12日に最終回を迎えたTBS系日曜劇場『マイファミリー』(午後9:00〜)。嵐の二宮和也が主演を務め、多部未華子ら豪華キャストがそろった同作で、物語のキーパーソンとして視聴者に大きなインパクトを残したのが、鈴間亜矢役の藤間爽子(ふじま・さわこ/27)だ。日本舞踊家として昨年、紫派藤間流の家元を継ぎ、三代目藤間紫を襲名。一方、俳優としてもNHK連続テレビ小説『ひよっこ』、『ボイスII 110緊急指令室』(日本テレビ系)など話題作で好演を重ねてきた。異色の経歴と存在感の光る演技で今後がますます“気になる”藤間に、『マイファミリー』やこれまでの歩みを振り返ってもらった。
藤間が演じた鈴間は、主演の二宮演じる鳴沢温人(なるさわ はると)がCEOを務めるゲーム会社「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」の社員。当初は鳴沢の一家をめぐる誘拐事件の解決に協力していたが、終盤にきて実は誘拐犯の1人だったことが判明してしまう。メガネ姿のかわいらしい出で立ちとは裏腹に、ストーリーの鍵を握る重要人物として、藤間は見事な立ち回りを見せた。
改めて鈴間亜矢の役作りについて聞くと「最初はハルカナの社員としてでてきて、その後、誘拐したことが分かるわけですが、その2つを演じる上で、そこまでキャラクターを極端に変える必要はないと思って演じた」としつつも「でも前半、社員を演じているときは『怪しまれないように』と監督から言われて、どこにでもいるようなゲーム会社勤めの女の子を演じてほしいということで、天真爛漫さのあるキャラクターを自分なりに試行錯誤しました」と振り返る。
そんな中、印象的だった鈴間の“鼻メガネ”は藤間からのアイデアだったそうで、「一方で印象に残らないと嫌だなというのもあって、鼻メガネにしてみたり。そういうちょっとしたところを考えて作っていきました。でも、あまりに鼻メガネすぎて、監督からは『もうちょっと(メガネ)上げてくれる?』と言われてしまいました(笑)」とエピソードを明かしてくれた。
鈴間の人物像についても聞いてみると、「鈴間さんは最初から『お姉ちゃん(東堂亜希/珠城りょう)のため』、『(亜希の娘・東堂)心春ちゃんのために』というところからまず始まっていて、最後は囮(おとり)となって、義理の兄・東堂(樹生/濱田岳)のために動く。そういう自己犠牲精神の強い子と言うか、ピュアな子だと改めて感じました」と役の魅力を語っていた。
『マイファミリー』でまた一つ、俳優として大きなステップアップを果たした。一方、家元の重責とともに日本舞踊家の活動も両立できるのは、周囲の深い理解に支えられているからだと話す。「祖母(初代藤間紫)の代からずっと一緒にいてくださった流派の方々、お弟子さんや舞踊界の先輩方は、自分が舞踊と俳優両方やると決めたことをすごく応援してくれたんです。なかには『舞踊家だけでやってほしい』というお言葉もあるかと思ったんですけど、むしろ皆さん応援してくださって、『今の歳だからできることを沢山経験して、むしろそうしてもらいたい』と言ってくださっているのが励みになります。それが今頑張れてる支えになっていると思います」。
今後、演じてみたい役柄をたずねると「特定の人というのは決まってないですけど、実際にいた人物や実際にあった話を演じてみたいですね」と目を輝かせていた。
【藤間爽子の素顔に迫る“一問一答”】
●趣味は
舞台観賞
●特技は
けん玉、ボウリング、モスキート音探し。
●チャームポイントは
面長なところ。
●子どもの頃の夢は
日本舞踊のできる女優さん。
●今まで買ったもので一番高価なものは
最近パソコン買いました。
●自分の中で一番大切にしていることは
遊ぶこと。人と会ったり息抜きすること。
●最もストレスを感じる瞬間は
急かされるとき。
●ストレス解消法は
家から出る。遊びに出かける。
●癖は
髪の毛を触ること。
●座右の銘は
楽しんだもの勝ち!
●弱点は
道や方向感覚、土地勘が弱いこと。
●好きな食べ物は
セロリ、みょうが、納豆。
●好きなアーティストは
最近、歌詞がない曲をよく聴きます。久石譲さん良いですね。
●好きなTV番組は
『ザ!世界仰天ニュース』『家、ついて行ってイイですか?』
●尊敬する人物は
医療従事者。
●初対面の相手、最初に見るところは
顔。
●人に言われて一番印象に残っている言葉は
「藤間さんは“ちぐはぐ”ね」と言われました。
●初恋はいつ、どんな相手?
