“コント芸日本一”を決める『キングオブコント（KOC）2019』準決勝後の会見が6日、都内で行われた。昨年同様、決勝進出10組は21日の午後6時55分からTBS系で生放送される決勝戦の中で発表されることから、昨年からダウンタウンの浜田雅功とともに番組のMCを務めている葵わかな、大会アンバサダーを務めるバイきんぐが出席し、見どころを語った。

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　準決勝を客席から見守ったという小峠英二は「みんな面白かった。今年一番おもしろかった34組なのでね。ウケとかいろいろありますけども、僕がめちゃくちゃ面白いと思ったのは、どぶろっく、ネルソンズ、そいつどいつ。やっぱり、ネタの構成・設定もありましたけど、ウケていましたね」と絶賛。「GAGもウケていましたね。お笑い界もおじさん化と言われている中で、今回は若い人たちが多いっていうのはいいと思いますね」と新星の台頭に期待を寄せると、葵も「私もそいつどいつさん、GAGさんすごく好きです。あとは、ビスケットブラザーズさんが、きのうときょうのネタが180度違っていて、それが面白かったですね」と声を弾ませた。

　若手芸人たちを中心に構成される『有田ジェネレーション』（毎週月曜　深0：58）に出演している小峠だが「僕でも（準決勝進出者の）たぶん半分、3分の1くらいは知らなかったかもしれないですね。非常にいい大会になるんじゃないかな。本番はなんか場が荒れるんじゃないでしょうか」と力説。相方の西村瑞樹が「今年もツワモノそろいですよ。AGA」と真顔で語ると、すかさず「それ、髪の毛生やすやつだろう！　GAGだよ。お前、別に仕事もなかったのに、1組も見てないだろう。信じられない冒涜（ぼうとく）だよ」とたたみかけるようにツッコミを入れた。

　自身も同大会で優勝したことをきっかけに、一躍ブレイクを果たしたが「キングオブコントで人生が変えさせてもらって、やっとお笑いで食えるようになった。とんでもない、一番でかいチャンス。これはなんとかつかんでいただきたい。単純なもんで、面白ければウケますし。緊張する人はするのでね、人生変えてやるぞくらいの勢いで挑んだらいいんじゃないでしょうか」とアドバイス。「僕らが出た時は、とりあえず、ダウンタウンさんに見てもらうことが、バイきんぐという存在を知ってもらえたっていうだけで高ぶりましたね。もう思いっきりやるしかないですよ」と熱っぽく訴えていた。

　プロ・アマ、芸歴問わず、所属事務所の垣根を越えてエントリー可能な同コンテスト。優勝賞金は例年通り1000万円。ネタの披露時間は、1回戦と2回戦は2分、準々決勝・準決勝・決勝は5分で、過去の準決勝進出者は1回戦が免除され、2回戦からの出場、過去の決勝進出者は2回戦が免除され、準々決勝からの出場となる。

　準決勝と決勝は同じ2ネタを披露し、決勝戦には予選を勝ち抜いた10組（予定）が進出。決勝戦のファイナルステージ進出は3組（予定）で、2ネタの合計得点で勝敗を競う。

■『キングオブコント（KOC）2019』準決勝進出34組（※50音順）
相席スタート、アイロンヘッド、いかすぜジョナサン、うるとらブギーズ、エンペラー、蛙亭、かが屋、カゲヤマ、空気階段、クロスバー直撃、コウテイ、コロコロチキチキペッパーズ、THE GREATEST HITS、ザ・マミィ、サンシャイン、さんだる、GAG、ジェラードン、ジャルジャル、そいつどいつ、ゾフィー、チョコレートプラネット、どぶろっく、ななまがり、ネルソンズ、パーパー、ビスケットブラザーズ、ファイヤーサンダー、藤崎マーケット、マヂカルラブリー、やさしいズ、や団、ロングコートダディ、わらふぢなるお