7月13日に「恋のクラウチングスタート/お祭りデビューだぜ!」でデビューするハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)発の10人組アイドルグループ・OCHA NORMA(オチャ ノーマ)。メジャーデビューが決まった今の心境や、両A面である2曲の聞きどころ、ダンス、初めてのMV撮影の裏側などを聞いた。
■完成した音源で知る“パート割”はハロプロの伝統「出来上がったものには納得しかない」
――『恋のクラウチングスタート』はデビュー曲にふさわしい明るくフレッシュな楽曲ですね。
【西崎美空】素敵な楽曲でデビューできることがうれしいです。最初、仮音源をもらったときに「ゲッチュー」が印象的で、みんなで口ずさんでました。(崎=たつさきが正式表記)
【窪田七海】この曲の歌詞には「ゲッチュー」が3回入っているんですけど、同じフレーズでも歌う人によって歌い方も違っていて、それぞれ個性が出ているので注目してほしいですね。ダンスも手振りが多くて真似もしやすいので、みんなで一緒に踊りたいです。サビが歌詞の意味通りになっていてわかりやすいし、TikTokとかでも踊ってくれたらうれしいな。
【石栗奏美】一曲の中でリズムが変わる部分があったり、MVでは私たちの歴史がわかるような映像があったり、ひとつの物語を見ているような感覚を楽しめると思います。最初から最後まで目を離さず見てほしいです!
【米村姫良々】2番の歌詞で「はにかんだ顔がドストライク」っていう歌詞があるんですけど、響きも好きだし、初めてデモ音源を聞いたときにも印象に残っていて、誰が歌うのかなと思ったら、ももだったので、ぴったりだなーって!
【北原もも】わたしもとっても好きです。いつかマスク不要のライブができるようになったら、ファンの方の表情をよく見ながら歌えたらいいなって思います。
――ハロプロは全員でレコーディングして、出来上がってから自分のパートを知ると伺いました。「ここ歌いたかったな」と思うこともあるんですか?
【広本瑠璃】レコーディングには、「このパートやりたいな」って思って挑むんですけど、できあがった音源を聞いてみると「こういうパターンもあったんだ、めっちゃいいじゃん!」って思うので、納得しかないです!
■キラキラMV撮影の裏側は虫だらけ!? “余裕の走り”でつらそうな表情をする演技にも注目
――「恋のクラウチングスタート」のMVは競技場での撮影だったそうですが大変だったことは?
【石栗奏美】競技場内は広くて、実は移動が大変でした!(笑)
【米村姫良々】たしかに! それと、周りには自然が多かったので虫がいっぱいいて、常に警戒しながら移動していました(笑)。あと、走るシーンの撮影で息切れがすごかったです。100回くらい走ったよね…?
【斉藤円香】それは盛りすぎ(笑)。でも35回くらいは走ったかも。同じところを何回も走るので、走った距離を戻るのも結構大変で。自分の心との闘いでもありました。
――メンバーの中で運動が得意な人は?
【筒井澪心】わたしはこのグループに加入する前は部活でバスケをやっていて、小学校では陸上をしていたので、運動は得意な方だと思います。でも、このところやっていなかったので筋肉痛になりました(笑)。
【斉藤円香】クラウチングの機材の使い方がよくわからなくて、筒井に丁寧に教えてもらいました!
【石栗奏美】撮影で走るとき、みんなで並んで走らないといけなくて。わたしの足が遅かったので、筒井はそれに合わせてくれました(笑)。
【筒井澪心】本当はゆっくり走っているのに、一生懸命走っている顔をつくるのが大変でした(笑)!
――ちなみに、ダンスが得意なメンバーは?
