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関ジャニ∞・大倉忠義、広瀬アリスと夫婦役 ドラマ初共演で“恐妻家”に「M心がうずきます」

 人気グループ・関ジャニ∞大倉忠義が来年1月からスタートするフジテレビ系木曜劇場『知ってるワイフ』(毎週木曜 後10:00)に主演することがわかった。大倉は同局ゴールデン・プライム帯連ドラに初主演。韓国の有料ケーブルテレビチャンネル・tvNで2018年8月に放送された原作ドラマをもとに、大倉は「結婚生活、こんなはずじゃなかった!」と悩める“恐妻家”の夫を演じ、妻役にはドラマ初共演となる広瀬アリスが起用された。

(左から)広瀬アリス、大倉忠義 (C)フジテレビ

(左から)広瀬アリス、大倉忠義 (C)フジテレビ

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 結婚生活5年目の主人公・剣崎元春(けんざき・もとはる)は恐妻・澪(広瀬)におびえながら「あの頃に戻って人生をやり直したい!」と嘆く日々を送っていた。そんなある日、突然過去にタイムスリップして妻を入れ替えてしまうところから始まるファンタジーラブストーリー。

 脚本は『救命病棟24時』や『僕の生きる道』『僕と彼女と彼女の生きる道』『僕の歩く道』の“僕生きシリーズ3部作”などを手掛けてきた橋部敦子氏。演出は『ゴーストライター』、『SUITS/スーツ』などを手がけてきた土方政人氏。すでに6月初旬にクランクインしており、現在撮影中となっている。

 ともに気遣いができなくなり、「なんでこの人と結婚してしまったのだろう」と共通の思いを抱く夫婦。結婚生活の不満と後悔をリアルかつコミカルに描きながら、「あの日、あの時に戻りたい」という悲痛な願いがかなってしまい、奇跡の人生を手に入れた主人公を通して、“自分にとって大切な人とはどんな人なのか?”“誰かと人生を生きていくとはどういうことなのか?”そんな夫婦の普遍的ともいえるテーマを問いかける。

 大倉は妻の剣幕にビクビクとおびえ、仕事終わりの帰り道にひとりため息をつく夫役に挑戦。また、タイムスリップして後輩に片思いをする大学生やお金持ちのお嬢様と結婚し、婿としてリッチな生活を送る姿など、人生が変わることによりさまざまな別の顔を魅せる。一方、広瀬は2児の母親として家事、育児、仕事に追われる毎日に疲れ切った姿からタイムスリップ後の世界では独身となり、一人の自立したキャリアウーマンを演じる。

 広瀬について大倉は「第一印象は…かわいい!(笑)」と率直に一言。バラエティー番組『関ジャニ∞クロニクル』(2015年)ですでに共演済みだが「僕としてはジョークのつもりだったんですけど、『かわいい、かわいい』言い過ぎてしまったようで…。見る方によっては本気で受け取られていたのではないかと気になっています(笑)」と心配する。

 「本人はめちゃめちゃ芸達者というイメージがあります。いろいろな役柄を演じてこられていますし、『関ジャニ−』の収録でもその場の空気を読み取って下さっていたのが印象に残っています。今回、一緒にお芝居させていただくのを楽しみにしていました。どれくらいのレベルで罵倒してくれるのか…M心がうずきますね。これもジョークです(笑)。いざ現場でご一緒させていただくと、とにかく明るい方。笑っているか、無か(笑)。オン・オフの切り替えがわかりやすい方でやりやすいです」と紹介する。

 一方広瀬は大倉について「もしかしたら、足元が3センチくらい浮いていらっしゃるのかも?と感じることがあります(笑)」と印象を明かし「というのも、お疲れの時は『僕、疲れています』という顔をなさるし、楽しい時は『今、すごく楽しいです』というのが伝わってきます。それが潔くて、やわらかな空気感を持っていらっしゃる方だなと思います。以前『関ジャニ∞クロニクル』でご一緒させていただいた時はわからなかったので、今回新たな一面を知ることができました」と話している。

■キャストインタビューコメント

<大倉忠義>
――今作の出演オファーを聞いていかがでしたか

実は『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』がフジテレビ連続ドラマ初出演でした。それまでオファーをいただけなかったので、“フジテレビに嫌われているんだ…”と勝手に思っていました(笑)。今回は2年ぶりの出演で、主演のお話をいただいて純粋にうれしかったです。

――企画について

最近は映画(『窮鼠(きゅうそ)はチーズの夢を見る』)も舞台(『蜘蛛(くも)女のキス』)も相手役が男性のことが多かったので、『あ、女性ともラブストーリーをやっていいんだ』と思いました。とはいえ、タイムスリップしているのでただのラブストーリーではないかもしれませんが(笑)。
台本を読む前に、原作ドラマを拝見したのですが、タイムスリップというファンタジーの設定ながらもドラマの世界観に入り込んで見てしまいました。主人公に『なにやってんねん!』とツッコミながら見ていたので、今回は僕自身がそう演じられるように意識しています。さまざまなキャラクターが登場するのでいろんな視点で見ることができますし、視聴者の方が自分自身に置き換えて『自分だったらどうするんだろう?』と考えながら見ていただけたらおもしろいなと思います。『こんな恋愛したいな』と憧れるラブストーリーというよりも、見てくださる方が自分事としてなにか考えていただけるきっかけになれるような作品だと思います。

