今年最も話題となった言葉を選ぶ『現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞』のノミネート30語が4日、発表された。選考委員会が「新型コロナと東京オリンピックで終始した1年だった」と評するように「副反応」「自宅療養」「黙食/マスク会食」のほか、「13歳、真夏の大冒険」「ゴン攻め/ビッタビタ」「ピクトグラム」などが選ばれ、関連語が全体の半数を占めた。
2021年度の傾向として同委員会は「長引くコロナ禍で、コミュニケーションが希薄になり、軽い言葉やあたたかみのない言葉が生まれてきている。オリンピック出場選手たちの発言も、以前ほど、選手の肉声が聞こえてこない気がする。新型コロナと東京オリンピックで終始した1年だった」としている。
そのほか、新型コロナ関連で「人流」「変異株」「路上飲み」、東京五輪・パラリンピック関連で「エペジーーン」「カエル愛」「スギムライジング」「チキータ」「チャタンヤラクーサンクー」「ぼったくり男爵」が選出された。
エンタメ関連では、Netflixで配信された韓国ドラマ「イカゲーム」、覆面の歌い手・Adoのメジャーデビュー曲「うっせぇわ」、スマートフォン向け人気ゲーム「ウマ娘」など、今年を象徴する作品が選出された。また、米大リーグにて今季投打で大活躍だったロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手に関連する「ショータイム」「リアル二刀流」も選ばれた。
選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)(50音順)と、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)。『2021ユーキャン新語・流行語大賞』トップテンは、12月1日に発表される。
■ノミネート語30は以下のとおり(50音順)
No. ノミネート語
1.イカゲーム
2.うっせぇわ
3.ウマ娘
4.SDGs
5.NFT
6.エペジーーン
7.推し活
8.親ガチャ
9.カエル愛
10.ゴン攻め/ビッタビタ
11.ジェンダー平等
12.自宅療養
13.13歳、真夏の大冒険
14.ショータイム
15.人流
16.スギムライジング
17.Z世代
18.チキータ
19.チャタンヤラクーサンクー
20.ととのう
21.フェムテック
22.副反応
23.ピクトグラム
24.変異株
25.ぼったくり男爵
26.マリトッツォ
27.黙食/マスク会食
28.ヤングケアラー
29.リアル二刀流
30.路上飲み
■選出された30語の説明は以下のとおり
「イカゲーム」
アメリカの映像配信会社「Netflix」が9月に配信開始した韓国のドラマ。世界的ヒットに。命を賭したデスゲーム(勝てば多額の賞金がもらえる)が展開される。
「うっせぇわ」
20年10月に配信限定で発表された楽曲。ネットの歌い手文化で活躍する現役女子高校生Ado(アド)が歌い、「うっせぇうっせぇうっせぇわ」と社会への怒りを表現するフレーズが耳に残る。作詞・作曲はボカロPとして活躍するsyudou(シュドウ)
「ウマ娘」
スマホ・パソコン向けソーシャルゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』。「実在の競走馬を擬人化した美少女たちがトゥインクルシリーズと呼ばれるレースで優勝を目指す」という内容の育成シュミレーション。アニメファンと競馬ファンの両方の心をくすぐったことで人気に。
「SDGs」
Sustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標のこと。国連が2015年にすべての加盟国の合意により採択した国際目標で、2030年に達成すべき17の目標からなる。
「NFT」
非代替性トークン(Non-fungible token)。ゲームのアイテムや電子的なアート作品などのデジタル情報について所有権、真正性、唯一性を保証する仕組み。暗号資産と同じブロックチェーン技術を導入して「私だけが持つデータ」として証明するもの。
