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『ボス・ベイビー』洋画初吹替の多部未華子、圧巻のせりふ回し 宮野真守も絶賛の本編映像公開
 ドリームワークス・アニメーションの新作『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(12月17日公開)。今作が初の洋画吹替となる多部未華子が見事な演技を見せつけるシーンの本編映像が到着した。

映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』より(C)2020 DreamWorks Animation LLC.  All Rights Reserved.

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 続編の舞台は、前作の25年後の世界。すっかり大人になったボス・ベイビー(ムロツヨシ)と兄ティム(宮野真守)の元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナ(多部未華子)が「ボス・レディ」として派遣される。ボス・レディは、疎遠2人をスーパーミルクで赤ちゃん返りさせ、おなじみの兄弟2人組として潜入捜査に向かわせることに。見た目は赤ちゃん、中身は本当におっさんの2人が、史上最大のミッションに立ち向かう。

 大人になったティムは結婚し、妻と2人の娘とともに幸せに暮らしていたが、生まれて間もない次女のベイビーが眠る部屋からなにやら不穏な気配…? 長女のイタズラかと思いきやそこに現れたのは、所狭しと部屋中を駆けまわる次女のボス・レディだった。キュートな赤ちゃん服をはぎ取るとビシっとしたパンツスーツ姿で、ペースを完全につかみ、じょう舌に話しまくるボス・レディの姿に完全に飲まれたティムは、25年ぶりの事態にアタフタしたまま卒倒してしまう。ボス・レディが遂行中のファミリー・ミッション、果たしてその内容とは。

 ハイスピードで流れるように次々セリフを発するボス・レディ役を、洋画吹替初挑戦とは思えぬ流ちょうなセリフ回しで見事に演じ切っている多部。先日行われた完成披露イベントでは「メチャクチャ早口で、まくし立てるように次から次へとテンポよく進んでいくので、付いて行くのに必死で…。全力を尽くして録りました」と収録の苦労を振り返っていた。

 その際、宮野は「この作品は洋画の日本語吹替の中でも、難しい作品だと思います。このセリフ量とスピードに合わせていくって普通は初めてじゃできない! めちゃくちゃカッコよかったです!」と惜しみない称賛を送っていたが、このシーンだけを見ても大いに納得。ボス・レディとしての正体が明かされたこの先には、ムロツヨシ演じるボス・ベイビーも巻き込んだ史上最大のミッションが待ち受けているとあって、3人でさらにヒートアップする絶妙な掛け合いにも期待が高まるばかりだ。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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