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木村大作監督、撮影規制に“怒りスピーチ”「何もさせてくれない!」

 人気グループ・V6岡田准一が主演を務めた映画『散り椿』が、第5回『JFCアウォード』の「最優秀賞」を受賞した。9日、都内で行われた授賞式に木村大作監督、臼井真之介プロデューサーが登壇した。

撮影規制に“怒りスピーチ”をした木村大作監督 (C)ORICON NewS inc.

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 受賞者としてステージに立った木村監督は、開口一番「うるさいよ!」と、会場後方で談笑を続ける関係者に一喝。その後も受賞そっちのけで「文化庁、日本政府、そして東京都の小池百合子都知事、ごあいさつしたけど、東京都なんて映画の撮影にうるさくてしょうがない。何もさせてくれない!」と苦言を呈した。

 続けて「アメリカに行くとニューヨークのど真ん中、ロスのど真ん中、欧米でもど真ん中で警察官が交通整理して、銃撃戦を撮影してますよ。アメリカは、日本と違って映画を文化、世界に発信するものとして考えてる」。スピーチに熱を込めながら「映画を文化と思って協力してもらいたい」と締めていた。

 同アワードは、全国各地で優れたロケーション資源の開発や市民と一体となった撮影支援、映像作品の活用による地域活性化に向けて日々奔走する団体を表彰するもの。

 最優秀賞に選ばれた映画『散り椿』は、富山、彦根、長野にて全編オールロケを敢行。“美しい自然”と木村監督こだわりの“美しい画”、岡田ら豪華俳優陣による“美しい佇まいと生き様”が全編通して描かれた様を切り取っている。

 そのほか「優秀賞」に橋口泰史氏、映画『孤狼の血』、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、映画『翔んで埼玉』が選出された。

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