仲野太賀主演の土曜ナイトドラマ『ジャパニーズスタイル』(22日スタート 毎週土曜 後11:30)の取材会が、このほど行われ、仲野を筆頭に、市川実日子、要潤、KAZMA(※Zはストローク付き表記)、石崎ひゅーい、檀れい、柄本明といった全キャストが登場した。
本作は、脚本を金子茂樹氏、監督は深川栄洋氏で、同局初の本格シットコム(シチュエーションコメディの略で、限られた場面設定、登場人物で繰り広げられる連続ドラマ)となる。ほぼ“本番一発勝負”でノンストップ撮影が行われる、何が起こるかわからないライブの臨場感に加えて、豪華ゲストの登場など、毎回さまざまな仕掛けも用意されており、30分間ノンストップの群像劇が繰り広げられる。
■仲野太賀(柿丘哲郎役)
日本ではあまり馴染のない本格的シットコムに、僕自身もはじめて挑戦しています。もちろんとても大変ですが、演じていてとても楽しいです。お客さんの目の前でお芝居して、それを撮影することも普段のドラマではないことですし、かといって、舞台ともまた違います。“新しいお芝居の表現”に挑戦している感じ。こういった選択肢があっても僕はいいと思っています。どこにカテゴライズされているのか、わからないところを、楽しみつつ、一生懸命にやっています。
とはいえ僕は、本番まで台詞が言えないことも結構あって直前までボロボロなのですが、今のところは、何とかぐらつきながらも着地できています(笑)。みどころは、バラバラな個性を持ったキャラクター7人が、団体芸をすることが時々あるのですが、そのときの一致団結感です!(笑) 全員がキッカーと言いますか、他キャストの皆さんが強烈な個性を持って存在してくれるので、とにかく頼もしくて、みんなで1つのことをやることがとても楽しいです。
座長としては、もちろん現場の雰囲気も朗らかでありたいし、殺伐としないようにしたいんですけど、あまりのプレッシャーにピリピリはするときも、時々あります(笑)。今の段階で点数をつけるなら、250点くらいになるんですかね(笑)初回の収録で「150点」と言いましたが、そう言っていかないと、保ってられないんですよ。キャストもそうですし、スタッフも、全員不安なまま始まり、不安なまま終わっていく特殊な現場なので。終わった後も「これ大丈夫でしたかね?」って空気が漂うときもあるので、自分で鼓舞して、いったん忘れて次に行く!ちなみに今日の収録の出来は80点くらいでした(笑)。僕が演じる哲郎はすごく《クズ》なのですが、僕もこういう30分長回しのようなものだと、セリフが飛んでしまうこともありまして…そんな時は、僕じゃないですよって飛んでない顔をしようと心に決めています(笑)。そういった部分も含めて、自分のクズな部分を惜しみなく全部出そうと思っています。
主題歌はVaundyさんが書き下ろしてくださいました。とてもオシャレで、聴いていると踊りだしたくなるような、そんな楽曲で。僕たちも楽曲に負けないように、しっかり面白いドラマを作っていこうと思いました。歌詞もステキで、このドラマにもピッタリ合っていて、すごい才能だと思いました。「Vaundy、恐るべし!」です。まだ年齢も若いのに、この先どうなっていくんだろう?と感じざるを得なかったです。
シットコムというあまり聞きなれないスタイルのジャンルのドラマですが、土曜の夜11時30分に観やすい、とにかく楽しいドラマになっていますので、気楽に見ていただけると幸いです。よろしくお願いします!!