それは言えないです(笑)。
●最近、一番泣いたことは
友達の結婚式。
●最近、一番うれしかったことは
『マイファミリー』出演が決まったとき。
●一度だけ魔法が使えるなら?
すごくつまらないこと言っていいですか? 空を飛んでみたい(笑)。
●急に一日休みになったら何をする?
ちょっと遠出かな。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
藤間が演じた鈴間は、主演の二宮演じる鳴沢温人(なるさわ はると)がCEOを務めるゲーム会社「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」の社員。当初は鳴沢の一家をめぐる誘拐事件の解決に協力していたが、終盤にきて実は誘拐犯の1人だったことが判明してしまう。メガネ姿のかわいらしい出で立ちとは裏腹に、ストーリーの鍵を握る重要人物として、藤間は見事な立ち回りを見せた。
改めて鈴間亜矢の役作りについて聞くと「最初はハルカナの社員としてでてきて、その後、誘拐したことが分かるわけですが、その2つを演じる上で、そこまでキャラクターを極端に変える必要はないと思って演じた」としつつも「でも前半、社員を演じているときは『怪しまれないように』と監督から言われて、どこにでもいるようなゲーム会社勤めの女の子を演じてほしいということで、天真爛漫さのあるキャラクターを自分なりに試行錯誤しました」と振り返る。
そんな中、印象的だった鈴間の“鼻メガネ”は藤間からのアイデアだったそうで、「一方で印象に残らないと嫌だなというのもあって、鼻メガネにしてみたり。そういうちょっとしたところを考えて作っていきました。でも、あまりに鼻メガネすぎて、監督からは『もうちょっと(メガネ)上げてくれる?』と言われてしまいました(笑)」とエピソードを明かしてくれた。
鈴間の人物像についても聞いてみると、「鈴間さんは最初から『お姉ちゃん(東堂亜希/珠城りょう)のため』、『(亜希の娘・東堂)心春ちゃんのために』というところからまず始まっていて、最後は囮(おとり)となって、義理の兄・東堂(樹生/濱田岳)のために動く。そういう自己犠牲精神の強い子と言うか、ピュアな子だと改めて感じました」と役の魅力を語っていた。
『マイファミリー』でまた一つ、俳優として大きなステップアップを果たした。一方、家元の重責とともに日本舞踊家の活動も両立できるのは、周囲の深い理解に支えられているからだと話す。「祖母(初代藤間紫)の代からずっと一緒にいてくださった流派の方々、お弟子さんや舞踊界の先輩方は、自分が舞踊と俳優両方やると決めたことをすごく応援してくれたんです。なかには『舞踊家だけでやってほしい』というお言葉もあるかと思ったんですけど、むしろ皆さん応援してくださって、『今の歳だからできることを沢山経験して、むしろそうしてもらいたい』と言ってくださっているのが励みになります。それが今頑張れてる支えになっていると思います」。
今後、演じてみたい役柄をたずねると「特定の人というのは決まってないですけど、実際にいた人物や実際にあった話を演じてみたいですね」と目を輝かせていた。
【藤間爽子の素顔に迫る“一問一答”】
●趣味は
舞台観賞
●特技は
けん玉、ボウリング、モスキート音探し。
●チャームポイントは
面長なところ。
●子どもの頃の夢は
日本舞踊のできる女優さん。
●今まで買ったもので一番高価なものは
最近パソコン買いました。
●自分の中で一番大切にしていることは
遊ぶこと。人と会ったり息抜きすること。
●最もストレスを感じる瞬間は
急かされるとき。
●ストレス解消法は
家から出る。遊びに出かける。
●癖は
髪の毛を触ること。
●座右の銘は
楽しんだもの勝ち!
●弱点は
道や方向感覚、土地勘が弱いこと。
●好きな食べ物は
セロリ、みょうが、納豆。
●好きなアーティストは
最近、歌詞がない曲をよく聴きます。久石譲さん良いですね。
●好きなTV番組は
『ザ!世界仰天ニュース』『家、ついて行ってイイですか?』
●尊敬する人物は
医療従事者。
●初対面の相手、最初に見るところは
顔。
●人に言われて一番印象に残っている言葉は
「藤間さんは“ちぐはぐ”ね」と言われました。
●初恋はいつ、どんな相手?
それは言えないです(笑)。
●最近、一番泣いたことは
友達の結婚式。
●最近、一番うれしかったことは
『マイファミリー』出演が決まったとき。
●一度だけ魔法が使えるなら?
すごくつまらないこと言っていいですか? 空を飛んでみたい(笑)。
●急に一日休みになったら何をする?
ちょっと遠出かな。
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2022/06/12