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二宮和也主演の映画『浅田家!』 ワルシャワ&釜山国際映画祭に出品

 人気グループ・二宮和也が主演、妻夫木聡が共演する映画『浅田家!』(10月2日公開)が、『ワルシャワ国際映画祭』と『釜山国際映画祭』に出品されることが22日、発表された。

映画『浅田家!』がワルシャワ国際映画祭と釜山国際映画祭に出品決定(C)2020「浅田家!」製作委員会

映画『浅田家!』がワルシャワ国際映画祭と釜山国際映画祭に出品決定(C)2020「浅田家!」製作委員会

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 本作は、父、母、兄、自分の4人家族を被写体にユニークな家族写真を送り出している浅田政志氏の写真集『浅田家』と、東日本大震災で泥だらけになった写真を持ち主に返すボランティアに参加した浅田氏が、作業に励む人々を撮影した『アルバムのチカラ』の2冊の写真集が原案。物語は、4人家族の次男坊として育ち、幼い頃から写真を撮ることが好きで、写真家になった浅田政志(二宮)を主人公に、家族の「愛の絆」「過去と今」についてユーモアを交えながら“家族とは何か?”と深く問いかけている。劇中で妻夫木は政志の兄・幸宏を演じる。

 『ワルシャワ国際映画祭』は、1985年からポーランドの首都・ワルシャワで開催される世界15大映画祭のひとつ。10月9日から18日まで10日間の日程で、本作が出品される「国際コンペティション部門」は、同映画祭の最高賞(ワルシャワ・グランプリ)を選ぶ部門。世界各国から15作品が選出されており、これまで邦画が受賞したことのない最高賞を目指す。

 『釜山国際映画祭』は、1996年に創設され、アジア最大規模の映画祭。本作が出品される「オープンシネマ部門」は、人気・芸術性にとんだ新作や国際的に評価された6作品が選出され、メイン会場の野外スクリーンにて上映される。日程は10月21日から30日で、同部門では唯一の邦画作品となる。

 二宮は「映画『浅田家!』が、ワルシャワと釜山、2つの国際映画祭への出品が決定したこと、とてもうれしく思います」と笑顔。続けて「本来ならば僕も参加してそれぞれの国の皆さんと一緒に観たかったのですが、コロナの影響で今回それが叶わず残念です。“家族の絆”“写真のチカラ”と、とても普遍的なテーマのある作品なので、きっと楽しんでいただけると思います! こんな今だからこそ、この作品の持つ温かさと優しさが、海を越えて世界中に広がっていくことを祈っています」とコメントを寄せた。

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