女優の筒井真理子と俳優の池松壮亮が2日、都内で行われた映画『よこがお』（26日公開）完成披露上映会に登壇。劇中でのベッドシーンを振り返った筒井は池松との「絡みのシーンも楽しかったです」とにっこり。これに池松はうつむきながら照れ笑いを浮かべていた。

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　映画のタイトルにちなみ、共演者の“よこがお”を聞かれた筒井。池松との初共演を楽しみにしていたことを明かし「お会いするとき、さわやかにすてきにあいさつしたかったんですけど、私が本当に追い込まれているシーンがはじめましてだったんです。テイクも重ねていたので、涙目でいっぱいになってしまったんですけど、本当に大人で優しくしてくれました」と池松の優しさに微笑んだ。

　対する池松は「撮影前に筒井さんに『キャベツをたくさん食べたけど気にしないでください』と言われて、僕がどうこう言うわけではないんですが、本番始まったら、まあキャベツ臭くて、チャーミングな一面が見られました」と筒井とのやり取りを振り返った。

　さらに、きょうはほぼ同時刻に新海誠監督の最新作『天気の子』の製作報告会見が開かれたことから、筒井が「マスコミの方もファンの方も来ないんじゃないかと思ってました」とするも「来てくださってありがとうございます」と集まった観客と報道陣に感謝していた。

　この日は、市川実日子、須藤蓮、小川未祐、深田晃司監督も出席した。

　同映画の主人公・市子（筒井）は、訪問看護師として周囲からの信頼は厚く、中でも大石家の長女・基子（市川）には介護福祉士になる勉強も見ていた。ある日、基子の妹・サキ（小川）が行方不明になり、無事に保護されるも市子が事件との関与を疑われる。ねじ曲げられた真実と予期せぬ裏切りによって仕事を奪われ、さらには恋人との結婚も破断になる。すべてを奪われた市子は葛藤の末、復讐を心に誓い“リサ”としてある男の前に現れる。