1982年に世界的なブームを呼んだ、リアル武術アクションの金字塔『少林寺』が、製作40周年を記念して4Kリマスターされ、4月15日より全世界に先駆けて日本で劇場上映される。このたび、劇中でのジェット・リー（リー・リンチェイ）が披露する、華麗な武術の鍛錬シーンのノーカット映像が公開された。

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　1974年に11歳で出場した中国全国武術大会にて個人総合優勝し、その後、75年、76年、78年、79年と計5度も優勝するなど、「中国の至宝」と呼ばれるジェット・リーの記録はいまだ破られておらず、10代（17〜18歳）に映画初主演として撮影に参加した本作の劇中で見せる武術シーンは、まるでバレエを見るような美しさと技のキレを余すことなく見せつける。

　解禁されたシーンでは、「少林拳」「三節棍」「槍術」「刀術」の4つの武術を披露。初公開当時も話題になったシーンだ。CGではない、生身の人間の肉体が発する本物のアクションの迫力はぜひ、劇場の大スクリーンで堪能したい。

■ストーリー

　国隋朝末期。激しい動乱の最中、圧政を強いるワン将軍（ユイ・チェンホイ）に父を殺された青年ショウホ（ジェット・リー）は重傷を負い、少林寺の門前で倒れたところを助けられる。心優しいタン師父（ユエ・ハイ）や師父の娘パイ（ティン・ナン）らの介抱で元気を取り戻したショウホは、父の敵を討つことを誓って少林寺の仏門に入り、厳しい修行の末、立派な少林拳士へと成長していった。しかしワンの魔の手はついに少林寺にも迫り、ショウホは師父と若き勇敢な僧侶らとともに、ワン将軍の軍勢に決戦を挑む。