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ユウキロック、『M-1』準決勝を総括 見取り図の敗退は「順番の妙」? 決勝審査員の顔ぶれも影響?
 元お笑いコンビ・ハリガネロックユウキロックが3日、自身のYouTubeチャンネル『ユウキロックのエンタメウェビナー』でライブ配信を行い、『M-1グランプリ2021』準決勝の総括と決勝の展望を語った。

ユウキロック (C)ORICON NewS inc.

ユウキロック (C)ORICON NewS inc.

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 準決勝に出場した26組のネタをすべて見たというユウキロックは、全組についての感想を、会場の空気や登場順、時代の流れなども踏まえて丁寧に語った。

 ニューヨークについては「めちゃめちゃ刺さりました。僕の中では決勝行ってもいいんじゃないかと思ったぐらい」と敗退を残念がり、ハライチについても「新しいハライチを見せていた」と好感触。双方のネタについて「今のご時世、本当にリスクマネジメントというか、危機管理をしっかりしとかせなあかん中で、ちょっとそういう方に思われたかな…」と分析した。

 見取り図についても「連続で出てるから比べられる」とした上で、「全然悪くなかったです。後半なんかさすが、畳みかけすごかったです」と高く評価。一点、その後に登場したゆにばーすとの兼ね合いが審査に影響したのかもしれないとし、「今回は本当に順番の妙が結構あったんです」と振り返った。

 ユウキロックは「今回本当にみんな受けてた」と総括し、審査員の気持ちを「(決勝を)どう彩ろうかなという感じやったと思うんですよ」と代弁。その上で、決勝の審査員の顔ぶれが「もしかすると、この7人では最後の可能性が高いかなと思ってるんです」と言い、その視点から決勝9組が選ばれたのではと想像した。

 決勝については「モグライダーが審査員的にもうまくいけば1番ハマる感じがする」と言い、ロングコートダディについても「松本(人志)さん、塙(宣之)くん、富澤(たけし)くん、(立川)志らく師匠がすごいねえ言いそう」と予想した。

 ユウキロックは、大阪時代の1995年に大上邦博とお笑いコンビ・ハリガネロックを組み、ボケとネタづくりを担当。2001年の第1回『M-1グランプリ』で準優勝し、02年も決勝に進むなど、中川家、ますだおかだらと『M-1グランプリ』の黎明期を支えた“レジェンド”の一人。

 惜しまれながら2014年3月にコンビを解散し、現在は、構成作家や、NSCなどのお笑い養成所の講師、執筆家、YouTuberなど、さまざまな分野で笑いと漫才について語っている。2016年には自叙伝『芸人迷子』(扶桑社)を発表。今年2月に吉本興業を退所したあとも積極的に発信を続け、経験にもとづく批評は、先輩・後輩に広く信頼されている。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」

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