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ポケモン新作映画は”ポケモンが人間を育てる”物語 色違いのセレビィ登場
 人気アニメ『ポケットモンスター』のシリーズ23作目となる完全新作映画『劇場版ポケットモンスター ココ』(7月10日公開)の新情報が28日、公開された。解禁された最新予告映像では、幻のポケモンで色違いのセレビィ、27日に存在が明かされたばかりの幻のポケモン・ザルードが登場。そして、タイトルの”ココ”がポケモンに育てられた少年だったこと、さらに、ザルードが、ココを育てた父親だったことが明かされた。

『劇場版ポケットモンスター ココ』のポスタービジュアル

『劇場版ポケットモンスター ココ』のポスタービジュアル

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 アニメ『ポケモン』シリーズの2年ぶりの完全新作となる同映画は、ジャングルを舞台に主人公・サトシとピカチュウが、ポケモンに育てられた謎の“ニンゲン”と出会う物語。

 最新映像では、ジャングルの中でツタを自在に操り動き回る謎の人物の正体が”ココ”と判明し、自身を育てたポケモン・ザルードに対して「父ちゃん」と呼んだり、通常の緑色とは違うピンク色のセレビィの姿を見ることができる。

 今までポケモン映画で描かれてきたのは、トレーナーである人間とポケモンとの絆の物語だったが、本作では、なぜココはポケモンとして育ったのか、そしてザルードはどうしてココを育てたのかと”ポケモンが人間を育てる”という新しいカタチの絆を描いた物語となる。

 なお、ザルードは、ゲーム最新作『ポケットモンスター ソード・シールド』(公式略称:ポケモン剣盾に登場する新たな幻のポケモンで、きのう、公式サイトにて存在が発表されたばかり。高さ1.8メートル、重さ70キロ、タイプは「あく・くさ」のわるざるポケモンで、密林の奥地で群れを作り暮らしており、仲間以外に対しては、敵意をむき出しにして、問答無用で攻撃を仕掛けるため、森に暮らす他のポケモンたちからは恐れられている“乱暴者”。バトルでは、木の幹や枝を駆使して敵に襲いかかり、鋭い爪で切り裂くなど、俊敏さを活かした戦いを得意としている。

 映画の監督は、21作目『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』やテレビアニメ『ポケットモンスター』XYシリーズを担当した矢嶋哲生氏、脚本は矢嶋氏のほか同じくXYシリーズ、映画『ONE PIECE STAMPEDE』などを手掛けた冨岡淳広氏が務める。なお、映画タイトルはポケモン映画史上、最も短いものとなっている。

■あらすじ
人里から遠く離れたジャングルの奥地。そこによそ者が足を踏み入れることを許さない、厳しい掟で守られたポケモンたちの楽園、オコヤの森があった。その森で、幻のポケモン・ザルードに、ポケモンとして育てられた少年ココ。自分のことをポケモンだと信じて疑わないココは、ある日、サトシとピカチュウに出会い、初めての「ニンゲンの友達」ができる。自分は【ポケモン】なのか? それとも【人間】なのか?オコヤの森に危機が迫った時、ポケモンと人間、親子の愛が試される。

■キャスト情報
サトシ:松本梨香
ピカチュウ:大谷育江
ムサシ:林原めぐみ
コジロウ:三木眞一郎
ニャース:犬山イヌコ
ナレーション:堀内賢雄

■スタッフ情報
原案:田尻智
監督:矢嶋哲生
脚本:冨岡淳広、矢嶋哲生
アニメーション制作:OLM
製作:ピカチュウプロジェクト
配給:東宝

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