今年6月に劇場公開され、デジタルダウンロードを先行配信中の映画『モータルコンバット』でデジタルレンタルが本日(29日)解禁、Blu-ray・DVDの販売&レンタルが10月20日より開始となる。デジタルレンタル開始を記念して、本作の超重要キャラクター・スコーピオンを演じた真田広之に行ったインタビューが到着した。『ラストサムライ』以降、数々のハリウッド作品に出演し続ける真田が、世界中から注目された本作でメインキャラクターを務めて思うこととは?
――『モータルコンバット』というゲームのことや、演じられたハサシ・ハンゾウとスコーピオンというキャラクターについてはご存じでしたか?
【真田】知識として知っていましたが、自分でプレイしたことはなかったので、オファーをいただいてから研究しました。調べ始めてからとても有名で人気のあるキャラクターなんだということを知りました。自分は過去に忍者の役を結構やっていましたから、巡り巡って忍者の役がまた来たという驚きがありました。
――どのように演じられようと思われましたか?
【真田】ハンゾウはもともと日本人という役じゃないですか。それを日本人が演じるのであれば、日本らしさをちゃんと出さなければいけないと思いました。セットデザインから衣装小道具に至るまで、自分がやるからにはこうありたいという思いがあって、小道具や衣装の方々とセッションを重ねて、なるべくオーセンティックな日本ものにしていきたいというところから始めました。スコーピオンに関しては、ゲームのイメージと日本らしさの融合を図らなくてはいけないということが、まず頭に浮かびました。
――冒頭でハンゾウとして見せるアクションシーンで留意されたことはありますか?
【真田】振り付けの段階から関わらせていただいたのですが、あそこは感情的なものが大事だと考えました。家族を殺されてすぐ後の戦いなので、ハンゾウが何のために戦っているかを観客が実感できるシーンにしたいと考え、監督やアクションコーディネーターと一緒になって作っていきました。
――アクションシーンを演じるにあたって事前にトレーニングなどはされたのですか?
【真田】日頃からやっている基礎的なものに加え、持久力を付けるために普段より少し長く走ったりしましたが、特に前もって準備はしていません。昔取った杵柄ですね。
――ハンゾウとスコーピオンとではどのように演じ分けようと思われましたか?
【真田】ハンゾウの時には忍者の統領らしく、そして家族を大事にする男という時代劇に登場するキャラクターを演じていきました。家族とともに自分も殺され恨みをもって地獄に落ち、スコーピオンとして帰ってきた時に同じ思いを引きずりながらも、見え方が違うようにしようと考えました。ハンゾウとスコーピオンとでは、戦い方も使う武器も違ってきます。映画全体を貫く存在でありながらも、それぞれの違いを感じられるようにしました。
――もちろんスコーピオンもご自身で演じられたのですよね。
【真田】はい。動きそのものがやはり違いが出てしまうので、殺陣に関しては自分でやりました。スコーピオンの衣装は結構重いので、地面での立ち回りは良いんですが、ジャンプしたり転がったりはかなり負担がありました。それでも向こうは容赦なく何テイクも撮りますから、暇さえあればストレッチをして撮影に臨みました。
――スコーピオンが繰り出す「Get over here!」のせりふで影現場が湧いたそうですが。
【真田】ゲームの中でも幾つかある有名なせりふの1つだそうで、セットでのリハーサルで1回目に言った時、スタッフやキャストの皆さんが大喜びしたんです。この時を待っていたという感じで拍手が起こりました。そんなに大事なせりふだったのかと気づかされました。やりがいという意味でも楽しかったですし、このリアクションを劇場で得られればいいなという思いで演じました。
――ライデンを演じた浅野忠信さんについてはいかがですか?
【真田】ライデンという役の意味合いを背負い、存在感を見せながらしっかりとストーリーテリングをしていく大事な役として、責任を果たしていたと思います。浅野さんとは同じ場面での出演はなかったのですが、現場で一緒になった時は互いのモニターを見に行ったり、待ち時間に雑談をしたりしていました。
――最後に『モータルコンバット』を観る人にメッセージをいただければ。
【真田】ゲームをしたことがある方もない方も、ともに楽しんでいただける作りになっています。是非ご覧下さい。
■『モータル・コンバット』
デジタルダウンロード先行販売中、デジタルレンタル中
Blu-ray・DVDは10月20日リリース(販売&レンタル)
Amazon.co.jp限定4K ULTRA HD&ブルーレイセット(1500セット限定/2枚組、7990円※税込)、Blu-ray&DVDセット(2枚組、4980円※税込)
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
MORTAL KOMBAT, the DRAGON LOGO and all related characters and elements are trademarks of and (c) Warner Bros. Entertainment Inc. Mortal Kombat (c) 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
――『モータルコンバット』というゲームのことや、演じられたハサシ・ハンゾウとスコーピオンというキャラクターについてはご存じでしたか?
