてミステリーを語るポッドキャスト『真相は耳の中』を配信。そんなポッドキャストを父が聞いたことをきっかけに事件を解決する作品となっている。

■“芽依ちゃん”との違いに苦戦　乃木坂46メンバー1の“推理上手”も明かす

　筒井は自身の役どころについて「芽依ちゃんは、探求心が旺盛な子で、気になったことは調べる子」と紹介。「私も好きなことに没頭するタイプで、そういう部分は似ているなと思いました」とするも「お父さんとの関係が気まずい、ちょっとうまくいかない年頃の感じが出てるのですが、私はお父さんと仲良しなので、お父さんと2人のときの空気感が難しいなと感じます」と苦戦していることを打ち明けた。

　父とは「毎日おはようと連絡を取り合っています。お仕事から帰った後もお疲れ様とメッセージや電話が来たりとか、連絡はずっと取っています」と仲良しエピソードを披露。「反抗期もなかったので、一度も親と気まずい感じになったことがなく、そこは難しそうです」と不安げな表情を見せた。

　一方、“ミステリー”に熱中している芽依と同じくらい“かき氷”に熱中しているそう。「かき氷専門店を見かけることが増えて、先週も2日連続で」と話して驚かせ、「メンバーと一緒に行ったりしています」と明かした。さらに、季節を問わず食べたいそうで「かき氷専門店って終わっちゃうんですかね？」と報道陣に問いかけ「冬でも食べたいです」と寂しがるほどの熱中ぶりを見せた。

　さらに、芽依が得意な推理について「私は不得意です」と苦笑いを見せた筒井は、グループで推理が上手そうな人を問われると「同期の田村真佑ちゃんです」と即答。「美容院後の私に『髪の毛切った？』とか髪色とか気が付いてくれて、言葉で伝えてくれるのですごくうれしいし、メンバーのいろいろな変化に気が付けるのは、早いなと思います。誰よりも早く1番に気付いてくれます」と笑顔で語った。

■地上波ドラマ初出演に喜び　先輩・与田祐希の言葉に「緊張が解けました」

　同作が地上波ドラマ初出演となる筒井は「聞いたときはびっくりしました。お芝居を勉強したい気持ちはあったので、機会をいただけてすごくうれしいです」とにっこり。出演にあたっては、グループの先輩に相談をしていたそうで、「与田（祐希）さんに、一緒に焼き肉にいったときに、『緊張して不安なんです』っていうお話をしました」と告白。「与田さんが主演を務めていたテレビ東京ドラマ『量産型リコ』（同局7月期放送）と同じスタッフの方が多く、『すごい面白い方々だよ』ってお話ししてくれて、緊張が解けました」と話した。

　さらに、今後俳優として挑戦したい役については「え〜」と迷いつつ「お友達と放課後にいっぱい遊んで“THE青春”みたいな役を経験してみたいなと思います」と答えた。「学校にいるときは大人しい人だったので“キャピキャピTHE高校生”みたいな楽しそうな女の子をやってみたいです」と熱弁。中学2年生から乃木坂46メンバーとして活動してきた筒井らしい希望を語った。

　最後に同作について「お父さんがポンコツ刑事なので、ポンコツ具合も面白いですし、毎回恐ろしい事件が起こるんですが、コメディ要素も散りばめられているので、笑える部分がたくさんあるかなと思います」とアピール。「芽依ちゃんの推理力にも注目していただけたらと思います」と呼びかけ「芽依ちゃんになりきれるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。