「エペジーーン」
東京オリンピックのフェンシング男子エペ団体で金メダルをとったことで話題になった言葉。「エペ陣」と「ジーンと感動させる」をかけたもので、キャプテンの見延和靖選手が名付けた愛称だという。
「推し活」
応援活動。もとはアイドルを応援するファンが自身の好きなメンバー(推しメン)を応援する活動を指して用いた言葉。当時「オシ」「押し」「推し」と複数の表現があったが、芥川賞受賞宇佐見りん『推し、燃ゆ』で「推し」と定着したようだ。箱推しは、グループ全体を推すこと。推し活グッズ「アクスタ」が注目され、推しの対象分野も拡大中。
「親ガチャ」
親を自分で選べないこと。出生にあたり、運次第のガチャ(ソーシャルゲームやカプセル玩具自販機)を1回しか回せないような状況をいった言葉。当事者側からの言葉としても問題提起となっている。
「カエル愛」
ボクシング・フェザ一級金メダリスト入江聖奈選手がカエル好きであることを公言(卒業後はカエル関係の会社に就職したい等)、独特なキャラクターも注目された。カエルのためにも金メダル取れてよかった、とも発言。
「ゴン攻め/ビッタビタ」
東京オリンピックの新競技「スケートボード」解説の瀬尻稜プロが発した言葉の数々が、話題に。解説アナウンサーとの絶妙なやりとりも紹介された。思わず使ってみたくなる表現の軽妙さが人気に。
「ジェンダー平等」
すべての人が性別にかかわらず平等な機会と権利をもち得ることを意味する。国連が採択した「SDGs=持続可能な開発目標」の17目標のうちの一つでもある。
「自宅療養」
8月、コロナ陽性患者のうち入院対象者を重症者や重症化リスクのある人に限定し、それ以外の陽性者については基本的に「自宅療養」とする方針を政府が打ちだした。
「13歳、真夏の大冒険」
東京オリンピックの新競技「スケートボード」で、女子ストリートの西矢椛選手が日本最年少金メダルを獲得。中継を担当したフジテレビの倉田大誠アナウンサーの「13歳、真夏の大冒険」は名実況として話題に。
「ショータイム」
二刀流・大谷翔平選手が登場する際に使われるキャッチフレーズ「イッツ、ショー(翔)タイム!」。活躍場面での実況アナウンサーたちがうれしそうに絶叫する映像は日本のスポーツニュースでも流された。
「人流」
コロナ禍で頻繁に使われるようになった言葉。「人の流れが減少」など人出の意味合いで使われた。「人流=主要繁華街での滞留人口」として、「ある場所・時間帯における人出の様子や規模」をひと言で表せる語として重宝された。
「スギムライジング」
東京パラリンピックの競技「ボッチャ」で金メダルを獲得した杉村英孝選手の得意技。密集した球のうえに、やわらかく乗せる正確な投球をあらわした言葉。
「Z世代」
X世代、Y世代に次ぐ、1990年代後半〜2000年代生まれの人のこと。もとはアメリカで誕生した概念。デジタルネイティブで若者世代の代名詞。
「チキータ」
卓球で、2010年代に爆発的に流行したレシーブの際に使われる技術。東京オリンピックメダリスト伊藤美誠選手が多用して話題に。ボールの軌道がバナナの形に似ていることからバナナの商品名にちなんでつけられた。逆チキータもある。
「チャタンヤラクーサンクー」
東京五輪で新競技となった空手の形。銀メダル清水希容選手が演じたのがチャタンヤラクーサンクー。 金メダル喜友名諒選手は「オーハンダイ」。
「ととのう」
コロナ禍で外出自粛、黙浴のすすめの中、サウナの人気が再燃。サウナと水風呂の交互浴により多幸感を得ることをととのうと表現。サウナ関連ドラマ・漫画も話題。
「フェムテック」
女性(フィメール)と技術(テクノロジー)を合成した言葉。女性の抱える心身の健康問題を情報通信技術を利用して解決する仕組み。
「副反応」
ワクチンを接種すると、免疫ができる以外の反応が起こることがあり副反応とよばれる。新型コロナワクチンでは、接種部の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛、悪寒、関節痛、発熱、等々の症状が出ることもある。
「ピクトグラム」
