ロック歌手・矢沢永吉(72)が27・28日の両日、国立競技場でデビュー50周年記念のスタジアム&ドームツアー『EIKICHI YAZAWA 50th ANNIVERSARY TOUR「MY WAY」』(3都市4公演)の東京公演を行い、2日間で12万人を動員した。2019年11月に完成した新国立競技場で有観客の単独コンサートが行われるのは初。2日目の28日公演にはゲストとしてB’zが無告知で登場し、初共演するサプライズに大観衆がどよめき、拍手の嵐が響き渡った。 新国立2日目は、昼過ぎまで降っていた雨も止み、前日の猛暑から一転、秋の訪れを感じさせる心地よい風が競技場を吹き抜けた。開演を待ちきれない観客による手拍子と巨大ウェーブで出迎えられた矢沢は「本当にようこそ、いらっしゃい」とファンを歓迎した。