新たなスーパー戦隊『暴太郎戦隊ドンブラザーズ(あばたろうせんたい ドンブラザーズ)』(毎週日曜 前9:30、テレビ朝日系)が3月6日にスタートした。ORICON NEWSではドンモモタロウ/桃井タロウ役の樋口幸平(21)にインタビューを実施。憧れのヒーローや、まだまだ、謎が謎を呼ぶヒーローの『ドンブラザーズ』の見どころを語ってもらった。
■憧れの存在は竹内涼真 桃井タロウと共通点も語る「僕もうそがつけない代表」
――好きなヒーローはいますか?
『特捜戦隊デカレンジャー』のデカレッドです。僕、すごく印象に残っているんですけど、デカレッドの服が今回の僕の衣装にすごく似ているんです。それもあって好きです。あともう一ついいですか? 『仮面ライダードライブ』の竹内涼真さんがすごく好きです。かっこいいからです(笑)。
――世代的には『ドライブ』ではないですよね?
僕は『仮面ライダー響鬼』と『仮面ライダーカブト』の世代ですね。
――『仮面ライダードライブ』はどういった経緯でご覧になったんですか?
憧れている俳優さんというか、こうなっていきたいという俳優像が竹内涼真さん。若いころの竹内涼真さんはどういうお芝居だったのかなと、勉強として観させていただきました。
――『仮面ライダードライブ』で印象に残っているシーンはありますか?
竹内涼真さん演じる泊進ノ介が、内田理央さん演じる詩島霧子のことが好きなんじゃないかって問い詰められた時に、お茶をこぼすシーンがあるんですけど、そこが大好きです(笑)。手がブルブル震えるのが面白くて(笑)。
――竹内涼真さんはもとから憧れの存在だったんですか?
そうですね。僕がこの事務所に所属した時から憧れていました。竹内さんも、ずっとサッカーをされていて、自分もサッカーをしていたということもあって目指しています。
――あらためて1話の放送が終わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』はどういう物語になっているのか教えてください。
1話を見てもらったらわかると思うんですけど、スーパー戦隊で「5人そろって『○○!』」という感じではまったくないです。革命的作品になっています。作ってくださっている方々が素晴らしい方ばかりなので、あとは僕たちが全力でぶつかっていくだけだなと思っています。
――ドンモモタロウも、これまでのレッド像とは違う印象です。あらためて1話を振り返っていかがですか?
すごく観ていただきたいポイントなんですけど、ドンモモタロウは変身前と変身後で全然違うんですよ。変身前は堂々としていて、ドシっと構えていて、うそがつけない性格で、人との縁をすごく大事にしているという面が強いんです。変身をすると、内からわき出るものが強くなって、戦いのことをお祭りだって思うぐらい、勝負事が好きなヒーローなので、その変わり目というのを見ていただけたらうれしいです。。
――ご自身と役の共通点はありますか?
あります! 台本を見た時に、(桃井タロウは)この世に出てきた時から、うそがつけない性格と書いてあったんですけど、僕もうそがつけない代表なので(笑)。そこは似ているかなと思います。
■『リュウソウ』綱啓永や『セイバー』山口貴也から金言
――樋口さんがこれまで出演してきた作品で特撮出身俳優の方との共演歴が多数ありますが誰かとお話されたりしましたか?
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』に出演していた綱啓永くんとは一番話しますね。最近は、『ドンブラザーズ』のメンバーとしか会えていないんですけど、今でも綱くんとは仲が良いです。俺がヒーローになりたいという思いをずっと綱くんは聞いてくれていました。ずっと「ヒーローになりたいんだ」という話を綱くんにしていたので、今回、レッドをやるとなるとすごくビックリしてくれるんじゃないかなと思います。
――まだ綱さんには出演が決まったことを伝えてはいないんですか?(取材時は情報解禁前)
まだ誰にも言えなくて…。もう言いたくてウズウズしてます(笑)。「どうなの?」って聞かれても、「ちょっとわからないんだよね…」みたいな返事をしています(笑)。
――オーディションを受けるにあたってアドバイスを聞いたりはしましたか?
『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日)に出演した時に、『仮面ライダーセイバー』の山口貴也さんと共演させてもらったんです。その時に、「仮面ライダーやスーパー戦隊はとにかく熱意だから!」とおっしゃっていたので、それを意識しました。
――紺野さんとはどんなお話をされましたか?
女優デビューだった『仮面ライダージオウ』のお話を少しだけしました。「ジオウの時に、大変だった」という話を聞きやはり戦隊系の撮影は大変なんだなと思いました。
――同じ事務所で、特撮の先輩でもある駒木根葵汰さんが今作でゼンカイザーブラック/五色田介人として出演すると聞いた時はどうでしたか?
