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【カムカムエヴリバディ】近藤芳正、るい編の重要ポイントは“演奏対決シーン”「見せ場になる」

 女優の深津絵里が2代目ヒロインを担当する連続テレビ小説 『カムカムエヴリバディ』(月〜土 前8:00 総合/前7:30 BS4K・BSプレミアム※土曜日は1週間の振り返り)で、ジャズ喫茶の支配人兼バーテンダー・木暮洋輔を演じている俳優の近藤芳正のコメントが15日、到着した。

『カムカムエヴリバディ』木暮洋輔役の近藤芳正(C)NHK

『カムカムエヴリバディ』木暮洋輔役の近藤芳正(C)NHK

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 本作は、連続テレビ小説『ちりとてちん』の藤本有紀氏が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。朝ドラ史上初となる3人のヒロイン、安子(やすこ)・るい・ひなたが、母から娘へとバトンをつなぎ、戦前から戦後、そして令和までの物語を紡いでいく。安子役は上白石萌音、その娘・るい役を深津、その娘・ひなた役を川栄李奈が演じる。

 近藤演じる木暮は、大月錠一郎(オダギリジョー)の出自や過去を知っている模様。るいのクリーニング店の得意先となる。

――本作に出演することが決まったときの気持ちは?
ちょうどプライベートで関西方面に引っ越したものですから、タイムリーでうれしいなと思いましたね。関西で暮らしてみて、周りは当然、関西の方なので、関西人役をやらせてもらうことで、よりことばを覚えられますし、久々の大阪放送局で、それも楽しみだな と思いました。

――自身の役柄についての印象は?
木暮は、本当に音楽を愛しています。なにか過去に自分も音楽で救われたことがあるんでしょうね。志があって自分でこの「Night and Day」というジャズ喫茶を始めたと理解しています。ジョーとの出会いがあって、かなりジョーにほれていて、出会えたことに感謝しています。木暮もたぶんサックスかトランペットかなにか楽器を吹いていたんじゃないでしょうか。ジョーのトランペットの才能にほれ込んでいて、トミーも含めてですが、自分が果たせなかった音楽の夢を追いかけている彼らを、すごく応援したいんだろうなという気がします。音楽を愛する人たちに自分ができることは惜しみなくバックアップしたいという思いが強い人なんじゃないでしょうか。

――共演者の印象は?
オダギリジョーさんとは、本格的に共演するのは初めてで、すごく楽しみにしていました。すごく繊細な演技をされる方なので、対面してみてやっぱりすばらしいなと思いながらやらせてもらいました。
深津絵里さんは昔よく 共演させていただきました。それこそ僕、実は『踊る大捜査線』の第一話の犯人だったんです。それからも ちょこちょこご一緒させていただいていました。しばらくお会いすることがなくて、久々にお会いしたので、それもすごく楽しかったですね。早乙女太一さんは、もちろん舞台は何度も観せてもらっていて、あの殺陣(たて)を見るために大金払ってもおかしくないくらいに本当にすばらしいですよね。共演は今回が初めてですが、お芝居もすてきで、カメラの前でふとした瞬間の目線の向け方が本当に色っぽいですよね。市川実日子さんは、医療ドラマ『白い巨塔』のとき チラッと共演させていただいて、そのとき以来でした。彼女はドラマごとに、お会いするたびに印象が違います。本人に聞くと、出演するドラマに合わせて知らないうちに変わってしまう、みたいなことらしいです。

――演じる上で感じたことは?
僕は演じる役と実年齢が近いですが、みなさん実年齢よりも若い役をやってらっしゃって、「とうとうテレビもそういう風にきたか」といううれしさもありつつ驚きもあります。ある意味リアリティを無視しているとこあるじゃないですか。みんなでウソついてるというか。ふつうは回想シーンで、ちょっと若いころが出てきたりするけど、そうじゃないですよね。ずっと、深津さんもオダギリさんも、市川さんも……みんなで大ウソつきしているっていうのが、テレビ的には非常に新しいんじゃないかなと思っていて、これを視聴者はどう受け取るのかなというのが放送後の楽しみです。

――視聴者へメッセージ
るい編は、るいとジョーの現代にはあまりなさそうな昔のちょっと切ない感じの恋愛物語。とにかく純愛物語だなぁと思っています。るい編での重要ポイントは、ジョーとトミーの演奏対決シーン。あそこは、すごい見せ場になると思います。あれを観ないと、安子編とひなた編を見ても『カムカムエヴリバディ』を観たことにはなりませんよ。実際に見せてもらったけど、あのシーンはすごい! 絶対見た方がいいですよ!

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