新語ではないが、五輪開会式でピクトグラム=絵文字をパントマイムで再現した演出が話題になった。パフォーマーコンビ・が〜まるちょばのGABEZ(カベジ)ら5人のメンバーが演じた。街中の至るところに非言語的に案内するピクトグラムは存在している。
「変異株」
新型コロナウイルス感染症を引き起こすウイルスは、ヒトの体内に侵入し自分の遺伝情報のコピーを作って増殖する。これを繰り返すうちにコポーミスが起こり一部の遺伝情報が変わり性質の一部が変化したものを変異株とよぶ。7月、感染力が強い「デルタ株」の流行で感染者が増大、第5波の感染爆発をおこした。
「ぼったくり男爵」
ワシントン・ポスト紙で紹介されたIOC会長トーマス・バッハの呼び名。拝金主義を背景とした強硬姿勢を批判された。
「マリトッツォ」
ブリオッシュ(卵とバターを豊富に使ったパン)などに切り込みを入れてクリームをたっぷりとはさんだスイーツ。もとはイタリア・ローマの伝統菓子。フルーツを加えるなど応用力の高さも魅力。
「黙食/マスク会食」
感染防止対策から、黙食、黙浴、黙乗などの黙○が話題に。文字どおり黙って食べること。なお、会食する際には、食べるとき以外マスクを着用するマナー「マスク会食」も、黙食と同様によびかけを行う飲食店が増加。
「ヤングケアラー」
家族の介護や世話を担う18歳未満の子どもたち。大人の手伝いではなく、大人が担うようなケアを日常的に行い責任も引き受けていることが多い。2014年頃から話題になっていたが、今日的に大きく取り上げられ問題の深刻さがうかがえる。
「リアル二刀流」
18年、日ハムからロサンゼルス・エンゼルスに移籍してからも二刀流の実験が続き、今年、投打二刀流の成功が本格的に証明され関連して「なお、エンゼルスは、、、、」と試合結果を続け大谷の好調がチームの勝利に結びつかないもどかしさを表現した言い回し「なおエ」も話題に。
「路上飲み」
この1年、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などにより飲食店に対して営業自粛や時短営業の要請が続いた。店がやっていないので路上に集まり飲酒する行為が増加。
2021年度の傾向として同委員会は「長引くコロナ禍で、コミュニケーションが希薄になり、軽い言葉やあたたかみのない言葉が生まれてきている。オリンピック出場選手たちの発言も、以前ほど、選手の肉声が聞こえてこない気がする。新型コロナと東京オリンピックで終始した1年だった」としている。
そのほか、新型コロナ関連で「人流」「変異株」「路上飲み」、東京五輪・パラリンピック関連で「エペジーーン」「カエル愛」「スギムライジング」「チキータ」「チャタンヤラクーサンクー」「ぼったくり男爵」が選出された。
エンタメ関連では、Netflixで配信された韓国ドラマ「イカゲーム」、覆面の歌い手・Adoのメジャーデビュー曲「うっせぇわ」、スマートフォン向け人気ゲーム「ウマ娘」など、今年を象徴する作品が選出された。また、米大リーグにて今季投打で大活躍だったロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手に関連する「ショータイム」「リアル二刀流」も選ばれた。
選考委員は、姜尚中氏(東京大学名誉教授)、金田一秀穂氏(杏林大学教授)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、俵万智氏(歌人)、室井滋氏(女優・エッセイスト)、やくみつる氏(漫画家)(50音順)と、大塚陽子氏(『現代用語の基礎知識』編集長)。『2021ユーキャン新語・流行語大賞』トップテンは、12月1日に発表される。
■ノミネート語30は以下のとおり(50音順)
No. ノミネート語
1.イカゲーム
2.うっせぇわ
3.ウマ娘
4.SDGs
5.NFT
6.エペジーーン
7.推し活
8.親ガチャ
9.カエル愛
10.ゴン攻め/ビッタビタ
11.ジェンダー平等
12.自宅療養
13.13歳、真夏の大冒険
14.ショータイム
15.人流
16.スギムライジング
17.Z世代