【真田】知識として知っていましたが、自分でプレイしたことはなかったので、オファーをいただいてから研究しました。調べ始めてからとても有名で人気のあるキャラクターなんだということを知りました。自分は過去に忍者の役を結構やっていましたから、巡り巡って忍者の役がまた来たという驚きがありました。
――どのように演じられようと思われましたか?
【真田】ハンゾウはもともと日本人という役じゃないですか。それを日本人が演じるのであれば、日本らしさをちゃんと出さなければいけないと思いました。セットデザインから衣装小道具に至るまで、自分がやるからにはこうありたいという思いがあって、小道具や衣装の方々とセッションを重ねて、なるべくオーセンティックな日本ものにしていきたいというところから始めました。スコーピオンに関しては、ゲームのイメージと日本らしさの融合を図らなくてはいけないということが、まず頭に浮かびました。
――冒頭でハンゾウとして見せるアクションシーンで留意されたことはありますか?
【真田】振り付けの段階から関わらせていただいたのですが、あそこは感情的なものが大事だと考えました。家族を殺されてすぐ後の戦いなので、ハンゾウが何のために戦っているかを観客が実感できるシーンにしたいと考え、監督やアクションコーディネーターと一緒になって作っていきました。
――アクションシーンを演じるにあたって事前にトレーニングなどはされたのですか?
【真田】日頃からやっている基礎的なものに加え、持久力を付けるために普段より少し長く走ったりしましたが、特に前もって準備はしていません。昔取った杵柄ですね。
――ハンゾウとスコーピオンとではどのように演じ分けようと思われましたか?
【真田】ハンゾウの時には忍者の統領らしく、そして家族を大事にする男という時代劇に登場するキャラクターを演じていきました。家族とともに自分も殺され恨みをもって地獄に落ち、スコーピオンとして帰ってきた時に同じ思いを引きずりながらも、見え方が違うようにしようと考えました。ハンゾウとスコーピオンとでは、戦い方も使う武器も違ってきます。映画全体を貫く存在でありながらも、それぞれの違いを感じられるようにしました。
――もちろんスコーピオンもご自身で演じられたのですよね。
【真田】はい。動きそのものがやはり違いが出てしまうので、殺陣に関しては自分でやりました。スコーピオンの衣装は結構重いので、地面での立ち回りは良いんですが、ジャンプしたり転がったりはかなり負担がありました。それでも向こうは容赦なく何テイクも撮りますから、暇さえあればストレッチをして撮影に臨みました。
――スコーピオンが繰り出す「Get over here!」のせりふで影現場が湧いたそうですが。
【真田】ゲームの中でも幾つかある有名なせりふの1つだそうで、セットでのリハーサルで1回目に言った時、スタッフやキャストの皆さんが大喜びしたんです。この時を待っていたという感じで拍手が起こりました。そんなに大事なせりふだったのかと気づかされました。やりがいという意味でも楽しかったですし、このリアクションを劇場で得られればいいなという思いで演じました。
――ライデンを演じた浅野忠信さんについてはいかがですか?
【真田】ライデンという役の意味合いを背負い、存在感を見せながらしっかりとストーリーテリングをしていく大事な役として、責任を果たしていたと思います。浅野さんとは同じ場面での出演はなかったのですが、現場で一緒になった時は互いのモニターを見に行ったり、待ち時間に雑談をしたりしていました。
――最後に『モータルコンバット』を観る人にメッセージをいただければ。
【真田】ゲームをしたことがある方もない方も、ともに楽しんでいただける作りになっています。是非ご覧下さい。
■『モータル・コンバット』
デジタルダウンロード先行販売中、デジタルレンタル中
Blu-ray・DVDは10月20日リリース(販売&レンタル)
Amazon.co.jp限定4K ULTRA HD&ブルーレイセット(1500セット限定/2枚組、7990円※税込)、Blu-ray&DVDセット(2枚組、4980円※税込)
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
MORTAL KOMBAT, the DRAGON LOGO and all related characters and elements are trademarks of and (c) Warner Bros. Entertainment Inc. Mortal Kombat (c) 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
2021/09/29