――今回の役柄について

ひょっとしたら、元春のような方は多いのではないかと思います。自分はまだ結婚していないですけど、結婚したらケンカをするたびに“結婚しなきゃよかった”と後悔するだろうなと想像しました(笑)。だからこそ、既婚、未婚関係なく、誰にでもある感情でリアリティーがある役柄だと思います。“人生が変えられるならタイムスリップしたいな”と僕も考えたことがありますし(笑)。タイムスリップという展開がある中でも、リアルをめざして親近感を感じていただけるように演じています。

――初共演の広瀬アリスさんについて

第一印象は…かわいい!(笑)『関ジャニ∞クロニクル』(2015年)に一度ゲストで出演していただいたんです。バラエティー番組ですし、僕としてはジョークのつもりだったんですけど、“かわいい、かわいい”言い過ぎてしまったようで…。見る方によっては本気で受け取られていたのではないかと気になっています(笑)。
ご本人はめちゃめちゃ芸達者というイメージがあります。いろいろな役柄を演じてこられていますし、『関ジャニ−』の収録でもその場の空気を読み取って下さっていたのが印象に残っています。今回、一緒にお芝居させていただくのを楽しみにしていました。どれくらいのレベルで罵倒してくれるのか…M心がうずきますね。これもジョークです(笑)。いざ現場でご一緒させていただくと、とにかく明るい方。笑っているか、無か(笑)。オン・オフの切り替えがわかりやすい方でやりやすいです。

――視聴者の方へメッセージ
このようなご時世の中で、周りの大切な存在を改めて感じた方も多いのではと思います。ドラマを見て下さる方にとって、身近の愛している人だからこそもっと大事にしようと再認識できるようなきっかけになれればうれしいです。自分たちも考えながらやれたらなと思いますし、明るく楽しいドラマになればいいなと思います。

<広瀬アリス>

――フジテレビ初ヒロインとなる今作の出演オファーを聞いていかがでしたか

“ヒロインだ”と意識しすぎるとプレッシャーに負けてしまいそうになるのですが、純粋にうれしかったです。これまで夫婦という設定や恋人がいる役柄は演じたことがありますが、恋愛がメーンのドラマは25歳にして今回が初めてです。どんな作品になるのかな?と期待が膨らみました

――企画について

タイムスリップで過去にいって未来を変える物語なので、同じ役でもさまざまな年齢や人格に変化があったりするのが、すごくおもしろいなと思いました。さまざまな澪が登場するので、台本を読みながら、早く演じたいという思いが強くなりました。また、“過去に戻りたい、やり直したい”と考えるのは、誰もが一度は経験しているのではないでしょうか。私も常に思っています(笑)

――今回の役柄について

澪は真っすぐで、すごくエネルギッシュな人だなと思います。何事にも一生懸命な人だからこそ、多忙な毎日で余裕をなくし、元春に当たり散らしてしまいます。一方で、元春の態度や言動は思いやりに欠けるなと感じます。私も日常生活の中で、自分自身や愛犬にささいなことでイラッとしてしまうことがあるのですが、夫婦だと積もり積もるものも大きいはず。元春の何気ない一言に、“なんでそんなこと言われなきゃならないの!”と澪が怒ってしまうのも仕方がないと思います。
このドラマをごらん頂いた方が“自分は家族思いやりを持って接することができているかな”と考えるきっかけになれたらうれしいです。
また、若くして子供を産む役を演じたことはありますが、今回のように結婚、出産をして育児、家事、仕事をこなす母親役は初めてなので楽しみです。同時に、役作りをしながら、世の中のお母さんたちのすごさを改めて感じています。ふたりの子役たちと距離を縮めて、本物のお母さんに近づけるよう演じたいです。ちなみに、顔は濃くて私に似ています(笑)

――初共演の大倉忠義さんについて

もしかしたら、足元が3センチくらい浮いていらっしゃるのかも?と感じることがあります(笑)。というのも、お疲れの時は『僕、疲れています』という顔をなさるし、楽しい時は『今、すごく楽しいです』というのが伝わってきます。それが潔くて、やわらかな空気感を持っていらっしゃる方だなと思います。以前『関ジャニ∞クロニクル』でご一緒させていただいた時はわからなかったので、今回新たな一面を知ることができました。

――視聴者の方へメッセージ

過去にやり残したこと、やり直したいと思う人の葛藤、そして夫婦や親子、仕事などさまざまな人間模様をリアルに描いている作品です。ドラマをご覧いただいて、自分の身の回りにいる人たちへ思いやりを持って接することができているのか、改めて考えていただけたらと思います。あとは、登場人物たちの恋愛模様を純粋に楽しんでいただきたいです。

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