企画書を見て、本当に3度見しました(笑)。葵汰さんが『機界戦隊ゼンカイジャー』の主演をやるというニュースが出た時は、「わぁ…。すごいな…」という思いでしたが、実はめちゃくちゃ悔しかったです。自分もヒーローになりたいという思いがあふれていたので、それを見て、「追いついてやるぞ!」という思いで毎日過ごしていました。今回レッドに選ばれてそして共演できるということ、とても光栄に思っています。
――駒木根さんとは同じ事務所ですが、もともと面識はありましたか?
はい、ありました。僕がデビューした時から仲良くしてくれていました。
――1年間、スーパー戦隊をやりきった駒木根さんから何か金言はありましたか?
「大変だぞ!」って言われました(笑)。でも、葵汰さんも乗り越えてきた。僕も乗り越えていかないと今後はないから、頑張るしかないという思いを見せてくれています。
――アドバイスとかはありました?
「ちゃんと息抜きをしろよ」と(笑)。
――これから1年間放送が続きますが、この1年をどんな1年にしたいですか?
僕たちが顔合わせをした時に、白倉伸一郎プロデューサーが「今までのレッドっぽい、ブルーっぽい、ピンクっぽいとかいうのはやらなくていい。新しいスーパー戦隊にしてほしい」とおっしゃってくれました。『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』を制作されているスタッフさんや監督さん、脚本家さんなど携わってくださっている方たちがすごすぎる方ばかりなので毎日が刺激です。毎日撮影が終わった後に、「あっ、きょうこれを学べたな」というのがすごくわかるんです。毎日毎日、そんな日が来ることってそうないと思うんです。この環境がいかに素晴らしい環境なのかということをすごく感じているので、この期間を棒に振るのか、宝とするのかは自分次第。みんなで、せっかくやるんだったら「過去最高のスーパー戦隊だったね」と言われるぐらいのスーパー戦隊にしたいなと本当に強く思っています。
――最後に1年間の意気込みをお願いします。
自分が一番、桃井タロウという役を愛さなきゃいけないですし、愛さないと視聴者のみなさんにも伝わらないと思う。すごく愛しているので、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』という作品を「これでもか!」というぐらいみんなに見ていただきたいなと思っています。なので、みなさん見てください! よろしくお願いします!
■主な登場人物
【桃井タロウ】
うそがつけない。生まれながらうそをつく機能に欠けている。21歳の青年。赤ん坊の頃、桃型のカプセルに乗って人間界にやって来た。カプセルを拾った男(陣)の元ですくすくと育った。今は宅配のバイトをしている。桃井タロウがアバターチェンジするドンモモタロウは剣術が得意。
【猿原真一】
几帳面で博学な風流人。21歳男性。近隣の人々からは教授と呼ばれ、良き相談相手になっている。シャーロック・ホームズのような鋭い観察眼で相手を分析するのが得意。猿原真一がアバターチェンジするサルブラザーはパワーが持味。
【鬼頭はるか】
プロのマンガ家。17歳の女子高校生。漫画賞を受賞し栄光をつかみかけるが、戦士になったことでご破算になってしまう。今は女性刑事の叔母とふたりで暮らしている。鬼頭はるかがアバターチェンジするオニシスターはトリッキーな動きが持味。
【犬塚翼】
現在、指名手配中の逃亡者。24歳の男性。皮肉屋の嫌われ者、他人を信用せず、利己的。謎の罪を着せられ、逃亡生活を送っている。犬塚翼がアバターチェンジするイヌブラザーは身長100センチ。俊足が持味。
【雉野つよし】
平々凡々たる生活を送る。33歳の妻帯者。自分の夢を持てない彼は妻の夢に賭けている。雉野つよしがアバターチェンジするキジブラザーは身長220センチ。空中戦が得意。
■『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』イントロダクション
リア充な女子高校生・鬼頭はるかは、突然不幸のどん底に突き落とされた。時を同じくして、街には人間の過剰な欲望を良しとしない謎の組織「脳人(ノート)」が欲望を持つ人間の消去し始めた。不幸のどん底で消沈の鬼頭はるかの顔に突然、謎のサングラスが装着され、異次元空間が見えるようになった。
その途端、異空間に吸い込まれ中年の男・桃井陣に会う。陣から「君には仲間がいる。まずは桃井タロウを探し出し、彼の前でひざまずくのだ」と指令を受ける。
桃井タロウとはいったい誰、いったい何処に、そして他の仲間とは。
はたして鬼頭はるかは桃井タロウや仲間たちを探し出し、人々を「脳人(ノート)」の脅威から救えるのか。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
■憧れの存在は竹内涼真 桃井タロウと共通点も語る「僕もうそがつけない代表」
――好きなヒーローはいますか?
