俳優の柄本佑が22日、都内で行われた主演映画『真夜中乙女戦争』公開記念舞台あいさつに登壇。自身が取り組みたいことを話す場面で「上半身と下半身の連動」と切り出すと「去年、上半身と下半身の体幹はありますが、そこをつなげるのが著しく弱いと言われまして(笑)。それで言うと、僕は逆上がりができないんです」と打ち明けた。 柄本が「逆上がりって、ザ・上半身と下半身の連動じゃん。あれ、意味がわかんないの」と話すと、永瀬廉が「上半身を意識すると下半身がついてこない?」と興味津々の様子で質問。柄本は実演をしながら「あれって(駆け上がって回るタイミングで)巻き込まないといけないんだけど、そのイメージができないの。だから、上半身と下半身を一緒に動けるようにしたい」と熱弁をふるった。 今作の撮影合間では、永瀬が柄本に対して「佑さん、催眠術ができますもんね」と無茶ぶりをする一幕もあったようで、柄本は「ほとんど誰もいない状況で言われて(笑)。僕も『じゃあ、こうやって離れなくするね』って(乗っかって)。そこでだいぶ距離が縮まりました」と満面の笑み。永瀬も「そういうことも答えてくれるような方なので、ついつい甘えちゃうというか(笑)。ちなみに催眠術の方はできてなかったです」としっかりオチをつけながら、感謝を伝えていた。 10代・20代を中心に圧倒的支持を受け、Amazonでは総合カテゴリでベストセラー1位を獲得した作家Fの初の小説を実写化。『チワワちゃん』(19)『とんかつDJアゲ太郎』(20)など話題作を手掛ける、二宮健監督のもと“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描く。