俳優のムロツヨシが30日、都内で行われた映画『川っぺりムコリッタ』(9月16日公開)プレミア上映イベントの舞台あいさつに登壇。メガホンをとった荻上直子監督との出会いは、「天敵現る」「荻上前、荻上後で変わった」と自身の役者人生を変えるものだったと打ち明けた。
同作でムロが演じた島田は、松山ケンイチ演じる主人公・山田の隣人で、他人の部屋にズケズケと上がり込んでいく厚かましさがある一方、本当は繊細な人かもしれないという得体のしれないキャラクター。
荻上監督から「いままでのムロツヨシを捨ててください、と真っすぐはっきり言われた」というムロは「とてつもなく厳しい言い方の時もあったさ」と荻上監督の演出に打ちのめされたこともあったという。
2人きりで酒を酌み交わし、腹を割って話し合い、ムロは「そこからしっかり、荻上監督の作品に参加している感覚が生まれた。いままでのムロツヨシを捨ててやっていたら、松山くんが『ムロさん何があったんですか?』と聞いてくるくらいだった」と振り返った。
「僕の役者人生は荻上前、荻上後で変わっていますから。(『川っぺりムコリッタ』の撮影後に)主演作の撮影が2本入っていたんですが、そのタイミングで出会えて、とてつもない人生経験だった」と努めて笑顔で話していた。
共演した松山も「どんどん静かになっていって、いままでみたことないムロさんだった」といい、満島ひかりも「ムロさんがピンクのTシャツを着てて、汗をかいていて、襟もダラダラしてて、人生にさまよった顔で歩いていて、悲しい哀愁みたいなのがかわいくて、汚れた犬みたいな感じでかわいいなと思っていた」とコメント。
すると、ムロが「さっきは違う言い方をしていた。敗北感のある男って言ってた」と、満島の暴言を暴露し、「敗北感って…」と自ら傷口に塩を塗っていた。いずれにしてもムロにとって試練の現場だったことは間違いないが、それを観客の前で笑い話にできるくらい、ムロも荻上監督も完成した作品に自信を持っているようだった。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
同作でムロが演じた島田は、松山ケンイチ演じる主人公・山田の隣人で、他人の部屋にズケズケと上がり込んでいく厚かましさがある一方、本当は繊細な人かもしれないという得体のしれないキャラクター。
荻上監督から「いままでのムロツヨシを捨ててください、と真っすぐはっきり言われた」というムロは「とてつもなく厳しい言い方の時もあったさ」と荻上監督の演出に打ちのめされたこともあったという。
2人きりで酒を酌み交わし、腹を割って話し合い、ムロは「そこからしっかり、荻上監督の作品に参加している感覚が生まれた。いままでのムロツヨシを捨ててやっていたら、松山くんが『ムロさん何があったんですか?』と聞いてくるくらいだった」と振り返った。
「僕の役者人生は荻上前、荻上後で変わっていますから。(『川っぺりムコリッタ』の撮影後に)主演作の撮影が2本入っていたんですが、そのタイミングで出会えて、とてつもない人生経験だった」と努めて笑顔で話していた。
共演した松山も「どんどん静かになっていって、いままでみたことないムロさんだった」といい、満島ひかりも「ムロさんがピンクのTシャツを着てて、汗をかいていて、襟もダラダラしてて、人生にさまよった顔で歩いていて、悲しい哀愁みたいなのがかわいくて、汚れた犬みたいな感じでかわいいなと思っていた」とコメント。
すると、ムロが「さっきは違う言い方をしていた。敗北感のある男って言ってた」と、満島の暴言を暴露し、「敗北感って…」と自ら傷口に塩を塗っていた。いずれにしてもムロにとって試練の現場だったことは間違いないが、それを観客の前で笑い話にできるくらい、ムロも荻上監督も完成した作品に自信を持っているようだった。
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2022/08/30