『特捜戦隊デカレンジャー』のデカレッドです。僕、すごく印象に残っているんですけど、デカレッドの服が今回の僕の衣装にすごく似ているんです。それもあって好きです。あともう一ついいですか? 『仮面ライダードライブ』の竹内涼真さんがすごく好きです。かっこいいからです(笑)。
――世代的には『ドライブ』ではないですよね?
僕は『仮面ライダー響鬼』と『仮面ライダーカブト』の世代ですね。
――『仮面ライダードライブ』はどういった経緯でご覧になったんですか?
憧れている俳優さんというか、こうなっていきたいという俳優像が竹内涼真さん。若いころの竹内涼真さんはどういうお芝居だったのかなと、勉強として観させていただきました。
――『仮面ライダードライブ』で印象に残っているシーンはありますか?
竹内涼真さん演じる泊進ノ介が、内田理央さん演じる詩島霧子のことが好きなんじゃないかって問い詰められた時に、お茶をこぼすシーンがあるんですけど、そこが大好きです(笑)。手がブルブル震えるのが面白くて(笑)。
――竹内涼真さんはもとから憧れの存在だったんですか?
そうですね。僕がこの事務所に所属した時から憧れていました。竹内さんも、ずっとサッカーをされていて、自分もサッカーをしていたということもあって目指しています。
――あらためて1話の放送が終わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』はどういう物語になっているのか教えてください。
1話を見てもらったらわかると思うんですけど、スーパー戦隊で「5人そろって『○○!』」という感じではまったくないです。革命的作品になっています。作ってくださっている方々が素晴らしい方ばかりなので、あとは僕たちが全力でぶつかっていくだけだなと思っています。
――ドンモモタロウも、これまでのレッド像とは違う印象です。あらためて1話を振り返っていかがですか?
すごく観ていただきたいポイントなんですけど、ドンモモタロウは変身前と変身後で全然違うんですよ。変身前は堂々としていて、ドシっと構えていて、うそがつけない性格で、人との縁をすごく大事にしているという面が強いんです。変身をすると、内からわき出るものが強くなって、戦いのことをお祭りだって思うぐらい、勝負事が好きなヒーローなので、その変わり目というのを見ていただけたらうれしいです。。
――ご自身と役の共通点はありますか?
あります! 台本を見た時に、(桃井タロウは)この世に出てきた時から、うそがつけない性格と書いてあったんですけど、僕もうそがつけない代表なので(笑)。そこは似ているかなと思います。
■『リュウソウ』綱啓永や『セイバー』山口貴也から金言
――樋口さんがこれまで出演してきた作品で特撮出身俳優の方との共演歴が多数ありますが誰かとお話されたりしましたか?
『騎士竜戦隊リュウソウジャー』に出演していた綱啓永くんとは一番話しますね。最近は、『ドンブラザーズ』のメンバーとしか会えていないんですけど、今でも綱くんとは仲が良いです。俺がヒーローになりたいという思いをずっと綱くんは聞いてくれていました。ずっと「ヒーローになりたいんだ」という話を綱くんにしていたので、今回、レッドをやるとなるとすごくビックリしてくれるんじゃないかなと思います。
――まだ綱さんには出演が決まったことを伝えてはいないんですか?(取材時は情報解禁前)
まだ誰にも言えなくて…。もう言いたくてウズウズしてます(笑)。「どうなの?」って聞かれても、「ちょっとわからないんだよね…」みたいな返事をしています(笑)。
――オーディションを受けるにあたってアドバイスを聞いたりはしましたか?
『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日)に出演した時に、『仮面ライダーセイバー』の山口貴也さんと共演させてもらったんです。その時に、「仮面ライダーやスーパー戦隊はとにかく熱意だから!」とおっしゃっていたので、それを意識しました。
――紺野さんとはどんなお話をされましたか?
女優デビューだった『仮面ライダージオウ』のお話を少しだけしました。「ジオウの時に、大変だった」という話を聞きやはり戦隊系の撮影は大変なんだなと思いました。
――同じ事務所で、特撮の先輩でもある駒木根葵汰さんが今作でゼンカイザーブラック/五色田介人として出演すると聞いた時はどうでしたか?
