女優の石原さとみが4月スタートのフジテレビ系木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(毎週木曜 後10:00)に主演することが決定した。日本の連ドラ史上初となる、病院薬剤師の主人公を演じる石原は「薬剤師というお仕事をもっと多くの人に知っていただきたいと思います」と使命感を燃やす。「私自身、初めて知って驚いたことがたくさんありました。そして、夢物語ではなく、きちんと現実を伝えていけたらと思います。実際に薬剤師として働く方にとって、『明日もがんばろう』という活力になれたらうれしいです。そして、世の中で働く皆様に“諦めないこと”、“人を大切にすること”というメッセージが伝わるよう精いっぱい頑張りたいと思います」とコメントを寄せている。
薬剤師の役割は、医薬品全般における豊富な知識を生かし、医師の処方箋に基づく調剤や服薬指導、医薬品の管理・販売を行うこと。医師の出す処方箋に唯一異議を唱えることができる薬剤師は、患者にとって“最後の砦(とりで)”ともいえる重要な存在だ。“アンサング”とは「褒められない」という意味。医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、“縁の下の力持ち(=アンサングヒーロー)”として患者のために奮闘する病院薬剤師たちの、まだ誰も知らないヒューマンドラマを描く。
石原演じる主人公、葵みどり(あおい・みどり)はキャリア8年目の病院薬剤師。「薬は患者の今後の生活につながるからこそ、その人自身を知る必要がある。それが、薬剤師にとって何より大切だ」という信念を持つあおいは、患者ひとりひとりに深入りして時間を掛けすぎてしまい叱られたりしつつも、患者の“当たり前の毎日”を取り戻すため、チャームポイントのお団子ヘアを揺らしながら、患者に真摯(しんし)に向き合っていく。
原作は2018年より『月刊コミックゼノン』(徳間書店)で連載中の『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』(荒井ママレ作/医療原案:富野浩充)。薬科大学生の間では薬剤師の現状を知るためのバイブルとしても活用されている。そして脚本を務めるのは日曜劇場『グランメゾン東京』(19年、TBS)の黒岩勉が務める。クランクインは2月末予定。
薬剤師のイメージについて石原は「薬局で“お薬を渡してくださる方”という印象で、一体どういうお仕事をされているのか具体的には知りませんでした。今回ドラマのお話をいただき原作を読んで、仕事内容の大変さに驚きましたし、薬剤師は“薬で命を助ける専門家”なんだと痛感しました。私自身、ドラマで医師や看護師を演じた経験はありますが、薬剤師が登場人物として描かれることはほとんど無かったのではないでしょうか。患者に寄り添う大切な存在なのに知らないことばかりでした」と驚いたそう。
衣装デザインも自ら考案に加わり「機能的でスタイリッシュながらも、どこかかわいさもあり、自然に身にまとうことができています」と袖を通した感想を明かす。「白衣だと医師や看護師と見分けがつかなくなってしまうのでデザインの違いを意識しました。というのも、私の友人の薬剤師が、“院内で医師と間違われてはいけないので、服装がかぶらないように徹底している”と教えてくれたんです。このドラマを通じて、薬剤師にもユニフォームがあることが浸透してくれたらうれしいです」と話している。
原作の荒井氏は「この作品を立ち上げるとき何人もの薬剤師さんに取材させていただきましたが、皆さん必ず“薬剤師が主役で大丈夫ですか…?”とおっしゃっていました。医療モノは数あれど、薬剤師はほとんど出てきません。けれど、そんな“縁の下の力持ち”たちが必死に働く日常を掬(すく)い上げてこの作品は生まれました。ドラマならではの『アンサングシンデレラ』が見られること、一人の視聴者として楽しみにしています!」と期待を寄せている。
薬剤師の役割は、医薬品全般における豊富な知識を生かし、医師の処方箋に基づく調剤や服薬指導、医薬品の管理・販売を行うこと。医師の出す処方箋に唯一異議を唱えることができる薬剤師は、患者にとって“最後の砦(とりで)”ともいえる重要な存在だ。“アンサング”とは「褒められない」という意味。医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、“縁の下の力持ち(=アンサングヒーロー)”として患者のために奮闘する病院薬剤師たちの、まだ誰も知らないヒューマンドラマを描く。
石原演じる主人公、葵みどり(あおい・みどり)はキャリア8年目の病院薬剤師。「薬は患者の今後の生活につながるからこそ、その人自身を知る必要がある。それが、薬剤師にとって何より大切だ」という信念を持つあおいは、患者ひとりひとりに深入りして時間を掛けすぎてしまい叱られたりしつつも、患者の“当たり前の毎日”を取り戻すため、チャームポイントのお団子ヘアを揺らしながら、患者に真摯(しんし)に向き合っていく。
原作は2018年より『月刊コミックゼノン』(徳間書店)で連載中の『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』(荒井ママレ作/医療原案:富野浩充)。薬科大学生の間では薬剤師の現状を知るためのバイブルとしても活用されている。そして脚本を務めるのは日曜劇場『グランメゾン東京』(19年、TBS)の黒岩勉が務める。クランクインは2月末予定。
薬剤師のイメージについて石原は「薬局で“お薬を渡してくださる方”という印象で、一体どういうお仕事をされているのか具体的には知りませんでした。今回ドラマのお話をいただき原作を読んで、仕事内容の大変さに驚きましたし、薬剤師は“薬で命を助ける専門家”なんだと痛感しました。私自身、ドラマで医師や看護師を演じた経験はありますが、薬剤師が登場人物として描かれることはほとんど無かったのではないでしょうか。患者に寄り添う大切な存在なのに知らないことばかりでした」と驚いたそう。
衣装デザインも自ら考案に加わり「機能的でスタイリッシュながらも、どこかかわいさもあり、自然に身にまとうことができています」と袖を通した感想を明かす。「白衣だと医師や看護師と見分けがつかなくなってしまうのでデザインの違いを意識しました。というのも、私の友人の薬剤師が、“院内で医師と間違われてはいけないので、服装がかぶらないように徹底している”と教えてくれたんです。このドラマを通じて、薬剤師にもユニフォームがあることが浸透してくれたらうれしいです」と話している。
原作の荒井氏は「この作品を立ち上げるとき何人もの薬剤師さんに取材させていただきましたが、皆さん必ず“薬剤師が主役で大丈夫ですか…?”とおっしゃっていました。医療モノは数あれど、薬剤師はほとんど出てきません。けれど、そんな“縁の下の力持ち”たちが必死に働く日常を掬(すく)い上げてこの作品は生まれました。ドラマならではの『アンサングシンデレラ』が見られること、一人の視聴者として楽しみにしています!」と期待を寄せている。
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2020/02/05