18.チキータ
19.チャタンヤラクーサンクー
20.ととのう
21.フェムテック
22.副反応
23.ピクトグラム
24.変異株
25.ぼったくり男爵
26.マリトッツォ
27.黙食/マスク会食
28.ヤングケアラー
29.リアル二刀流
30.路上飲み
■選出された30語の説明は以下のとおり
「イカゲーム」
アメリカの映像配信会社「Netflix」が9月に配信開始した韓国のドラマ。世界的ヒットに。命を賭したデスゲーム(勝てば多額の賞金がもらえる)が展開される。
「うっせぇわ」
20年10月に配信限定で発表された楽曲。ネットの歌い手文化で活躍する現役女子高校生Ado(アド)が歌い、「うっせぇうっせぇうっせぇわ」と社会への怒りを表現するフレーズが耳に残る。作詞・作曲はボカロPとして活躍するsyudou(シュドウ)
「ウマ娘」
スマホ・パソコン向けソーシャルゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』。「実在の競走馬を擬人化した美少女たちがトゥインクルシリーズと呼ばれるレースで優勝を目指す」という内容の育成シュミレーション。アニメファンと競馬ファンの両方の心をくすぐったことで人気に。
「SDGs」
Sustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標のこと。国連が2015年にすべての加盟国の合意により採択した国際目標で、2030年に達成すべき17の目標からなる。
「NFT」
非代替性トークン(Non-fungible token)。ゲームのアイテムや電子的なアート作品などのデジタル情報について所有権、真正性、唯一性を保証する仕組み。暗号資産と同じブロックチェーン技術を導入して「私だけが持つデータ」として証明するもの。
「エペジーーン」
東京オリンピックのフェンシング男子エペ団体で金メダルをとったことで話題になった言葉。「エペ陣」と「ジーンと感動させる」をかけたもので、キャプテンの見延和靖選手が名付けた愛称だという。
「推し活」
応援活動。もとはアイドルを応援するファンが自身の好きなメンバー(推しメン)を応援する活動を指して用いた言葉。当時「オシ」「押し」「推し」と複数の表現があったが、芥川賞受賞宇佐見りん『推し、燃ゆ』で「推し」と定着したようだ。箱推しは、グループ全体を推すこと。推し活グッズ「アクスタ」が注目され、推しの対象分野も拡大中。
「親ガチャ」
親を自分で選べないこと。出生にあたり、運次第のガチャ(ソーシャルゲームやカプセル玩具自販機)を1回しか回せないような状況をいった言葉。当事者側からの言葉としても問題提起となっている。
「カエル愛」
ボクシング・フェザ一級金メダリスト入江聖奈選手がカエル好きであることを公言(卒業後はカエル関係の会社に就職したい等)、独特なキャラクターも注目された。カエルのためにも金メダル取れてよかった、とも発言。
「ゴン攻め/ビッタビタ」
東京オリンピックの新競技「スケートボード」解説の瀬尻稜プロが発した言葉の数々が、話題に。解説アナウンサーとの絶妙なやりとりも紹介された。思わず使ってみたくなる表現の軽妙さが人気に。
「ジェンダー平等」
すべての人が性別にかかわらず平等な機会と権利をもち得ることを意味する。国連が採択した「SDGs=持続可能な開発目標」の17目標のうちの一つでもある。
「自宅療養」
8月、コロナ陽性患者のうち入院対象者を重症者や重症化リスクのある人に限定し、それ以外の陽性者については基本的に「自宅療養」とする方針を政府が打ちだした。
「13歳、真夏の大冒険」
東京オリンピックの新競技「スケートボード」で、女子ストリートの西矢椛選手が日本最年少金メダルを獲得。中継を担当したフジテレビの倉田大誠アナウンサーの「13歳、真夏の大冒険」は名実況として話題に。
「ショータイム」
二刀流・大谷翔平選手が登場する際に使われるキャッチフレーズ「イッツ、ショー(翔)タイム!」。活躍場面での実況アナウンサーたちがうれしそうに絶叫する映像は日本のスポーツニュースでも流された。
「人流」