【広本瑠璃】わたし…かな? 小さい頃から踊るが大好きだったので。「お祭りデビューだぜ!」のダンスにも注目してほしいです。
【米村姫良々】「お祭りデビューだぜ!」のダンスはほんとにハードなんですよ! 軽いノリでは踊れないです。気合を入れないと(笑)。
【石栗奏美】歌舞伎の見得を切るポーズとか、ドジョウ掬いをするポーズなど、これまでやったことがないような動きが取り入れられているので、学ぶことも多かったですね。「ダンスってこんなに大変なんだ」って、実感しながら踊りました。
――そんなに大変なんですね。でも、思わず踊りたくなるような、威勢がいい楽曲ですよね。
【斉藤円香】デモ音源を最初にもらったときは、けっこう(テンション)低めのお祭りソングだったんです。でもどんどん華やかになっていって。変化していく様子を見ていたので、一緒に育てたような感覚もあります。
【窪田七海】OCHA NORMAというグループ名から広げられたフレーズがたくさん入っているので、ぜひ歌詞を聞いてほしいですね。
■下積みとオーディション…歴の違うメンバーが共存するグループ「ステージ上のことを共有できるのは10人しかいない」
――結成されてから半年。デビューがいよいよ目前に迫っていますが、メンバー同士の信頼関係はどのように築いていますか?
【窪田七海】こういった取材や、リリースイベントで忙しくさせていただいていて、ほぼ毎日一緒にいるので、自然と仲良くなっています。
【中山夏月姫】私は何かあったらまずメンバーに相談します。今は家族より一緒にいる時間が長いですし、同じ感情をいちばん共有できていると思うので。
【米村姫良々】それ、わたしもわかる。ステージ上に立ってみないとわからないことってたくさんあると思っていて、それを共有できるのはこのメンバーしかいない。だからこそ話せることはたくさんあるし、みんなよく聞いてくれて。すごく信頼できる存在です。
――同じグループといえど、ライバル関係だったり、バチバチしたり…というイメージもあるんですけど、OCHA NORMAにはないですか?
【石栗奏美】研修生のときはライバルという意識もあったんですけど、グループが結成されてからは全員で向上していきたいという気持ちに変わりました。
【北原もも】私もです。みんなで力を合わせて大きくなっていきたいです。
――これまで研修生として、長い間デビューを目指して活動してきたメンバーも多いグループですよね。
【米村姫良々】わたしは、2016年から5年くらい研修生として活動してきて、ようやくデビューってなって、すごくホッとした気持ちが大きいです。OCHA NORMAとして、みんなで衣装を着て、MVを撮ったりしている今が信じられない。夢見てきた時間が長すぎて、今もまだ少しだけ気持ちがフワフワしています。
【石栗奏美】わたしはハロプロ研修生北海道に所属だったんですけど、周りの子たちがデビューしていく中、「辞めた方がいいのかな」と思ったこともありました。「でも私が辞めたらハロプロ研修生北海道が消滅してしまうし…」という思いが留まらせてくれて。目標や未来がはっきり見えない中でも、がんばって乗り越えてよかったなって思っています。
――逆にオーディションを勝ち抜いてこられた方々は今どんな思いですか?
【田代すみれ】わたしは、ダンスも歌も未経験だったので、加入したときは、みんなとの差にとにかく不安しかなくて。でも日々を過ごす中で、いろんなことを学んで吸収できて、成長できる毎日が楽しくて仕方ないです。
【筒井澪心】わたしは小さい頃からハロプロでデビューしたいという夢を持っていたので、今ここにいる奇跡を大事にしたいです。いまはまだ、頭で考えてパフォーマンスを行っていることも多いんですけど、もっと経験を積んで、感覚的な部分も大事にして、みんなのようなパフォーマンスを目指したいです。
【窪田七海】2人ともすごいですよ。何年も歌やダンスをやってきた人たちと一緒に急に踊ってください、歌ってくださいって言われて、すぐにできるものじゃないと思います。2人を見て、「わたしたちもがんばらなきゃな」って、刺激になりました!
――今後は、どんな活動をしていきたいですか?