■市川実日子(寺門・ルーシー・数子役)
仲野さんは、セリフが一番多い中で、集中力がとても高く、それで引っ張っていってくれていると感じています。本当に頼もしくて、リハーサルを重ねるごとに、ここをもっと面白くできるとか、作品を面白くしよう、観てもらう方に楽しんでもらおうという気持ちを持ってやってらっしゃいます。それに、本番に入った時のスイッチの入り方がもうぜんぜん違います。ぐーっと引っ張っていってくださる感じです。見所ポイントはいろいろありますが、ほかのドラマでは絶対に観れないと思うのは、みなさんのきらきらと輝く大量の汗です!(笑)。
■要潤(影島駿作役)
仲野さんは、一番負担が大きい中で、引きで物語を見てらっしゃって。細かい部分にも目が届いていて、ひとつひとつのセリフを絶対に笑いに変えたり、雰囲気を良くしたりといったふうに持っていってくださるので、そういう姿勢を見ていて、僕たちは頑張らなきゃなと思えますし、元気をもらいながらやっています。僕のキャラは設定として、2時間ドラマの刑事モノマニアというキャラクターで、毎回、推理のモードに入る瞬間があるんです。その時、つらつら喋るのですが、汗をかき出す瞬間でもあります(笑)。そこも注目して観てほしいですね。脚本の金子(茂樹)さんは、2日で脚本を書かれて、それを我々が2日で覚えて…と、とても過酷な状況なのですが、これが真の『ジャパニーズスタイル』なのだと思います。
■KAZMA(浮野奏太役)
仲野さんは“クズ”が上手いんですよ!だから、全編を通してにじみでる座長の“クズっぷり”、これに引っ張ってもらっていると思っています。地が出てるのかどうかはわからないですけど(笑)。というのも先日初めて一緒に食事しに行ったんですけど、そこから家にタクシーで帰ろうとしたんです。そしたら仲野さんが「俺も乗って行っていいですか?途中で降ろしてもらえればいいので」って言って、僕が途中で降ろしたんですけど、「あれ?金払わないのか?」というのはありました。座長なのに(笑)。たぶんなんですけど、このドラマの撮影が始まってから、一銭も払ってないんじゃないですか(笑)?(「撮影の合間はどのように過ごされていますか?」という質問に仲野が「基本KAZMAさんのお笑い談義です」と答えたことにキャラクターになりきって…)お笑いを知らないメンバーだから、イチから教えてんだよ!
(「長回しの撮影で、プレッシャーに負けてしまっている方はいらっしゃいますか?」との質問にキャラのままで)付け入る隙がないですから。質問がナンセンスです!僕は、プレッシャーにめちゃくちゃ強いよ!正直、1話から、柄本さんはリハーサルでやっていないことをするんですよ。柄本さんのアドリブにみんな動揺していたくらいなんですけど(笑)、それでも僕はブレずに“浮野奏太”ができていますから!観てほしいポイントは、セットの自販機もリアルに買えるし、エレベーターなども細かく作り込まれているし、衣装もスゴイ。裏方さんもスゴイということもぜひ観てほしいです!
■石崎ひゅーい(浅月凛吾郎役)
本当に人間のやることじゃないなって思っていたので、それをこなしている(仲野)太賀を見ていると勇気が湧いてきて、「僕も頑張ろう!」という気持ちになるといいますか、改めて尊敬しました。こういうことができる俳優って、日本に太賀しかいないんじゃないかなと思いましたね。たぶんですけど…今、考えても太賀しかいないですね。でもこの間、一緒にサウナに行ったんですけど、外気浴をしているときの太賀はクズ感が出ていました。何も隠すことなく全開で…僕のほうが「大丈夫かな」って心配になるほどでした(笑)。あと、太賀が座長なのに、肉を食べに行ったときは、僕がおごりました(笑)。見どころは、個人的なことで言うと「凛吾郎ピンク」という技です。まだ詳しくは言えないんですけど、まさにポイントだと思うので、「凛吾郎ピンク」という言葉だけ覚えておいていただけると!
■檀れい(浅月桃代役)
普段の舞台だと、長いお稽古期間があって初日を迎えるという形で、じっくり腰を据えてひとつの作品を作るんですけど、台本をいただいて一生懸命にセリフを覚えたら、わっとみんなでリハーサルをしてすぐに本番という、とても短い時間で30分間のドラマを作り上げないといけないので、緊張感があります。でも、回を重ねるごとに、この7人のメンバーの気持ちがどんどんひとつになっていくのを、芝居をしていても感じます。日々、とても楽しんでお芝居をしています。本当に誰を観ても面白いと思います。ドラマで放送する時にはすべての人は見られないかもしれないですけど、喋っている後ろの人のお芝居であったりとか、みんな何かしらお芝居をしているので、そこは楽しんで観てほしいですね。