コロナ禍で頻繁に使われるようになった言葉。「人の流れが減少」など人出の意味合いで使われた。「人流=主要繁華街での滞留人口」として、「ある場所・時間帯における人出の様子や規模」をひと言で表せる語として重宝された。
「スギムライジング」
東京パラリンピックの競技「ボッチャ」で金メダルを獲得した杉村英孝選手の得意技。密集した球のうえに、やわらかく乗せる正確な投球をあらわした言葉。
「Z世代」
X世代、Y世代に次ぐ、1990年代後半〜2000年代生まれの人のこと。もとはアメリカで誕生した概念。デジタルネイティブで若者世代の代名詞。
「チキータ」
卓球で、2010年代に爆発的に流行したレシーブの際に使われる技術。東京オリンピックメダリスト伊藤美誠選手が多用して話題に。ボールの軌道がバナナの形に似ていることからバナナの商品名にちなんでつけられた。逆チキータもある。
「チャタンヤラクーサンクー」
東京五輪で新競技となった空手の形。銀メダル清水希容選手が演じたのがチャタンヤラクーサンクー。 金メダル喜友名諒選手は「オーハンダイ」。
「ととのう」
コロナ禍で外出自粛、黙浴のすすめの中、サウナの人気が再燃。サウナと水風呂の交互浴により多幸感を得ることをととのうと表現。サウナ関連ドラマ・漫画も話題。
「フェムテック」
女性(フィメール)と技術(テクノロジー)を合成した言葉。女性の抱える心身の健康問題を情報通信技術を利用して解決する仕組み。
「副反応」
ワクチンを接種すると、免疫ができる以外の反応が起こることがあり副反応とよばれる。新型コロナワクチンでは、接種部の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛、悪寒、関節痛、発熱、等々の症状が出ることもある。
「ピクトグラム」
新語ではないが、五輪開会式でピクトグラム=絵文字をパントマイムで再現した演出が話題になった。パフォーマーコンビ・が〜まるちょばのGABEZ(カベジ)ら5人のメンバーが演じた。街中の至るところに非言語的に案内するピクトグラムは存在している。
「変異株」
新型コロナウイルス感染症を引き起こすウイルスは、ヒトの体内に侵入し自分の遺伝情報のコピーを作って増殖する。これを繰り返すうちにコポーミスが起こり一部の遺伝情報が変わり性質の一部が変化したものを変異株とよぶ。7月、感染力が強い「デルタ株」の流行で感染者が増大、第5波の感染爆発をおこした。
「ぼったくり男爵」
ワシントン・ポスト紙で紹介されたIOC会長トーマス・バッハの呼び名。拝金主義を背景とした強硬姿勢を批判された。
「マリトッツォ」
ブリオッシュ(卵とバターを豊富に使ったパン)などに切り込みを入れてクリームをたっぷりとはさんだスイーツ。もとはイタリア・ローマの伝統菓子。フルーツを加えるなど応用力の高さも魅力。
「黙食/マスク会食」
感染防止対策から、黙食、黙浴、黙乗などの黙○が話題に。文字どおり黙って食べること。なお、会食する際には、食べるとき以外マスクを着用するマナー「マスク会食」も、黙食と同様によびかけを行う飲食店が増加。
「ヤングケアラー」
家族の介護や世話を担う18歳未満の子どもたち。大人の手伝いではなく、大人が担うようなケアを日常的に行い責任も引き受けていることが多い。2014年頃から話題になっていたが、今日的に大きく取り上げられ問題の深刻さがうかがえる。
「リアル二刀流」
18年、日ハムからロサンゼルス・エンゼルスに移籍してからも二刀流の実験が続き、今年、投打二刀流の成功が本格的に証明され関連して「なお、エンゼルスは、、、、」と試合結果を続け大谷の好調がチームの勝利に結びつかないもどかしさを表現した言い回し「なおエ」も話題に。
「路上飲み」
この1年、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などにより飲食店に対して営業自粛や時短営業の要請が続いた。店がやっていないので路上に集まり飲酒する行為が増加。
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2021/11/04