文学、映画・演劇、新聞、放送などの文化活動で創造的業績をあげた個人・団体に贈られる『第67回菊池寛賞』の贈呈式が6日、都内で行われた。今回受賞したNHK『おかあさんといっしょ』からは、NHKエデュケーショナルこども幼児部統括部長の古屋光昭氏らが代表で登壇し喜びを語った。
古屋氏は「『おかあさんといっしょ』は、子育てするお母さん自身がほっとしたり、お兄さんお姉さんたちの頑張っている姿に自分を重ねたり、番組と視聴者が近いものだと思います」と分析。「近年、子育てへのプレッシャーや孤立の問題が言われていて、番組にシンパシーを感じてくれている人が増えていると感じます。子育ての道具のひとつとして、伴走者として捉えてくださっている。それはすごくうれしいこと」と視聴者の反応を喜ぶ。
続けて「子どもを引きつけるために見せ方には工夫をしています。毎年ブラッシュアップもしています。出演者の方々だったり、人形劇の中のノウハウなども番組の中でバトンを受け渡している。60年間番組が続いてきたのは、出演者の方の力だったり、歴代の先輩、後輩の人たちの『子どものために作る』という姿勢を貫き通してきたのが、60年という数字になったと思います」と結んだ。
選考顧問の池上彰氏は「選考委員の中でも自分の子どもが小さかったときにお世話になり、いまは孫がお世話になっているという方がいます。多くの子どもたち、親を楽しませて勇気づけてくれた。さらに、その時々で最新の専門家と考えて常に新しいものを作られている」と選考理由を話していた。
そのほか、小説家・浅田次郎氏(67)、バレリーナの吉田都氏(53)、1959年に放送を開始したNHK『おかあさんといっしょ』、海軍史研究家・戸高一成氏(71)、PHP研究所、ラグビー日本代表チームが選出された。
古屋氏は「『おかあさんといっしょ』は、子育てするお母さん自身がほっとしたり、お兄さんお姉さんたちの頑張っている姿に自分を重ねたり、番組と視聴者が近いものだと思います」と分析。「近年、子育てへのプレッシャーや孤立の問題が言われていて、番組にシンパシーを感じてくれている人が増えていると感じます。子育ての道具のひとつとして、伴走者として捉えてくださっている。それはすごくうれしいこと」と視聴者の反応を喜ぶ。
続けて「子どもを引きつけるために見せ方には工夫をしています。毎年ブラッシュアップもしています。出演者の方々だったり、人形劇の中のノウハウなども番組の中でバトンを受け渡している。60年間番組が続いてきたのは、出演者の方の力だったり、歴代の先輩、後輩の人たちの『子どものために作る』という姿勢を貫き通してきたのが、60年という数字になったと思います」と結んだ。
選考顧問の池上彰氏は「選考委員の中でも自分の子どもが小さかったときにお世話になり、いまは孫がお世話になっているという方がいます。多くの子どもたち、親を楽しませて勇気づけてくれた。さらに、その時々で最新の専門家と考えて常に新しいものを作られている」と選考理由を話していた。
そのほか、小説家・浅田次郎氏(67)、バレリーナの吉田都氏(53)、1959年に放送を開始したNHK『おかあさんといっしょ』、海軍史研究家・戸高一成氏(71)、PHP研究所、ラグビー日本代表チームが選出された。
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2019/12/06