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速水けんたろう活動復帰、ラジオで元気な声 “新型コロナ感染”体験談語る

 新型コロナウイルス感染により入院治療をし4日に退院していた、歌手で声優の速水けんたろうが16日深夜、TOKYO FMラジオ番組「コエ×コエ」(毎週土曜 深3:30〜)に出演。「活動復帰、第一弾」(自身公式ツイッターより)として、パーソナリティーの声優・羽多野渉&古賀葵と事前収録した電話での会話が流れて、「こんばんは、速水けんたろうです〜」と元気な声をリスナーに届けつつ、感染した当時のことを赤裸々に語った。

速水けんたろう

速水けんたろう

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 羽多野は「先日退院されたということで、早速、元気なお声を聴けてうれしいのですが、現在の体調はいかがですか?」と聞くと、速水は「本当にみなさんにはご心配をおかけしましたが、おかげさまですっかり元気になりました!」と報告した。

 症状も語り「腰がとにかく痛くて、激痛があって、それが最初の症状でした。顔色も悪いし『熱も測ったら?』と家族に言われて測ったら38度近くあって…。だけど翌日、平熱に一旦下がったんですよ。『何だったんだろ?』と思ったのですが、腰の痛みはとれなくて、夕方くらいにまた38度くらいまでに上がって…」と説明。

 「そこから熱が上がった状態が続いたので、土、日曜日挟んで月曜日に保健所へ『もしかしたら? そんなことはない』と思いつつも電話をして、保健所の指示で医療機関で診察して、検査をしたら翌日に陽性が判明して…」と経緯を伝えた。

 入院してからは「息が吸えない。息を吸うとむせるというか、そういうのが出てきて、ちょっと悪くなりかけたところで、先生から『アビガンを使いましょう』と。それを投与していただいてから、翌日くらいに熱が平熱になった。そこからは胸の苦しみやせきなどの症状がなくなっていき快方に向かった」と明かした。

 そして「今回申し上げたいのは、危険な最前線の中で惜しみなく治療や看護に取り組んでいる医療従事者のみなさんに感謝の言葉しかないです。ありがとうございました」と医療関係者に感謝。

 続けて「僕も『まさか』というのは語弊があるかも知れませんが、ちょっと油断しているところも正直あったかも知れないなと思うんです。(マスクや除菌を)神経質にやっていたつもりなのですが、外出を控えていたのですが、ちょっとたまたま出た時に何かのきっかけでどこかで、うつってしまったんだろうなと。神経質過ぎるくらいに、みなさまには気を付けていただきたい」と呼びかけた。

 一連の貴重な体験談を聞いて羽多野は「説得力がある言葉ですよね。『これってやりすぎじゃん』という風潮になりがちにですけど…」と話すと、速水は「そんなことはないです」とし、油断せずに気を付けていくことが大切だと訴えた。

 速水は4月3日に発熱症状が見られ、咽頭痛・せき・痰・体の痛みなどの症状が続いたため、4月6日に居住地近くの医療機関を受診。胸部レントゲンでは所見なしの診断であったものの、PCR検査を受診するに至り、4月7日午後に陽性が判明したと、所属事務所・81プロデュースが報告。今月7日にサイトでは「新型コロナウイルス感染により入院治療をしておりました、速水けんたろうですが、5月3日(日)のPCR検査で2回連続の陰性が確認され、5月4日(月)夕方に退院致しましたので、ご報告申し上げます」と伝えられている。

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