■柄本明(梅越一二四役)
(仲野太賀について)座長は大変です。あんなにセリフが多くて…本当に覚えられない!僕は少ないのに覚えられないですから。とにかく大変ですよ!本当に偉いと思います。見どころのポイントは、「この人、セリフ大丈夫かな?」と思いながら観てください。特に僕なんですけど、「この人セリフ忘れたな…あ、出た!」という感じで楽しんでいただければ(笑)。しかし、本当にセリフを覚えるのが大変で、必死です。1話全部を通してやりますからね、太賀さんは特に大変だと思います。僕は結構、セリフも少なめなんですけど、「いつくるのかな…」というのがありますから(笑)。みんなもロシアンルーレットみたいな順番待ちの恐怖があると思います(笑)。そんなリアルなところも見て楽しんで頂ければと思います。
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本作は、脚本を金子茂樹氏、監督は深川栄洋氏で、同局初の本格シットコム(シチュエーションコメディの略で、限られた場面設定、登場人物で繰り広げられる連続ドラマ)となる。ほぼ“本番一発勝負”でノンストップ撮影が行われる、何が起こるかわからないライブの臨場感に加えて、豪華ゲストの登場など、毎回さまざまな仕掛けも用意されており、30分間ノンストップの群像劇が繰り広げられる。
■仲野太賀(柿丘哲郎役)
日本ではあまり馴染のない本格的シットコムに、僕自身もはじめて挑戦しています。もちろんとても大変ですが、演じていてとても楽しいです。お客さんの目の前でお芝居して、それを撮影することも普段のドラマではないことですし、かといって、舞台ともまた違います。“新しいお芝居の表現”に挑戦している感じ。こういった選択肢があっても僕はいいと思っています。どこにカテゴライズされているのか、わからないところを、楽しみつつ、一生懸命にやっています。
とはいえ僕は、本番まで台詞が言えないことも結構あって直前までボロボロなのですが、今のところは、何とかぐらつきながらも着地できています(笑)。みどころは、バラバラな個性を持ったキャラクター7人が、団体芸をすることが時々あるのですが、そのときの一致団結感です!(笑) 全員がキッカーと言いますか、他キャストの皆さんが強烈な個性を持って存在してくれるので、とにかく頼もしくて、みんなで1つのことをやることがとても楽しいです。
座長としては、もちろん現場の雰囲気も朗らかでありたいし、殺伐としないようにしたいんですけど、あまりのプレッシャーにピリピリはするときも、時々あります(笑)。今の段階で点数をつけるなら、250点くらいになるんですかね(笑)初回の収録で「150点」と言いましたが、そう言っていかないと、保ってられないんですよ。キャストもそうですし、スタッフも、全員不安なまま始まり、不安なまま終わっていく特殊な現場なので。終わった後も「これ大丈夫でしたかね?」って空気が漂うときもあるので、自分で鼓舞して、いったん忘れて次に行く!ちなみに今日の収録の出来は80点くらいでした(笑)。僕が演じる哲郎はすごく《クズ》なのですが、僕もこういう30分長回しのようなものだと、セリフが飛んでしまうこともありまして…そんな時は、僕じゃないですよって飛んでない顔をしようと心に決めています(笑)。そういった部分も含めて、自分のクズな部分を惜しみなく全部出そうと思っています。
主題歌はVaundyさんが書き下ろしてくださいました。とてもオシャレで、聴いていると踊りだしたくなるような、そんな楽曲で。僕たちも楽曲に負けないように、しっかり面白いドラマを作っていこうと思いました。歌詞もステキで、このドラマにもピッタリ合っていて、すごい才能だと思いました。「Vaundy、恐るべし!」です。まだ年齢も若いのに、この先どうなっていくんだろう?と感じざるを得なかったです。
シットコムというあまり聞きなれないスタイルのジャンルのドラマですが、土曜の夜11時30分に観やすい、とにかく楽しいドラマになっていますので、気楽に見ていただけると幸いです。よろしくお願いします!!