【西崎美空】テレビにも出たいですけど、YouTubeやTikTokなど、手当たり次第流行りにのっかっていきたいなって思っています。OCHA NORMAという名前の通り、老若男女に幅広く知っていただける、親しみやすいグループになりたいです。
【中山夏月姫】メンバーの出身地がそれぞれ違うので、凱旋公演をやりたいです。ゆくゆくは観光大使とか、地域に根付いたお仕事もできたらうれしいですね。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
■完成した音源で知る“パート割”はハロプロの伝統「出来上がったものには納得しかない」
――『恋のクラウチングスタート』はデビュー曲にふさわしい明るくフレッシュな楽曲ですね。
【西崎美空】素敵な楽曲でデビューできることがうれしいです。最初、仮音源をもらったときに「ゲッチュー」が印象的で、みんなで口ずさんでました。(崎=たつさきが正式表記)
【窪田七海】この曲の歌詞には「ゲッチュー」が3回入っているんですけど、同じフレーズでも歌う人によって歌い方も違っていて、それぞれ個性が出ているので注目してほしいですね。ダンスも手振りが多くて真似もしやすいので、みんなで一緒に踊りたいです。サビが歌詞の意味通りになっていてわかりやすいし、TikTokとかでも踊ってくれたらうれしいな。
【石栗奏美】一曲の中でリズムが変わる部分があったり、MVでは私たちの歴史がわかるような映像があったり、ひとつの物語を見ているような感覚を楽しめると思います。最初から最後まで目を離さず見てほしいです!
【米村姫良々】2番の歌詞で「はにかんだ顔がドストライク」っていう歌詞があるんですけど、響きも好きだし、初めてデモ音源を聞いたときにも印象に残っていて、誰が歌うのかなと思ったら、ももだったので、ぴったりだなーって!
【北原もも】わたしもとっても好きです。いつかマスク不要のライブができるようになったら、ファンの方の表情をよく見ながら歌えたらいいなって思います。
――ハロプロは全員でレコーディングして、出来上がってから自分のパートを知ると伺いました。「ここ歌いたかったな」と思うこともあるんですか?
【広本瑠璃】レコーディングには、「このパートやりたいな」って思って挑むんですけど、できあがった音源を聞いてみると「こういうパターンもあったんだ、めっちゃいいじゃん!」って思うので、納得しかないです!
■キラキラMV撮影の裏側は虫だらけ!? “余裕の走り”でつらそうな表情をする演技にも注目
――「恋のクラウチングスタート」のMVは競技場での撮影だったそうですが大変だったことは?
【石栗奏美】競技場内は広くて、実は移動が大変でした!(笑)
【米村姫良々】たしかに! それと、周りには自然が多かったので虫がいっぱいいて、常に警戒しながら移動していました(笑)。あと、走るシーンの撮影で息切れがすごかったです。100回くらい走ったよね…?
【斉藤円香】それは盛りすぎ(笑)。でも35回くらいは走ったかも。同じところを何回も走るので、走った距離を戻るのも結構大変で。自分の心との闘いでもありました。
――メンバーの中で運動が得意な人は?
【筒井澪心】わたしはこのグループに加入する前は部活でバスケをやっていて、小学校では陸上をしていたので、運動は得意な方だと思います。でも、このところやっていなかったので筋肉痛になりました(笑)。
【斉藤円香】クラウチングの機材の使い方がよくわからなくて、筒井に丁寧に教えてもらいました!
【石栗奏美】撮影で走るとき、みんなで並んで走らないといけなくて。わたしの足が遅かったので、筒井はそれに合わせてくれました(笑)。
【筒井澪心】本当はゆっくり走っているのに、一生懸命走っている顔をつくるのが大変でした(笑)!
――ちなみに、ダンスが得意なメンバーは?
