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小室哲哉、浜田雅功との名曲「WOW WAR TONIGHT」制作秘話「牛丼屋さんに…」

 2018年1月に芸能界引退を表明した音楽プロデューサー・小室哲哉氏(61)が、11日放送のTOKYO FM『TOKYO SPEAKEASY』(月〜木 深1:00)にゲストとして生出演。2年4ヶ月ぶりとなるメディア出演で、古市憲寿氏とトークを繰り広げた。

(左から)小室哲哉氏、浜田雅功(C)ORICON NewS inc.

(左から)小室哲哉氏、浜田雅功(C)ORICON NewS inc.

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 ダウンタウン浜田雅功との音楽ユニット“H Jungle with t”では、シングル「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント」(1995年)が大ヒット。古市氏が当時の混乱した状況と、新型コロナウイルス感染拡大による混乱が伝えられる今の雰囲気が似ていることから、同曲の意義が改めて高まっていると指摘すると、小室氏は「温泉とかカラオケとか、満員電車とか、この曲(の世界観)が全部クリアできたら、自粛が解除できるってことだよね」と語った。

 小室氏は、同曲の制作秘話として「大みそかに曲を作っていて、ひとりで年を越した後に牛丼屋さんにご飯を食べに行ったの。そうしたら、お兄ちゃんがひとりで(店を)回していたのね。僕がお金持ってこなかったから『ちょっと、スタッフを呼ぶから、待っていてくれる?』って言ったら『オレ払いますよ』って、おごってくれたの。結局、僕おごってもらったんだよね」と回顧。「そのことを考えながら帰って、それから詩を書いたの。ひとつの人物像を描いて。浜ちゃんと被ることもあるんだけど、その時は、その青年のことを描いて、その人の日常のことを描いた」と明かした。

 結果的に、同曲は大ヒットとなったが、小室氏は「特に共感してくれた人たちは、珍しく男性の人が多かったんじゃないかな。僕のイメージなんだけど、きっかけになってくれたのは、そのお兄ちゃんだと思う」と感謝の思いを伝えていた。

 2組のゲストによる深夜の生放送で台本がなく、ゲストがその日にしたい話題を自由に話すため、予想外の展開になったり、思わぬ話題が飛び出したりと、話題の同番組。11日のゲスト情報については、これまで「シークレットゲスト」とだけ記されていたが、この日小室氏の出演が明らかになった。

 番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。

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