創業110周年を迎えた吉本興業が、「令和」の新時代に伝統の「笑い」と最新の「笑い」を同時に届ける特別公演『伝説の一日』(4月2日、3日)が、大阪・なんばグランド花月(NGK)で開催。初日四回目は「さんまの駐在さん」で、冒頭でナインティナイン・岡村隆史がサプライズで子どもの誕生を伝えたことを皮切りに、さんまと豪華ゲストのかけあいで笑いに包まれた3時間半となった。 明石家さんま、今田耕司、岡村の3人によるオープニングトークが行われている中、岡村が「こんな晴れの舞台で、私事ですが」と切り出すと「子どもができました。パパです」と報告。会場から驚きと祝福が寄せられる中、さんまは「これからの舞台が台無しや、エンディングで言えよ!」と愛あるツッコミを入れながら「名前つけたる」と意気込むも、ボケ倒していった。 ひとしきりトークを行っていったが、岡村は「勘違いされているかもしれないですが、もう生まれました。かなり経っています」と驚きの告白。さんまが「もう、あしたの見出し決まった。もうええわ」と脱力する中、岡村は「里帰り出産で、こういう状況なので、なかなか会えてない」と現状を伝えていた。 岡村の発表から、会場の盛り上がりも高まったまま、本編がスタート。“さんま劇場”に、観客の笑い声が広がり、その場のかけあいで予定の時間をオーバーする展開となり、午後8時すぎに登場した西川きよしは「出番7時ってなっていたのに」とポツリ。その後も、豪華ゲストが続々と登場し、エンディングではちょっとしたサプライズもある中、出演者一同が集結し、大団円を迎えた。