企画書を見て、本当に3度見しました(笑)。葵汰さんが『機界戦隊ゼンカイジャー』の主演をやるというニュースが出た時は、「わぁ…。すごいな…」という思いでしたが、実はめちゃくちゃ悔しかったです。自分もヒーローになりたいという思いがあふれていたので、それを見て、「追いついてやるぞ!」という思いで毎日過ごしていました。今回レッドに選ばれてそして共演できるということ、とても光栄に思っています。
――駒木根さんとは同じ事務所ですが、もともと面識はありましたか?
はい、ありました。僕がデビューした時から仲良くしてくれていました。
――1年間、スーパー戦隊をやりきった駒木根さんから何か金言はありましたか?
「大変だぞ!」って言われました(笑)。でも、葵汰さんも乗り越えてきた。僕も乗り越えていかないと今後はないから、頑張るしかないという思いを見せてくれています。
――アドバイスとかはありました?
「ちゃんと息抜きをしろよ」と(笑)。
――これから1年間放送が続きますが、この1年をどんな1年にしたいですか?
僕たちが顔合わせをした時に、白倉伸一郎プロデューサーが「今までのレッドっぽい、ブルーっぽい、ピンクっぽいとかいうのはやらなくていい。新しいスーパー戦隊にしてほしい」とおっしゃってくれました。『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』を制作されているスタッフさんや監督さん、脚本家さんなど携わってくださっている方たちがすごすぎる方ばかりなので毎日が刺激です。毎日撮影が終わった後に、「あっ、きょうこれを学べたな」というのがすごくわかるんです。毎日毎日、そんな日が来ることってそうないと思うんです。この環境がいかに素晴らしい環境なのかということをすごく感じているので、この期間を棒に振るのか、宝とするのかは自分次第。みんなで、せっかくやるんだったら「過去最高のスーパー戦隊だったね」と言われるぐらいのスーパー戦隊にしたいなと本当に強く思っています。
――最後に1年間の意気込みをお願いします。
自分が一番、桃井タロウという役を愛さなきゃいけないですし、愛さないと視聴者のみなさんにも伝わらないと思う。すごく愛しているので、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』という作品を「これでもか!」というぐらいみんなに見ていただきたいなと思っています。なので、みなさん見てください! よろしくお願いします!
■主な登場人物
【桃井タロウ】
うそがつけない。生まれながらうそをつく機能に欠けている。21歳の青年。赤ん坊の頃、桃型のカプセルに乗って人間界にやって来た。カプセルを拾った男(陣)の元ですくすくと育った。今は宅配のバイトをしている。桃井タロウがアバターチェンジするドンモモタロウは剣術が得意。
【猿原真一】
几帳面で博学な風流人。21歳男性。近隣の人々からは教授と呼ばれ、良き相談相手になっている。シャーロック・ホームズのような鋭い観察眼で相手を分析するのが得意。猿原真一がアバターチェンジするサルブラザーはパワーが持味。
【鬼頭はるか】
プロのマンガ家。17歳の女子高校生。漫画賞を受賞し栄光をつかみかけるが、戦士になったことでご破算になってしまう。今は女性刑事の叔母とふたりで暮らしている。鬼頭はるかがアバターチェンジするオニシスターはトリッキーな動きが持味。
【犬塚翼】
現在、指名手配中の逃亡者。24歳の男性。皮肉屋の嫌われ者、他人を信用せず、利己的。謎の罪を着せられ、逃亡生活を送っている。犬塚翼がアバターチェンジするイヌブラザーは身長100センチ。俊足が持味。
【雉野つよし】
平々凡々たる生活を送る。33歳の妻帯者。自分の夢を持てない彼は妻の夢に賭けている。雉野つよしがアバターチェンジするキジブラザーは身長220センチ。空中戦が得意。
■『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』イントロダクション
リア充な女子高校生・鬼頭はるかは、突然不幸のどん底に突き落とされた。時を同じくして、街には人間の過剰な欲望を良しとしない謎の組織「脳人(ノート)」が欲望を持つ人間の消去し始めた。不幸のどん底で消沈の鬼頭はるかの顔に突然、謎のサングラスが装着され、異次元空間が見えるようになった。
その途端、異空間に吸い込まれ中年の男・桃井陣に会う。陣から「君には仲間がいる。まずは桃井タロウを探し出し、彼の前でひざまずくのだ」と指令を受ける。
桃井タロウとはいったい誰、いったい何処に、そして他の仲間とは。
はたして鬼頭はるかは桃井タロウや仲間たちを探し出し、人々を「脳人(ノート)」の脅威から救えるのか。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2022/03/06