【広本瑠璃】わたし…かな? 小さい頃から踊るが大好きだったので。「お祭りデビューだぜ!」のダンスにも注目してほしいです。
【米村姫良々】「お祭りデビューだぜ!」のダンスはほんとにハードなんですよ! 軽いノリでは踊れないです。気合を入れないと(笑)。
【石栗奏美】歌舞伎の見得を切るポーズとか、ドジョウ掬いをするポーズなど、これまでやったことがないような動きが取り入れられているので、学ぶことも多かったですね。「ダンスってこんなに大変なんだ」って、実感しながら踊りました。
――そんなに大変なんですね。でも、思わず踊りたくなるような、威勢がいい楽曲ですよね。
【斉藤円香】デモ音源を最初にもらったときは、けっこう(テンション)低めのお祭りソングだったんです。でもどんどん華やかになっていって。変化していく様子を見ていたので、一緒に育てたような感覚もあります。
【窪田七海】OCHA NORMAというグループ名から広げられたフレーズがたくさん入っているので、ぜひ歌詞を聞いてほしいですね。
■下積みとオーディション…歴の違うメンバーが共存するグループ「ステージ上のことを共有できるのは10人しかいない」
――結成されてから半年。デビューがいよいよ目前に迫っていますが、メンバー同士の信頼関係はどのように築いていますか?
【窪田七海】こういった取材や、リリースイベントで忙しくさせていただいていて、ほぼ毎日一緒にいるので、自然と仲良くなっています。
【中山夏月姫】私は何かあったらまずメンバーに相談します。今は家族より一緒にいる時間が長いですし、同じ感情をいちばん共有できていると思うので。
【米村姫良々】それ、わたしもわかる。ステージ上に立ってみないとわからないことってたくさんあると思っていて、それを共有できるのはこのメンバーしかいない。だからこそ話せることはたくさんあるし、みんなよく聞いてくれて。すごく信頼できる存在です。
――同じグループといえど、ライバル関係だったり、バチバチしたり…というイメージもあるんですけど、OCHA NORMAにはないですか?
【石栗奏美】研修生のときはライバルという意識もあったんですけど、グループが結成されてからは全員で向上していきたいという気持ちに変わりました。
【北原もも】私もです。みんなで力を合わせて大きくなっていきたいです。
――これまで研修生として、長い間デビューを目指して活動してきたメンバーも多いグループですよね。
【米村姫良々】わたしは、2016年から5年くらい研修生として活動してきて、ようやくデビューってなって、すごくホッとした気持ちが大きいです。OCHA NORMAとして、みんなで衣装を着て、MVを撮ったりしている今が信じられない。夢見てきた時間が長すぎて、今もまだ少しだけ気持ちがフワフワしています。
【石栗奏美】わたしはハロプロ研修生北海道に所属だったんですけど、周りの子たちがデビューしていく中、「辞めた方がいいのかな」と思ったこともありました。「でも私が辞めたらハロプロ研修生北海道が消滅してしまうし…」という思いが留まらせてくれて。目標や未来がはっきり見えない中でも、がんばって乗り越えてよかったなって思っています。
――逆にオーディションを勝ち抜いてこられた方々は今どんな思いですか?
【田代すみれ】わたしは、ダンスも歌も未経験だったので、加入したときは、みんなとの差にとにかく不安しかなくて。でも日々を過ごす中で、いろんなことを学んで吸収できて、成長できる毎日が楽しくて仕方ないです。
【筒井澪心】わたしは小さい頃からハロプロでデビューしたいという夢を持っていたので、今ここにいる奇跡を大事にしたいです。いまはまだ、頭で考えてパフォーマンスを行っていることも多いんですけど、もっと経験を積んで、感覚的な部分も大事にして、みんなのようなパフォーマンスを目指したいです。
【窪田七海】2人ともすごいですよ。何年も歌やダンスをやってきた人たちと一緒に急に踊ってください、歌ってくださいって言われて、すぐにできるものじゃないと思います。2人を見て、「わたしたちもがんばらなきゃな」って、刺激になりました!
――今後は、どんな活動をしていきたいですか?
【西崎美空】テレビにも出たいですけど、YouTubeやTikTokなど、手当たり次第流行りにのっかっていきたいなって思っています。OCHA NORMAという名前の通り、老若男女に幅広く知っていただける、親しみやすいグループになりたいです。
【中山夏月姫】メンバーの出身地がそれぞれ違うので、凱旋公演をやりたいです。ゆくゆくは観光大使とか、地域に根付いたお仕事もできたらうれしいですね。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2022/07/12