■市川実日子(寺門・ルーシー・数子役)
仲野さんは、セリフが一番多い中で、集中力がとても高く、それで引っ張っていってくれていると感じています。本当に頼もしくて、リハーサルを重ねるごとに、ここをもっと面白くできるとか、作品を面白くしよう、観てもらう方に楽しんでもらおうという気持ちを持ってやってらっしゃいます。それに、本番に入った時のスイッチの入り方がもうぜんぜん違います。ぐーっと引っ張っていってくださる感じです。見所ポイントはいろいろありますが、ほかのドラマでは絶対に観れないと思うのは、みなさんのきらきらと輝く大量の汗です!(笑)。
■要潤(影島駿作役)
仲野さんは、一番負担が大きい中で、引きで物語を見てらっしゃって。細かい部分にも目が届いていて、ひとつひとつのセリフを絶対に笑いに変えたり、雰囲気を良くしたりといったふうに持っていってくださるので、そういう姿勢を見ていて、僕たちは頑張らなきゃなと思えますし、元気をもらいながらやっています。僕のキャラは設定として、2時間ドラマの刑事モノマニアというキャラクターで、毎回、推理のモードに入る瞬間があるんです。その時、つらつら喋るのですが、汗をかき出す瞬間でもあります(笑)。そこも注目して観てほしいですね。脚本の金子(茂樹)さんは、2日で脚本を書かれて、それを我々が2日で覚えて…と、とても過酷な状況なのですが、これが真の『ジャパニーズスタイル』なのだと思います。
■KAZMA(浮野奏太役)
仲野さんは“クズ”が上手いんですよ!だから、全編を通してにじみでる座長の“クズっぷり”、これに引っ張ってもらっていると思っています。地が出てるのかどうかはわからないですけど(笑)。というのも先日初めて一緒に食事しに行ったんですけど、そこから家にタクシーで帰ろうとしたんです。そしたら仲野さんが「俺も乗って行っていいですか?途中で降ろしてもらえればいいので」って言って、僕が途中で降ろしたんですけど、「あれ?金払わないのか?」というのはありました。座長なのに(笑)。たぶんなんですけど、このドラマの撮影が始まってから、一銭も払ってないんじゃないですか(笑)?(「撮影の合間はどのように過ごされていますか?」という質問に仲野が「基本KAZMAさんのお笑い談義です」と答えたことにキャラクターになりきって…)お笑いを知らないメンバーだから、イチから教えてんだよ!
(「長回しの撮影で、プレッシャーに負けてしまっている方はいらっしゃいますか?」との質問にキャラのままで)付け入る隙がないですから。質問がナンセンスです!僕は、プレッシャーにめちゃくちゃ強いよ!正直、1話から、柄本さんはリハーサルでやっていないことをするんですよ。柄本さんのアドリブにみんな動揺していたくらいなんですけど(笑)、それでも僕はブレずに“浮野奏太”ができていますから!観てほしいポイントは、セットの自販機もリアルに買えるし、エレベーターなども細かく作り込まれているし、衣装もスゴイ。裏方さんもスゴイということもぜひ観てほしいです!
■石崎ひゅーい(浅月凛吾郎役)
本当に人間のやることじゃないなって思っていたので、それをこなしている(仲野)太賀を見ていると勇気が湧いてきて、「僕も頑張ろう!」という気持ちになるといいますか、改めて尊敬しました。こういうことができる俳優って、日本に太賀しかいないんじゃないかなと思いましたね。たぶんですけど…今、考えても太賀しかいないですね。でもこの間、一緒にサウナに行ったんですけど、外気浴をしているときの太賀はクズ感が出ていました。何も隠すことなく全開で…僕のほうが「大丈夫かな」って心配になるほどでした(笑)。あと、太賀が座長なのに、肉を食べに行ったときは、僕がおごりました(笑)。見どころは、個人的なことで言うと「凛吾郎ピンク」という技です。まだ詳しくは言えないんですけど、まさにポイントだと思うので、「凛吾郎ピンク」という言葉だけ覚えておいていただけると!
■檀れい(浅月桃代役)
普段の舞台だと、長いお稽古期間があって初日を迎えるという形で、じっくり腰を据えてひとつの作品を作るんですけど、台本をいただいて一生懸命にセリフを覚えたら、わっとみんなでリハーサルをしてすぐに本番という、とても短い時間で30分間のドラマを作り上げないといけないので、緊張感があります。でも、回を重ねるごとに、この7人のメンバーの気持ちがどんどんひとつになっていくのを、芝居をしていても感じます。日々、とても楽しんでお芝居をしています。本当に誰を観ても面白いと思います。ドラマで放送する時にはすべての人は見られないかもしれないですけど、喋っている後ろの人のお芝居であったりとか、みんな何かしらお芝居をしているので、そこは楽しんで観てほしいですね。
■柄本明(梅越一二四役)
(仲野太賀について)座長は大変です。あんなにセリフが多くて…本当に覚えられない!僕は少ないのに覚えられないですから。とにかく大変ですよ!本当に偉いと思います。見どころのポイントは、「この人、セリフ大丈夫かな?」と思いながら観てください。特に僕なんですけど、「この人セリフ忘れたな…あ、出た!」という感じで楽しんでいただければ(笑)。しかし、本当にセリフを覚えるのが大変で、必死です。1話全部を通してやりますからね、太賀さんは特に大変だと思います。僕は結構、セリフも少なめなんですけど、「いつくるのかな…」というのがありますから(笑)。みんなもロシアンルーレットみたいな順番待ちの恐怖があると思います(笑)。そんなリアルなところも見て楽しんで頂ければと思います。
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2022/10/17